goo blog サービス終了のお知らせ 

季節の変化

活動の状況

フランス人の新鮮な貝の見分け方

2008-11-09 06:49:44 | Weblog
外にテーブルを出して、
街ゆく人をながめながら食事をする、
気軽なレストランがパリにある。

そこで、エスカルゴを食べた。
貝はフランス人のレオンと食べ、
エスカルゴは1人だった。

レオンと男同士、シャレたレストランで、
気取ってフルコースのフランス料理でもないから、
街かどの気楽なシーフード・レストランは適当である。

フランス人は生ガキや生貝が好きだ。
しかし、私は生ガキにあたってからは、ダメ。
カキは、フライか、焼くか、鍋物だけにしている。

レオンは“生貝と生ガキ”の皿盛りをオーダーした。
貝は2枚貝で、カラ付きで数種類ある。
大きさはタイラ貝くらいで、カラは、丸から、
ゴツゴツした四角まで。

――フランス人は、貝が好きなんだな。
で食べる貝が、こんなにあるのか?

生ガキにあたった話をしたら、レオンは、
「新鮮な貝なら、だいじょうぶ。
新鮮な貝の見分け方”を教えましょう」

――新鮮な貝の見分け方?
どうするのだろう? においを嗅ぐ?
色を見る? さわって、ピチピチかみる?
ちょっと、かじってみる?

レモンをしぼって貝にたらす。
すると、貝がカラの上で、
左右にクルリ、クルリと身をよじる
身をよじれば、新鮮

――なるほど! これはおもしろい。
これならば、簡単に見分けられる。
貝にとっても、レモンはすっぱいのだろう?

貝のへりにレモンをたらしてみる。
クルリ、クルリと身をよじった。
――よし、新鮮だ……合格。

フランス人の新鮮な貝の見分け方で、
いろんな種類を、一つずつ食べてみた。
――うまい! うまい貝はアンコール。

ホテルに泊まった次の朝、
元気になっている副作用で目を覚ます。
心配した腹は? なんでもなかった。よかった。
フランス人のパワーのミナモト……それは生貝?


パリで1人の昼食、
街かどのパブがあるレストランに入った。
パブでまず、ビールを飲む……一息ついてから、
外にせりだしたテーブルで食事をすることにした。
1人で、話す人はいないから、街ゆく人を、
のんびりと、ながめながら食事をしよう。

中ビンが400円。それを持って、外のテーブルに座ると、
「パブで飲めば400円だが、外のテーブルに座って、
ウェイターがサービスすると、550円になる」
と、持ち込みを注意されたが、テーブルで、
食事をすることで、OKとなった。

――さて、何を食べようか?
「本日の料理は子牛です」
と、ウェイターは言うが、パッとしない。
メニューに、“エスカルゴ”がある。6個で900円。
――エスカルゴにしてみよう。フレンチ・フライを付けた。

エスカルゴは、タコ焼き? の熱々の鉄鍋で出てくる。
オリーブ・オイルにガーリックを効かせてグリルしてある。
パセリをみじん切りした青い葉が入っている。

鉄鍋の左のエスカルゴ・トングカラをつかみ、
右手前のエスカルゴ・フォークを取り出して食べる。

――うまい!
エスカルゴは、いい選択であった。
街かどのレストランであっても。

タコ焼きのくぼみにたまっているも、うまい。
フランスパンに浸して、汁を吸い取って食べる。
最後は、ふき取るようにして食べた。
タコ焼きのくぼみはきれいになった。

フランスの料理は、なにを食べても、うまいが、
きょうのエスカルゴは、中でもうまかった。
それで、3個食べたところで写真を撮った。

街かどの、気取らないレストランであっても、
フランス料理は、うまい。がないレストランでも。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アメリカはハンバーガ命! | トップ | フランスのワイン・カード »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事