イギリス映画。
ドローンを使った現代の戦争を描いた作品。
その感想。
意外な秀作。
星3つ。★★★
ケニアに潜伏しているテロリストを、米国・イギリスが共にドローンからミサイルで攻撃する話。
テロリスト5人が民家の中で自爆テロの準備をしていて、このまま放置すれば大量の犠牲が出る。
しかしその民家のすぐ近くで子供がパンを売っているので、砲撃したら子供が巻き添えになる。
子供を殺してもテロリストを排除するか、それとも見逃して自爆テロを起こさせてしまうのかという二択。
このとんでもないサスペンスと葛藤を、2時間近くかけて丁寧に描いていくという作品。
題材が素晴らしく良いので、非常に面白かった。
派手なアクションとかはほぼなくて、ずっと室内劇なのだが、その緊張感も心地良い。
ハリウッド映画のように甘くなりすぎないラストも秀逸。
会えて難点を挙げるなら、使われるドローンが少しばかり現実味を欠いていた。
そこが残念ポイントかな。
コガネムシ型の超小型ドローンを室内にまで飛ばすのは、ちょっと無理がある。
でもオススメです。
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