まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1669

2023年07月30日 |  マツタケの林地栽培 

7月29日(土)第847回 活動報告

出席者は、橋本、関、大島、前田、松浦、内田、宮崎、ハイン、松本、河原、三輪、柴山、の12名の皆さんでした。

今日の、京都市の最高気温は38.1℃(観測値:中京区西ノ京船塚町)、テレビでは連日「危険な暑さ」「熱中症警戒アラート」「不要不急の外出は避けて!」

「水分補給を十分に」・・と、繰り返し訴えていました。 内田代表の通知メールにも、暑さ対策、独り作業の禁止など、留意事項が指示されています。

この先も高温の日は続く予報ですが、活動日としては、今日か、来週あたりが最高気温になるかも。 とにかく暑い、熱い酷暑日でした。

で、作業現場に入ったのは、ヤマガラ班(4名)、宮崎班(4名)、香川山班関さんで、他の班はお休みでした。

 

基地に着き、早々に前田さんに案内されたのが、アナグマによる被害現場!!    (因みに、アナグマはイタチ科、タヌキはイヌ科です)

菜園入口の扉を左右にゆすり、隙間から強行突破、その扉にはボルトのロックも設置していたのだが、2回の侵入を許す羽目に。

   → 扉を補強!

扉が補強されると、今度はステンレスの針金が組まれたネットを食いちぎり、侵入!

   → 2cm厚の板で補強!

その板も、想像を絶する強力な力(引っ張る)で、外して、侵入!  一連で、6回の侵入!

   →  更に厚い板(4cm~)に取り替えて、今日以降、どうなるか・・・?

侵入により、菜園の被害状況は、里芋等、ほぼ壊滅状態!! 絶望的被害!!   残ったのは、トウガラシ、ヘチマ、ネギ 。

土壌も、広範囲に、ミミズを食べ尽くす程にでんぐり返されていました。

(写真は、順に、  補強された扉、扉のロックするボルト、食いちぎられたステンレス針金が組み込まれたネット、侵入して抜けた出口、外された2cm厚の板、

 更に4cm厚の板に替えて補強した今朝の状況、荒らされた菜園、 1本だけ里芋の茎が残っている )

 

ヤマガラ班

D地区で、除いた雑木の搬出作業、直射日光の中、気温は40℃をどれくらい超えているだろうか? すごい気迫です。

 

宮崎班

この辺り、山ヒルに襲われた場所、木の上からも襲われるかもと、枝のない場所で、戻る前の一休み、日陰の林道は心地よい。

 

昼食を済ませ、静かにジッと、・・・帰宅準備に、保全作業に、それぞれ・・。

 

香川山班

シロ周辺の保護。 写真は撮れていません、すみません。

 

いつも気になる、ミツバチの巣、順調に増殖中!

ハインさん、ミツバチを愛しむようにジッと見つめて、その場を離れません。

天敵スズメバチが飛来し、箱の側面に、 やがて離れていきました。

 

次回、8月4日(金)は、恒例、暑気払いのお祭り、楽しみましょう!!

                           (記 大島)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1668

2023年07月22日 |  マツタケの林地栽培 
7月21日(金)第846回 活動報告
参加者:大島、仲間、松浦、橋本、前田、三輪、川本、吉川、周田、内田、大久保、北村、河原、中野、TAKE、VERA、吉村、まりこ、シバヤマ、関 の計20名です。
 
近畿地方の梅雨明け宣言が昨日あり、すっきりと晴れた一日になりました。暑い中でも20名の参加です。
今日は昼食のある日です。朝早くから準備です。
 
山に行く人も下ごしらえをしています。これをしないと山に行けないという話も?
 
陽射しを遮るため、マツタケの期待できそうなところに遮光ネットを張りました。
 
マツタケの発生に重要な地温を測るため、温度計を埋めています。
左の方の赤い手袋で持っている白い筒が温度計です。Bluetoothでデータを送ってスマホで受けることができ、その設定もしています。便利なものですが、さすがにこの近くに来ないとデータは得られないです。
 
川本班は陽射しを遮るものがない暑い中、下草刈りです。
 
川本さんはクーラーボックス持参で、タオルも冷やしていました。良いアイデアです。
 
ヤマガラ班はD地区で、マツの周りの伐採木の整理です。ここはシカよけネットに囲まれていて、ヒルは出ないそうです。
 
川本班の隣りの澤田山は、三品班が6~7年ほど前に整備しましたが、その後、他の木が大きくなり、下草も茂っています。
 
先日、試みにごく一部の補整を作業をしましたが、だいぶきれいになりました。どこまでできるか分かりませんが、マツ以外の伐採や下草刈りをしようと思います。
 
写真は撮れませんでしたが、三輪班は林道の溝掃除をしました。
 
昼食は冷麺と和え物、ヨーグルト付きです。
 
麺をゆでたり、野菜などをトッピングしたりして、結構手間がかかるようです。
 
暑いので、皆さん日影を選んで座っています。
 
3月に植えたベースキャンプ裏山の耐性マツは元気に育っています。
 
枯れているものも数本はあります。
 
幹が折れているものも2本ありました。シカのせいでしょうか。
ただ、折れても下の方の葉は青々としていますので、大丈夫かもしれません。
 
最近になって、これまで珍しかった上の方でも、実生のマツが目立つようになりました。
 
ミツバチの巣箱も、設置当初に比べると、だいぶ高層化してきました。暑い中、ミツバチも元気に働いています。
 
今日は一日中、青空の広がる夏空でした。
 
写真を撮るのを忘れましたが、畑にアナグマがまた侵入し、里芋が全滅したそうです。
                       (北村 記)
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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1667

2023年07月15日 |  マツタケの林地栽培 

7月15日(土) 第845回活動報告

 曇りがちの蒸し暑い1日で、軽作業もしくは班によっては休業のところもありました。
本日の参加者は、橋本、関、前田、松本、川崎、大島、三輪、周田、北村、仲間、福田、西川、内本、吉川、内田、宮崎、柴山の17名のみなさんでした。
 久しぶりに若い学生さんの参加もあり、案内役の班では心なしかいつも以上に活気が感じられました

 最近、毎週のようにヒルの目撃、あるいは被害が続いています。今日も玉城山で目撃がありました。

筆者も帰宅して着替えていたら足の脛をやられていました。

ヒルはしこたま血を吸って既に退去した模様で、衣服などを点検しましたが見当たりませんでした。山では全く気付いていませんでした。長ズボンにブーツ状の安全靴、さらにスパッツまで着用していたのですがやられてしまいました。隙間から潜り込まれたようです。
9月頃まではヒルの活動が活発な時期が続くと思われます。みなさん、お気をつけ下さい。

<澤田山 ヤマガラ班>
初参加の学生さんに活動地の自然環境の説明とD区周回路整備の継続作業。

槙野万太郎ならぬ前野勲太郎指導員より整備作業や植生の説明。


タムシバの葉を噛むとチューインガムのような芳香がするとのこと。
筆者も噛んでみました。ロ○テグリーンガムみたいな味でした。

初参加の学生さんもお試し。お味はいかがでしたか?
若いうちは何事にも挑戦して経験を積みましょう。

<澤田山 川本班>
大島さんが粗朶類の掃除、整理中。アカマツ林も順調に回復しています。

斜面左手~上部は主に植樹された耐性苗。
右手のやや大きい幼松群落は右にそびえ立つ大きなアカマツの子たちでしょうか?


<澤田山 山田班>
今日は休業。

<玉城山 宮崎班>
班長のブログ取材に付き合って各班の活動状況視察と自然観察がてら巡回
ほぼ休業?。何を仰るウサギさん、サボってたわけではありませんよ💦。

玉城山沢沿いの林道でサワガニとヒル(先述)発見。

何やら怪しげなキノコ。おまん、誰じゃ?まさか新種!?んなわけないか
分かった方はコメント欄へ。正解者にはマツタケ....出ませんけど
宿主はカシ系と思われる枯れ枝。

裏は針状です。ちょっと見にくい写真ですが。


繁見峠の表出地層。
陶土に適してそうな粘土層(白っぽい筋状)が見られます。
以前もレポートされていますが、このところの雨に洗われて一層くっきりと見えました。
ちなみに、詰まりを点検して歩いた林道の雨水対策溝も雨に洗われてか案外、きれいになっていました。人力で掃除して回るのは大変だけれど、自然の力は良くも悪くも偉大でした。


繁見峠の半夏生。
表が白い葉の裏は緑のまま。観察者のみなさんも半夏生
なにもわざわざ白くしない方が光合成には有利な気がするのですが何故でしょう?
「白い葉で虫を誘引して受粉しやすくするため」なんて、もっともらしいけどこじ付け的な解説もありますが。「白い葉だけ取り除いたもの(あるいは緑色に着色)とそのままのものとで受粉率を比較する実験」をすれば真偽のほどが判明しそうですが、そんな実験、誰かやった人いるのでしょうかね?
あなたのお考えは?コメント欄へ


ヤマガラD区のサルトリイバラの実。結構大きめ。秋に熟すのが楽しみ?


<香川山>
関さんよりそろそろ秋のマツタケ発生に向けての環境準備の提案があり相談がされました。
近々、稲わらや寒冷紗などでアカマツ林のマツタケ発生適性地温維持、保湿対策を行います。

今日は給食は無し。お弁当の日(保育園か^^;)。


メンバーの高齢化とともに菜園にも”耕作放棄地?”が増えてきました。
やってみたい方、今がチャンスですよ。

熱心に菜園、果樹園の世話をされていた故ありさんの遺されたブドウ園。
橋本さんが引き継いで?手入れされていました。

(宮崎 記)

     

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1666

2023年07月08日 |  マツタケの林地栽培 

7月7日(金)第844回 活動報告

メンバー 前田 河原 大島 ムラギシ 橋本 川本 三輪 西川 中野 𠮷村 吉川 シバヤマ 宮崎 北村 内田 川崎 松本 まりこ TAKE  VERA 松田 周田  計22名

 

蒸し暑い日の中、各班いつも通りの活動です。

川本班 松の周りの草刈りと松の剪定作業 Oさん曰く「 “鎌鋸刃”はうまく使えば重宝しますよ」と。

上部の今年植えた松も順調に生育中。「頑張れよ」とつい声をかけてしまいます。

旧三品班 以前手入れした、沢田山の世話を二人で作業。山を見ながらどのように世話をしたらいいか思案?その後作業を開始。

ヤマガラ班 Dブロック以前あった周回道を復活すべく伐採した木の撤去と草刈中。

宮崎班 松の周りの草刈りと松の剪定。初期に整備されたエリアの山道を久しぶりに下りていきました。

帰路 ゲート~繁美峠間の崖面に白い粘土層を見に行きました。良い粘土だそうです。岩倉焼挑戦!

昼ごはん 町の洋食レストランに引けをとらない手作り味噌汁付きとんかつ。美味しかった!! 希望すればおこげのごはんも食べれました。

 

 

 

縁の下の作業

焼却炉のリニューアル。ドラム缶に穴をあけて置換。

今日は七夕。 

暑い夏も本格化 まめに水分補給をし無理せず作業を行いましょう。(ブログ担当 西川)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1665

2023年07月01日 |  マツタケの林地栽培 

2023年 7月1日 (土)  第843回活動報告

九州、中国、四国地方に”線状降水帯”の警報が、近畿にも大雨注意報が発令されていました。

小雨模様が基地に着くと本降りに、出席者は 前田、橋本、吉川、河原、川本、仲間、大島、内田、西川、柴山、三輪 の11名の皆さんでした。

どなたも、現地作業には行かず、基地内に留まり、・・・・・散会しました。

 

ブルーシートの下、雨を避け、テーブルに集い、歓談。

 

仲間さん、ミツバチの巣箱の点検。この巣箱、入口付近にミツバチの気配がない、雨で巣の中に籠っているのだろうか?

入口の蓋を開け、中の様子を調べる。内側にスマホを差し込み、上部に重なる巣の状況を写す。

 

更に二ツ目の巣箱へ。 こちらの巣箱、ミツバチが入口の蓋にぎっしり、

その蓋を開けると、中にはミツバチが詰まっていました。この中にスマホを差し込み、巣の状況を写して、確認。

それまで、おとなしく、静かだったミツバチが暴れ始め、その内の1っ匹が、反撃に、”チクリツ” !!。

 

5月に、5本の耐性松の苗木を、基地に植樹した。

”基地”故に、苗木は人間が行き交う過酷な条件下にあって、今は2本が残って根付き、伸び始めている。

 

Uさんが、挿し木して育てた ”ヤマブドウ" の 苗木を 先々週、基地に3本植樹した。 鹿避けに、金網で囲っています。

内1本には、小さな房も付いていました。  成長が楽しみです。

 

基地の石垣に、その隙間に、たくましく育つ松!

このまま育ち続けるのか、 石垣の保護のため除かれるのか、いずれどちらかに選択される日が来ます。

 

天気図の梅雨前線が消えると、梅雨明けが。 いよいよ暑い、猛暑、酷暑の夏がやって来ます。 案じられますね。

                                        (記 大島)

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