季節の変化

活動の状況

御嶽山の不易の滝は冬の始まり

2013-12-01 00:06:15 | Weblog
季節の変化は、高いからやってくる。
御嶽山」の「不易の滝」と「こもれびの滝」は、
の始まりだった。2013年11月16日、22日。

「御嶽山」の標高は、3,067メートル。
「不易の滝」の標高は、GPSで1,258メートル。
標高の資料が見つからなかったので、手持ちのGPS、
エプソンのWristable GPSで測った(標高は上段に表示)。

地面には、薄っすらと雪が積もっている。2013年11月22日。

「不易の滝」と「こもれびの滝」の位置は、
木曽町観光協会の「滝めぐりコース」の地図から、

左の「霊峰ライン」沿いにある。

「霊峰ライン」は、左下の国道19号の木曽福島から、
県道20号で三岳に進み、さらに県道473号に入る。
霊峰ライン」は霊神碑が多い。


駐車場Pのわきに「不易の滝入口」の案内がある。

チップを敷いた遊歩道に入り、一旦下がって、
上がると、10分ほどで「こもれびの滝」に出る。
さらに10分ほど上がると「不易の滝」に着く。
右の道路は「霊峰ライン」で、「御嶽山」へ行く。
日陰は、凍っているから、スノータイヤが必要。

「こもれびの滝」と「不易の滝」には、
2013年11月16日と22日に訪れたが、
1週間の違いは、に見ることができた。

こもれびの滝」。2013年11月16日。

「こもれびの滝」の標高は、Wristable GPSで、1,200メートル。
まだ、雪はない。

1週間後の「こもれびの滝」。2013年11月22日。

石にが積もっている。

不易の滝」。2013年11月16日。

「不易の滝」の標高は、「こもれびの滝」より60メートルほど高い。

1週間後の「不易の滝」。2013年11月22日。

両側の石にはが積もっている。

「こもれびの滝」と「不易の滝」に来る途中では、
青空にそびえる「御嶽山」と「乗鞍岳」を見ることができた。
御嶽山」。

「御嶽山」は氷雪に覆われていた。三岳黒沢から。2013年11月16日。

国道19号の「元橋」から県道20号に入り、
「三岳」に上がってくると、「御嶽山」が鮮やかに見えた。
うれしくなって、車を停め、近くの神社に上がって撮った。
雪をかぶった「御嶽山」が、青空にそびえている。
しかし、この景色は、一瞬だから、要注意。

左端がピークの「剣ヶ峰」3,067メートル、
その右は「摩利支天岳」2,959メートル、
右端は「継子岳」2,859メートル。

三岳黒沢から、さらに5~6分走ると、分岐点に出る。

直進すると473号「御嶽山」へ、
右折すると20号「開田高原」へ。

直進して、左の民家の先、「木曽御嶽変電所」跡あたりから、
乗鞍岳」が見える。

「乗鞍岳」は、で一層なめらかになっていた。2013年11月16日。

ピークの「剣ヶ峰」は3,026メートル。
「乗鞍岳」を見逃さないためには、
前方の2時方向に注意する。ここを逃すと、
「乗鞍岳」は、もう現れない。

分岐点を直進して、「霊峰ライン」の「二合目半」から再び、
「御嶽山」が浮かび上がった。青空に氷雪の白が映える。

「剣ヶ峰」の左は、「継母岳」2,867メートル。
「二合目半」は、「霊峰ライン」の右にある碑が目印。

青空に浮かぶ氷雪の「御嶽山」と、
「乗鞍岳」を見ることができたのは、幸運だった。
男性的な「御嶽山」と女性的な「乗鞍岳」との出会いに感激しながら、
「こもれびの滝」と「不易の滝」にたどり着いた。
2つの「滝」の写真を、もう少し掲載する。

「こもれびの滝」に木漏れ日が当たった。

左下の白は、石に積もった雪。

不易の滝」は絶壁から漏れて、落ちる。

「不易の滝」の先は、絶壁で行き止まり。
右の岩には雪が積もっている。
それに、滝の近くでは、飛沫が凍っていた。


「不易の滝」の脇にある小さい「滝」。

飛沫が凍っていた。
「御嶽山」の「不易の滝」も「こもれびの滝」もの始まり。

さて、「霊峰ライン」を帰る。
帰り道、青空に「中央アルプス」が浮かび上がっていた。

「木曽御嶽変電所」跡あたりから撮影。

「霊峰ライン」からの「中央アルプス」は、
午前中は逆光でボンヤリしているから、
陽が当たってクッキリする午後がお勧め。

Kは「駒ヶ岳」2,956メートル、
Hは「宝剣岳」2,931メートル、
Sは「三沢岳」(さんのさわだけ)2,846メートル。
中央の白は、「仙丈ヶ岳」3,033メートルだろうか?

アプローチが長い木曽側からは、登っていないから、
「こういう形か?」と、中央アルプスを眺めた。

「中央アルプス」へは、伊那側の駒ヶ根から登っている。
「駒ヶ岳ロープウェイ」で「千畳敷カール」へ上がり、
「駒ヶ岳」、「宝剣岳」、「三沢岳」へ登る。そして、
木曽側の「御嶽山」と「乗鞍岳」を眺めた写真がある。

Oは「御嶽山」、Nは「乗鞍岳」。Mは「木曽前岳」、Kは「駒ヶ岳」。
「宝剣岳」から。2012年8月。

「乗鞍岳」の右側の「北アルプス」の写真がある。

「駒ヶ岳」の山頂から、ご来光を拝んだ2012年8月に撮影。

Nは「乗鞍岳」3,026メートル、
Kは「笠ヶ岳」2,897メートル、
Hは「穂高連峰」3,190メートル、
Yは「槍ヶ岳」3,180メートル、
Tは「立山」3,015メートル、
Sは「白馬三山」2,932メートル。
「御嶽山」は独立峰だが、「乗鞍岳」は北アルプス。

「木曽」の3,000メートル級の山は、冬だった。
3,067メートルの「御嶽山」は、氷雪で覆われていた。
3,026メートルの「乗鞍岳」も、冬の装いだった。
2,956メートルの「駒ヶ岳」も、雪が乗っていた。
1,258メートルの「御嶽山」の「不易の滝」は、
冬の始まりだった。
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