先日、カツ丼風の丼を事務のMちゃんに食べてもらいました。
「美味しい!」と言ってくれた後、
「このコーフーは加藤農園で売っているどれですか?」と聞かれ、
ひっくり返りそうになりました~。
そして、気が付きました。
40年近く、マクロビオティックの食事を作ったり、販売している身にとって、
「コーフー」というのは当然すぎるほど当たりまえの食材ですが、
一般の方にとって、「コーフー」は???です。
そこで、社長がコーフーを作っているところをご案内します。
まず、コーフー作りに使うのが、小麦蛋白です。
車麩や、味噌汁に入れる麩を作るのも同じ。
小麦蛋白とも、グルテン粉とも呼びます。
この粉に、水を加えると、こんな風になります。
これを、ひとまとまりにして蒸籠にのせて蒸かします。
すごい湯気です。
出来上がったコーフー!
コーフーを、スライスしているところですが、
何しろ熱いです!
以前、自宅で作っていたときは、こんなにふんわり出来ませんでした。
このふんわり感がとても大事です。
これを大鍋に入れ、天然醸造の醤油、
オニオンパウダーや、ガーリックパウダー等で味を付けます。
味がしっかりついたところで、天然酵母パン粉を付けて揚げたものが、
揚げたコーフーカツです。
畑のお肉として出来上がるまでに、多くの手間がかかりますが、
無添加の食材としても安心してお使いいただけます。
肉食が苦手な方だけでなく、普通の食事の方にもお薦めです。
30年近く前、サンフランシスコの中華料理店で、
コーフーの料理がメニューにあったのを思い出します。