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中国のファースト・フード

2008-08-13 06:45:16 | Weblog
中国には、うまいファースト・フードがある。
まんじゅう、ヌードル、串……街角や屋台でみかける。
まんじゅうは、日本のようにアンコは入っていない。
いずれのファースト・フードも、温かい

世界のファースト・フードは、
アメリカは、ご存知、ハンバーガーやフライド・チキン、ホット・ドッグ、
イギリスはサンドウィッチ、フィッシュ・アンド・チップス、
メキシコはタコス、ブリトー、トルコはドネル・ケバブ、
デンマークはオイル・サーディーン、
そして日本は、おにぎり。
ドネル・ケバブ以外は、温かさへのこだわりはない。

「中国には、ケンタッキー・フライドチキン
マグドナルドもたくさんあります」
と、中国人のリーは言う。
「マグドナルドは、こどもが好きで、週に1回食べている。
テレビのコマーシャルを見て、おまけが欲しくて買いに行きます」
と言うから、これから中国人の嗜好(しこう)やごちそうも変わってくる?

蘭州でみたケンタッキー・フライドチキン。

大人のお客さんでにぎわっている。
重工業で繁栄している蘭州は、豊かだ。

その近くには、回転ずし。

女性が呼び込みをしている。

リーは、日本に3年いたが、
――行ってみたい国、あこがれの国はどこだろう?
「アメリカ、日本、カナダ、オーストラリアです」
――日本にも行ってみたいとは、うれしいではないか。

「日本へ行って、倹約した生活をして、
お金を貯めて帰ってくる人がいます。
夫婦で行って、貯金をして、数年いて、
中国にもどって、一戸建てを買った人もいます。
出たまま、帰って来なくなる人も多いです」

「カナダは、中国人を受け入れてくれます。
けれでも、中国から出国するのが大変です。
その国からの招待状や、理由がないと、ビザが下りません」

「香港人は、中国に簡単に来ることができますが、
中国人は香港に行くことができません」
香港は、1997年に中国に返還されたが、
返還された香港といえども、中国人には移動の自由はない。

日本で世界会議を開催して、中国人も当然、召集したことがあった。
しかし、中国人だけは、面倒だった!……面倒な手続きをして、
ビザを取得しなければ、出国することができない。

まず、「招聘理由書」を作成する。
1)招聘理由書
(ア)招聘目的、
(イ)招聘経緯
(ウ)申請人との関係
2)受け入れ機関概容書
(ア)受け入れ機関の概況
(イ)労働条件
(ウ)研修事業の実績
3)身元保証書
(ア)査証申請人
(イ)保証 滞在費、帰国旅費、法令の遵守
(ウ)身元保証人
4)滞在予定表
(ア)月日、行動予定、連絡先、宿泊先
5)査証申請者名簿
(ア)入国期間
(イ)査証申請者勤務先

これに、はんこをぺたぺたと押して、
中国人が居住する日本大使館や領事館に提出する。
許可が下りれば、中国人はビザを申請する。
出国するまでに、1か月はかかる。

ほかの国の人には、手続きは要らない……香港人にも、台湾人にも。
航空券さえ手にすれば、自由に日本に行き来する。
中国人に移動の自由がくる日は、いつだろう?
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