のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ついでがついでを呼んで大事に

2014年12月12日 | 農のあれこれ
放置されたナシ畑をお借りすることになり
草刈り作業に着手したと以前、報告しましたが
2月までにナシの抜根まで終えないと
耕作放棄地解消に関する補助金は対象外

周辺にもまだ放置された畑があって
ナシ棚のないところなら大きな機械が入れます
今年は周りの約60aだけ農地に回復しましょうということに

ところが、そこは五年だけじゃなくもう20年も
もしかすると30年も耕作放棄されていたところ
雑木はあるし、篠竹も繁茂しています
とてもわが家の草刈り機ハンマーモアでは歯が立ちません
そこで、知り合いのライスセンターへ草刈り専用機を依頼
比較的草の少ないところはあっという間にきれいになるのですが
奥に行けば行くほど進みかたが鈍ります
とうとう途中で「これ以上進めません」と謝られてしまいました

人海戦術で手作業で刈り払うかとも思いましたが
待てよと以前もお世話になった重機リース屋さんに
パワーシャベルの腕の先にハンマーモアを付けた機械はあるかと尋ねると
調整してのちほど連絡するという返事
年内に使えればというお願いでしたが
明日から使えますとのこと



機械はお借りしたからには
時間がかかればその分、費用がかさみます
取るものも取らずというか
ナシ畑の後始末は後継者君に任せて
なにしろ4mも背丈がありそうな篠竹の塊です
夜明けから夕方まで重機の上に座ってます

せっかくこんな機械を借りたのだから
ついでにこっちもそっちもと荒れ果てた畑を
きれいにするからとお借りすることになって
合計面積は70aくらいになっていそうです
これだけの畑、どうしましょう
新規のナシ畑にしたいほどですが
借地では難しいでしょうねえ

草を刈ったら大きな雑木は抜根して
さらに大型パワーシャベルで天地返ししないと
とても畑にはなりません

ついでだからと始めたことが大仕事になってしまいましたが
一面のヒマワリ畑とか菜の花畑にしたら
大勢人が見に来てくれるでしょうか
そんな夢見て作業しています