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海外でタクシーに乗るときの注意、教訓 その2 ポルトガル、フランス

2010-07-14 00:13:23 | Weblog
タクシー・ドライバーは、の代表者。
旅が楽しくなったり、とんでもないことがおきる。
街の印象が良くなったり、悪くなったりする。
として、これまでに12か国を掲載した。

スペイン、ギリシャ、イタリア、イギリス、
ポルトガル、フランス、ドイツ、ルーマニア、
アメリカ、ブラジル、インドネシア、東ドイツの12か国で、
ヨーロッパが9か国、北アメリカ、南アメリカ、アジアが各1か国である。

これらの国で体験したタクシー事情をまとめる。
海外でタクシーに乗るときの注意教訓になる。

56) 海外でタクシーに乗るときの注意、教訓 その2 ポルトガル、フランス

ポルトガル
17) 道がわからなくなったタクシー・ドライバー(2010年2月28日)
空港からリスボン市街のホテルへ向かったが、タクシー・ドライバーは、
「この時間帯は、市街までは渋滞になる」と、違う方向に走り始め、
「日本では、サッカーは人気があるか?」と、日本人であることを確かめ、
「道がわからなくなった」と、ほかのタクシー・ドライバーに道を聞き、
行き先が、リスボン市街の☆☆☆☆☆(5つ☆)ホテルであっても、
「リスボンには数百ものホテルがあるから、覚えきれない」
と、ふざけた言い訳をして、ウロウロと遠回りをした。

結局、遠回りをして、メーターどおりの料金を払わされた。
空港のインフォメーションで聞いたタクシー料金の2倍だった。

教訓14) タクシーに乗る前に、空港のインフォメーションで、
 およそのタクシー料金を聞いてみること。
教訓15) タクシー・ドライバーが、乗客は日本人であることを確かめたり、
 「この時間帯は、市街までは渋滞になる」
 と、違う方向に走り始めたら、
 ボッタクリのモードに入ったと考えよ。
教訓16) 空港のインフォメーションで聞いた、およそのタクシー料金を、
 タクシー・ドライバーに言って、最短距離で走るように伝えること。

ポルトガル
18) 行方不明になったルーム・キー(2010年3月3日)
19) マネジャーあての手紙(2010年3月6日)
ホテルにあるヘルス・クラブのプールを使用するときに、
ヘルス・クラブの受付のお兄さんから、
「台帳に部屋番号と名前を記入してください」
と、言われて記入した。
そして、
「ルーム・キーをあずかります」
と言われて、
ホテルの客であることの証(あかし)であるルーム・キーをあずけた。

プールからあがると、ヘルス・クラブのお兄さんは、
「ルーム・キーは受け取っていない」
と言いはって、返してくれなかった。
結局、ルーム・キーは行方不明になった。
このセキュリティの問題に対して、マネジャーに手紙を書いた。

教訓17) ホテルの部屋に入って、真っ先にすることは、
 パスポート、航空券、財布、時計、携帯電話などの貴重品は、
 セキュリティ・ボックスに入れること。
教訓18) 問題がおきたら、担当者の名前を確認すること。
 この場合は、ヘルス・クラブのお兄さん。
 そして、解決するまで、現場を離れてはいけない。
教訓19) ホテルのマネジャーに手紙を書くこと。
 セキュリティの問題は、ホテルの信用にかかわることだから。

フランス
20) 犬はタクシー・ドライバーの友だち(2010年3月10日)
旅行者からボッタクル常套手段として、
✇目的地とは、反対の方向へ走る、
✇メーターを倒さずに、高い料金をとる、
✇勘違いをしたふりをして、遠回りをする、
✇恫喝する、がある。
ところが、フランスでは、これらにはあわなかった。

助手席に犬がいたことがあった。
犬にとまどっていると、
「これは、私の“友だち”だ」
と、タクシー・ドライバーは言う。
強盗から、タクシー・ドライバーを護衛するためだ。

街角でタクシーを拾い、ドライバーに行き先を伝えたが、
私のフランス語の発音では、伝わらなかった。
そのとき、通りがかりのフランス女性に助けられた。
「どこへ、行きますか?」
と、きれいな英語で話しかけてきて、
タクシー・ドライバーに通訳? してもらった。

教訓20) 助手席に犬がいる場合があるが、あわてなくていい。
 タクシー・ドライバーの護衛用である。
教訓21) フランス語が話せない場合、
 行き先をフランス語で書いた紙を用意すること。

フランス
21) タクシー・ドライバーのかご逃げ(2010年3月14日)
パリで、商社マンのEさんは、夜おそく、
オフィスからアパートメントへ、タクシーで帰った。
アパートメントに着いて、タクシー料金5フランを、
20フラン紙幣で払おうとすると、
タクシー・ドライバーは、
「20フランですか?……おつりがないんです」
と、こまっている。

それで、
「ここで、待っていてくれ。家から細かい金を持ってくる」
と、タクシーを降りようとすると、
アパートメントに入って、裏口から逃げる、
“かご抜け”を警戒したタクシー・ドライバーは言う。
「本当にもどって来るんですか? ムッシュー。
それでは、アパートメントの部屋番号と、名前を教えてくださいな」

アパートメントの部屋番号と名前は、セキュリティの問題から、
むやみやたらに、他人に教えるわけにはいかない。
かご抜けをするつもりは、さらさらない、Eさんは提案した。
「じゃ20フランをあずけておくから、5フランを持ってきたら、もどしてくれ」
タクシー・ドライバーは、すぐに了解した。

大急ぎでアパートメントへ行って、
奥さんから10フラン紙幣をもらって、タクシーに引き返した。
ところが、タクシーは、影も形もなかった。
タクシー・ドライバーが“かご逃げ”した。

教訓22) タクシーに乗る前には、小銭でタクシー料金とチップを用意すること。
教訓23) アパートメントの部屋番号と名前は、セキュリティの問題から、
 むやみやたらに、教えない。
教訓24) もし、タクシー・ドライバーに高額な紙幣をあずける場合は、
 あずかり証に名前とサインもらい、タクシー会社の名前と車のナンバーを、
 控えておくこと。おたがいに、“かご抜け”、“かご逃げ”をしないために。

パリのタクシー。

“かご逃げ”とは関係がない。
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