ああ、遠距離恋愛は切ない。
僕ではない。
ジョーくんとジョーさんの話だ。
2人とも生きていたのだ。
今朝苦労した挙げ句、それぞれの元気な姿を確認した。
岩の下から小さな顔を覗かせ、キョロキョロ辺りを見回す。
その表情は非常に人間的でユーモラスだ。
正直ヤバイ。
かわゆすぎる。
魚とは思えん顔なのだ。
小さな宇宙人みたいだ。
だが2人は完全な遠距離恋愛なのだ。
海水魚ショップでは小さな水槽に2人きりで仲睦まじく暮らしていた彼ら。
しかし今は完全に離ればなれ。
それぞれ岩の下の砂に別々の家を掘って暮らしている。
それも思い切り遠距離。
1人は水槽の一番右奥の岩の下。
もう1人は水槽の一番左手前の岩の下。
2人の距離実に1m。
間にはライブロックの山が連なり、相手の姿を確認することも出来ないだろう。
東京と静岡。
感覚的にはそのぐらい離れている。
箱根の峻険なる山々が2人の間に立ちはだかる。
「ああ野麦峠」
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
川端康成の「雪国」は箱根とは関係ないが。
そんな感じだ。
シンデレラエクスプレスは走っていない。
山下達郎はかかっていない。
聞きたい。
どうすりゃいいの?
2人はどうすりゃ一緒に住めるの?
ほっとけば再会する日が来るのだろうか?
ここはmixiのアクアリウムコミュニティやらで、他の人に質問するしかないか。
「ジョーくんとジョーさんを引き合わせる方法知ってますか?」って。
なんで魚の恋愛にこんなに心痛めねばならないのだ。
だが、遠恋はつらい。
頑張れ、ジョーくんとジョーさん。
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うちも以前はペアで飼育していました。購入したのは別々だったのですが、運よくペアになったようで、同じ巣穴に棲むようになりました。
しかしながら、私の不注意で、その巣穴を一部砂で埋めてしまい、結果的に巣穴を追われたと思った片方が別のところに移ってしまいました。
結果的に、元の巣穴を追われたイエローヘッドジョーは、そのままだんだんと出てこなくなり、仕舞いには姿が見えなくなりました。
ということで、一度落ち着いた魚を意図的に移動させたりすると、かなりストレスがあるようです。まだ入れて間もないので、今がチャンスかもしれませんが。
でも、できれば一緒に暮らしてもらいたいですよね。自然に再会することはまずないと思ったほうがよいです。うちも水槽左手前に棲んでいますが、一度も移動したことなく1年以上経過していますので。
私だったら、強制引越しを断行してしまうかもしれませんね。片方を捕まえて、プラケースやペットボトルを切ったもの等に入れて、ふたのようなもので上を塞ぎ、それを沈めて水中でひっくり返して、もう片方のそばに置いておくといった作戦に出ると思います。
うちももう一度ペア飼育にチャレンジしてみたいです。
そんなことが……
2匹で16000円もした魚をみすみす1人死にさせるわけにもいかないので、明日の朝、強制引っ越ししてみます。
捕まえるのはたぶん無理なので、片方のライブロックを取り去って捕まえるしかないでしょうね。
まだ立ち上げ時期なのであまり水槽内をいじりたくはないのですが、仕方ないです。
頑張ります!
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