気仙沼に打ち上げられた漁船「第18共徳丸」。
高校生が、漁船の横を走る。2012年6月。
周りに家屋はあったが、基礎だけが残る。
高校生は元気そうに見えた。
東日本大震災の津波で、内陸に800メートルほど、
打ち上げられたこの漁船を「震災遺構」として、
保存するのか? それとも解体するのか?
気仙沼市民のアンケートの結果は、
保存しないが7割、保存するは3割。
この結果から、気仙沼市では漁船を、
保存しないということに決定した。2013年8月5日。
このニュースを聞いて、気仙沼のことを思い出した。
2012年6月に気仙沼駅から気仙沼の街、港を歩いた。
被災地を視察する団体のツアー・バスがあって、
「気仙沼市魚市場」の見学者デッキから団体客が、
気仙沼の港や街の災害の状況を見学している。
船が気仙沼市魚市場に押し寄せられている。
手前は船の残骸? 左端は土のう。
魚市場の左の屋根の下がにぎわっていた。
近寄って聞いてみた。
「何が獲れたんですか?」
「初めてカツオが揚がった」
「三陸沖ですか?」
「千葉沖です」
左奥に見える漁船からカツオを揚げている。
カツオの写真を撮らせてもらった。

一匹は7キログラムという。
陸揚げのカツオを初めて見た。
この気仙沼市魚市場で、
初めてまとまった人を見た。
活気の第一歩を見るようだ。
災害で、腹の底から喜べないが、それでも嬉しそうだ。
気仙沼市魚市場に来るまでは、がれきだった。
「南気仙沼駅」。
南気仙沼駅のプラットフォーム。右にあるはずの線路は、がれきと水の下。
周りの家屋は倒壊して基礎だけが残る。
気仙沼市魚市場は、右奥になる。
車の残骸。
、
歩いている人はいない。
気仙沼市魚市場へ行った。
カツオの水揚げを見てから、
見学者デッキに上がって港や街を見た。
カツオ船。
気仙沼湾。右奥は大島。
見学者デッキに、土地のご夫妻がいた。
見学が終わりのようなので、声をかけてみた。
「気仙沼湾の対岸には家があったが、流された」
「気仙沼湾の北は、大規模な火災があった」
「津波で大きな漁船(330トン)が流された。
家をなぎ倒しながら、内陸に800メートル打ち上げられた」
「その漁船が残っている」
これを聞いて、打ち上げられた漁船を見たくなった。
「どこですか? 歩いて行けますか?」
「歩けば距離がある」
と、ご夫妻は、車で送ってくれる、と言う。
送っていただきました。ありがとうございます。
漁船は見学コースになっているようだ。
バスで団体のツアー客が訪れる。

自家用車で見学。

タクシーで見学。
手前は「鹿折唐桑駅」(ししおりからくわ)になる。
曲がった線路。
鹿折唐桑(ししおりからくわ)駅は、漁船の右で、プラットフォームが残る。
線路がこのように曲がるのは、何かが押したのだろうか?
枕木が黒く燃えていた。大規模火災の跡だろうか?
供養。漁船「第18共徳丸」。
花はまだ新しい。
漁船「第18共徳丸」の近くにある車の残骸。

活気はまだまだ遠い。

高校生が、漁船の横を走る。2012年6月。
周りに家屋はあったが、基礎だけが残る。
高校生は元気そうに見えた。
東日本大震災の津波で、内陸に800メートルほど、
打ち上げられたこの漁船を「震災遺構」として、
保存するのか? それとも解体するのか?
気仙沼市民のアンケートの結果は、
保存しないが7割、保存するは3割。
この結果から、気仙沼市では漁船を、
保存しないということに決定した。2013年8月5日。
このニュースを聞いて、気仙沼のことを思い出した。
2012年6月に気仙沼駅から気仙沼の街、港を歩いた。
被災地を視察する団体のツアー・バスがあって、
「気仙沼市魚市場」の見学者デッキから団体客が、

気仙沼の港や街の災害の状況を見学している。
船が気仙沼市魚市場に押し寄せられている。
手前は船の残骸? 左端は土のう。
魚市場の左の屋根の下がにぎわっていた。

近寄って聞いてみた。
「何が獲れたんですか?」
「初めてカツオが揚がった」
「三陸沖ですか?」
「千葉沖です」
左奥に見える漁船からカツオを揚げている。
カツオの写真を撮らせてもらった。

一匹は7キログラムという。
陸揚げのカツオを初めて見た。
この気仙沼市魚市場で、
初めてまとまった人を見た。
活気の第一歩を見るようだ。
災害で、腹の底から喜べないが、それでも嬉しそうだ。
気仙沼市魚市場に来るまでは、がれきだった。
「南気仙沼駅」。

南気仙沼駅のプラットフォーム。右にあるはずの線路は、がれきと水の下。
周りの家屋は倒壊して基礎だけが残る。
気仙沼市魚市場は、右奥になる。
車の残骸。

歩いている人はいない。
気仙沼市魚市場へ行った。
カツオの水揚げを見てから、
見学者デッキに上がって港や街を見た。
カツオ船。

気仙沼湾。右奥は大島。
見学者デッキに、土地のご夫妻がいた。
見学が終わりのようなので、声をかけてみた。
「気仙沼湾の対岸には家があったが、流された」
「気仙沼湾の北は、大規模な火災があった」
「津波で大きな漁船(330トン)が流された。
家をなぎ倒しながら、内陸に800メートル打ち上げられた」
「その漁船が残っている」
これを聞いて、打ち上げられた漁船を見たくなった。
「どこですか? 歩いて行けますか?」
「歩けば距離がある」
と、ご夫妻は、車で送ってくれる、と言う。
送っていただきました。ありがとうございます。
漁船は見学コースになっているようだ。
バスで団体のツアー客が訪れる。

自家用車で見学。

タクシーで見学。

手前は「鹿折唐桑駅」(ししおりからくわ)になる。

曲がった線路。

鹿折唐桑(ししおりからくわ)駅は、漁船の右で、プラットフォームが残る。
線路がこのように曲がるのは、何かが押したのだろうか?
枕木が黒く燃えていた。大規模火災の跡だろうか?
供養。漁船「第18共徳丸」。

花はまだ新しい。
漁船「第18共徳丸」の近くにある車の残骸。

活気はまだまだ遠い。