のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

今夜も煙が目にしみる

2010年01月25日 | 冬の梨畑
気温のアップダウンがあるもののお天気が続いていますので
大きな遅れもなく剪定作業が進んでいます。
ということは、例年通り、
剪定枝の処理の課題を抱えているというわけです。

昨年は剪定枝を粉砕したものを堆肥化できないかと
一部、試験をしたりしましたものですから、
実はシーズン初めに
作業効率のよい粉砕機チッパーの導入も検討していました。

(剪定枝の堆肥化の結果についてはこちらで現在試験中

しかし、新規の粉砕機は100万円以上の投資となるものですから躊躇してしまい、
今年もドラム缶で焼却、消し炭を畑に還元する方法を採用しています。

毎日、時には2時間以上の時間をかけて、
その日に剪定した分を処分しています。
乾燥注意報発令下ですから風の強さをみながらですが。

焼却しながら、この炎、この熱量を
ただ星空に吸収させてしまうのはもったいないなあ。
冬の間、毎日、燃やすのだから、
この熱でお湯を沸かして暖房用として利用できないか、
なんて、つい考えてしまいます。

そのお湯をビニールハウスの中をめぐらせれば
何かの促成栽培に利用できないか。
もちろん、温度調節できませんし、
朝まで燃やしているわけではありませんので、
トマトとか敏感な野菜はできませんし、時間もありません。

屋内で使うのではないのでやぼったくてもいいのですが、
お湯をめぐらせるような薪ボイラーはないでしょうかねえ。
自作でもできそうですが。