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アンナプルナを見る

2014-04-13 00:00:37 | Weblog
アンナプルナ」を見る。
アンナプルナは、エベレストよりも見やすい。
エベレストは、ネパールとチベットとの境で、
一番奥にあって、カトマンズからは遠い。
それで、遊覧飛行で見ることができた。

アンナプルナやマチャプチャレは、
ポカラの街から見ることができる。
泊まったホテルからも見ることができた。
U社の旅行は、ポカラ空港からの遊覧飛行で、
アンナプルナに近づいて見る。それに、
展望地のサランコットへ行って、
ご来光を拝むことが含まれていた。

頼みは天気だ。雨が降ったり、曇っていたら、
アンナプルナもマチャプチャレも見ることができない。

ポカラのホテルでは、朝早く起きて、カーテンを開ける。
「はたして、晴れているか?」と、「アンナプルナ」を眺める。

晴れている! 陽がだんだん当たってきた。うれしかったね! 2014年3月11日。

アンナプルナ・サウスS(7,219メートル)、
アンナプルナⅠ(8,091メートル)が、朝日に輝いている。
アンナプルナⅠは世界第10位の高さ。
手前の黒い山が、「サランコット」K(1,592メートル)。
このサランコットKから、ご来光を拝み、アンナプルナを見る。

現地で買った巻物のような写真、フェワ湖から望むアンナプルナを見ると、

アンナプルナⅠは左から2番目、
アンナプルナ・サウスのコブを指している。
これで、アンナプルナⅠはどれか? 迷った。

ポカラの「山岳博物館」には、大森弘一郎さんの空撮による、
「アンナプルナⅠ」が掲げられていた。

このアンナプルナⅠの写真の→と⇒に注目した。
→と⇒が、ホテルから撮った写真にないか? 探した。
そうすると、→は、アンナプルナ・サウスSの右端の、
一段と低いところに見えるものと形がそっくりではないか。
⇒は、手前の山に遮られているが、→から続いていることがわかった。

アンナプルナⅠは、巻物の写真説明が正しいか?
それとも、大森さんの空撮を採用するか?
大森さんの空撮を採用した。

アンナプルナ・サウスのさらに左(西)には、
ダウラギリ」(8、167メートル)までが見えた。世界第7位の高さ。

ダウラギリは朝焼けをして、笠をかぶっている。

ポカラ(833メートル)は、ネパール第二の都市で、
首都のカトマンズ(1,336メートル)とともに、
ヒマラヤ観光の拠点である

カトマズから飛行機で30分、ポカラに着いた。2014年3月10日。
曇り時々雨で、山の方面を見ても、アンナプルナもマチャプチャレも、
まったく見えない。今朝のアンナプルナ遊覧飛行は、
雨で結局、飛ばなかったと聞いた。

遊覧飛行をする3月11日のポカラの天気予報。インターネットから。

悲しくなる、遊覧飛行は中止になるのかな?

天気予報に、がっかりしていた。が、
遊覧飛行の早朝、カーテンを開けると、
アンナプルナもマチャプチャレも見えた。
「遊覧飛行は飛ぶ!」
と喜んで、急いで出発の準備をしてホテルのロビーに集合した。
ポカラ空港までバスで5分。遊覧飛行は7時半に飛び立った。

サランコットからご来光を拝む日も、うれしいことに、晴れてくれた。
サランコットから眺めた写真と、遊覧飛行の写真を掲載する。

サランコットから望む「アンナプルナ」。

陽がだんだん当たってきた。6時半。

中央の三角はマチャプチャレM(6,993メートル)。
ポカラの象徴的な山で、急峻だ。高く見えるのは、手前にあるから。

アンナプルナは高い順から、
アンナプルナⅠ(8,091メートル)、
アンナプルナⅡ(7,937メートル)、
アンナプルナⅢ(7,555メートル)、
アンナプルナⅣ(7,525メートル)、
アンナプルナ・サウスS(7,219メートル)。

これらを拡大して見ていく。
マチャプチャレM(6,993メートル)とアンナプルナⅢ(7,555メートル)。

マチャプチャレMは、尖った三角に陽が当たっている。
アンナプルナⅢを、ガイドのネパール人は「象さん」と呼んでいた。

アンナプルナⅣ(7,525メートル)とアンナプルナⅡ(7,937メートル)。

アンナプルナⅡには陽が当たっている。頭部は岩肌。

アンナプルナⅡのさらに右(東)には、「マナスル」M(8,163メートル)が見えた。

マナスルMは世界第8位の高さ。
右は「ピーク29」P(7,871メートル)。

マナスルMの初登頂は日本人だから、見たかった山である。
三角で、立派な山に見えた。
マナスルMは、日の出とともにかすんできた。

日の出」はマナスルのさらに右(東)から。


ご来光が拝めたのは、朝6時半。
ポカラのホテルを朝5時15分に出て、
バスでサランコットの駐車場まで行き、
懐中電灯で30分、サランコットに上がった。

頂上には展望台がある(有料)。
ご来光は、早起きして、暗い山道を登ったごほうび。

アンナプルナ・サウスSの左(西)奥に、
ダウラギリ」D(8,167メートル)が見える。

このダウラギリDは、「遊覧飛行」で近づいて見る。

コックピット」から。

アンナプルナ・サウスだろうか? 左は副操縦士。

遊覧飛行では、ダウラギリ、アンナプルナⅠ、
アンナプルナⅢ、そして、マチャプチャレを見る。
ダウラギリ」。

氷瀑。本物は、規模の大きさが違う。

アンナプルナⅠ」。

多分アンナプルナⅠだと思う。急峻だ。山男を魅せるんだろう。

アンナプルナⅢ」。

サランコットからは「象さん」に見えたアンナプルナⅢは、
形がまるでちがっていた、連山だ。右はマチャプチャレM。

サランコットからの「マチャプチャレ」。

ポカラを象徴する山、マチャプチャレは神々しい。

マッターホルンのようだ」

と、ネパール人のガイドに言うと、
「これは、マチャプチャレです」
覚えてくださいとばかりに、不満そうだった。

マチャプチャレは6,993メートルで、
マッターホルンは4,478メートルだから、
2,515メートルも高い、大きな差だ。
低い山と比べるな! と言われそうだ。
まして、日本の槍ヶ岳(3,180メートル)と似ている、
とは言えない。マチャプチャレは2倍以上の高さだ。

マチャプチャレは聖なる山で、
登山を禁止している。だから、未踏峰。

遊覧飛行からのマチャプチャレ。

マチャプチャレの先端は分かれて魚の尻尾、
英語で”Fish Tail”と呼ばれているのがわかる。

ポカラでは天気に恵まれた。
マチャプチャレとアンナプルナは、
ポカラのあちこちから見ることができた。
それに、時間の変化も見ることができた。
最後に、マチャプチャレの4枚の写真。

軽飛行機」が飛ぶ。サランコットから。


パラグライダー」が飛ぶ。フェワ湖から。


朝日が当たる。サランコットから。


アンナプルナの一望。サランコットから。

アンナプルナは、挑戦を待っている。
トレッキングには、高山病対策をして、
登山には、体を鍛え、技術を磨いて、
いつでも来いよ! と誘っている。
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