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鹿島槍ヶ岳からの眺め

2017-09-17 00:04:30 | Weblog
鹿島槍ヶ岳からの眺め
鹿島槍ヶ岳は、双耳峰の山容がきれいだ。それに、
名前に「槍ヶ岳」と付いているから、登ってみたい山だった。
鹿島槍ヶ岳五竜岳

大町市の美麻(みあさ)、大藤(おおふじ)から。2017年4月4日。

その鹿島槍ヶ岳に、つぎの日程で登った。
2017年8月27日: 扇沢、1,433メートル ⇒ 柏原新道 ⇒ 種池山荘、2,450メートル。
 柏原新道の登りは、バテた。この日は熱かった。汗で、グッショリ。
 種池山荘にたどり着いて、生ビール。うまかった!
2017年8月28日: 種池山荘 ⇒ 爺ヶ岳、2,670メートル
 ⇒ 冷池山荘 ⇒ 布引山 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰
 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、北峰 ⇒ 鹿島槍ヶ岳、南峰
 ⇒ 布引山 ⇒ 冷池山荘。
2017年8月29日: 冷池山荘 ⇒ 爺ヶ岳を巻いて ⇒ 種池山荘 ⇒ 扇沢。

鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳からは、360度の眺望があった。

針ノ木岳。爺ヶ岳から。

2017年8月28日。
P扇沢駅に駐車して、V扇沢沿いを上がって、
種池山荘にきた。それから、爺ヶ岳に登った。

R蓮華岳、K針ノ木岳、Sスバリ岳、A赤沢岳、N鳴沢岳、I岩小屋沢岳。
奥は、D大天井岳、H穂高連峰、Y槍ヶ岳、U薬師岳。
K針ノ木岳の左奥から顔を出すのは、水晶岳だろうか?

種池山荘と爺ヶ岳の位置関係。布引山から。

⇒種池山荘の左に爺ヶ岳が続く。
爺ヶ岳の3つのピークは、S南峰、左に中峰、北峰。
鹿島槍ヶ岳へは、爺ヶ岳に登り、手前の布引山を経由して、上がってくる。
⇒種池山荘の奥の山は、R蓮華岳、その左奥は、D大天井岳。


穂高連峰と槍ヶ岳。爺ヶ岳から。

M前穂高岳、O奥穂高岳、Y槍ヶ岳。左手前は、D大天井岳。
種池山荘からは隠れていたが、爺ヶ岳に上がるにつれて、
浮かび上がってくるから、うれしくなる。

西
立山~剱岳。爺ヶ岳から。

⇒は種池山荘。
T立山、R剱岳。M真砂岳、B別山、I池平山(いけのたいらやま)。
屏風のようにそそり立つ、この山並みは壮観だ。
鹿島槍ヶ岳に来て、良かった!


鹿島槍ヶ岳。爺ヶ岳から。

鹿島槍ヶ岳が、悠然と構えている。
双耳峰で、左が南峰、右が北峰。
⇒冷池山荘、→テント場を通って南峰に登る。
険しさはないが、長い登りだ。バテ気味だった。

鹿島槍ヶ岳の北峰。南峰から。

→吊尾根を経て、鹿島槍ヶ岳の北峰へ、
→吊尾根の左は、⇒キレット小屋を経て、五竜岳に通じる。

南峰から北峰を往復したが、南峰からの下りは、
一変して険しくなった。そして、北峰から、
南峰の登りを見ると、「槍」らしくなる。
鹿島槍ヶ岳の南峰

南峰に登る道が、右上に見える。「槍」らしい、険しい登りで、
鹿島槍ヶ岳に、「槍」と付いていることを実感する。
急な上り下りは、バテずに、なんともなかった。
高度がかせげるから、むしろ、歓迎である。
手前の沢には、雪が残っている。

鹿島槍ヶ岳から、を眺める。
五竜岳

鹿島槍ヶ岳の南峰から、北峰を目指して、右下の登山道に下りる。
北峰の手前にある吊尾根から、⇒キレット小屋を経て、G五竜岳へ。

G五竜岳の奥は、白馬三山で、
Y白馬鑓ヶ岳、その奥にピークだけが黒く見えるのがS白馬岳。
杓子岳は、Y白馬鑓ヶ岳とS白馬岳の間にあるが、
Y白馬鑓ヶ岳の陰で見えない。
左は、▽旭岳。
S白馬岳の右は、小蓮華山、白馬乗鞍岳が続く。
さらに右奥は、北信五岳。

鹿島槍ヶ岳から見た、Y白馬鑓ヶ岳とS白馬岳の位置関係は、
白馬岳から、鹿島槍ヶ岳方向の眺めたのが、役に立った。

2015年9月28日。
中央奥の双耳峰が鹿島槍ヶ岳で、左が▽北峰、右が▽南峰。
鹿島槍ヶ岳の右に、▽穂高連峰と▽槍ヶ岳が見える。
白馬三山は、手前がD杓子岳、奥がY白馬鑓ヶ岳。
この白馬岳から眺めた位置関係や形状から、
Y白馬鑓ヶ岳、S白馬岳を判別した。


北信五岳。種池山荘から。

T焼山、H火打山、M妙高山。

富士山。種池山荘から。

Aは八ヶ岳の赤岳、F富士山、Kは南アルプスの甲斐駒ヶ岳。

鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳から、東西南北を見回してきた。
この中から印象深い光景を拾い上げてみる。

種池山荘立山。爺ヶ岳から。

2017年8月28日、6:51。
種池山荘の赤い屋根が、黒い森に映える。
種池山荘に見送られて、鹿島槍ヶ岳に登る。

立山~剱岳。冷乗越から。

冷乗越は、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の間にある。
この間は、立山~剱岳を横に見ながらの、快適な山歩きになる。

立山は王妃! 剱岳は王! のようだ。
氷河が、ちゃんと護衛している。
立山。爺ヶ岳から。

2017年8月28日、8:49。
G御前沢(ごぜんざわ)氷河。

剱岳。爺ヶ岳から。

2017年8月28日、8:46。
S三ノ窓氷河、K小窓氷河。

冷池山荘爺ヶ岳。冷池山荘のテント場付近から。

鹿島槍ヶ岳を登り終えた。そして、爺ヶ岳を見ながら、
冷池山荘へ戻る。ヤマハハコが迎えてくれた。

ブロッケン現象は、冷池山荘の手前で出逢った。

2017年8月28日、15:47。
「ブロッケン現象だ! 」と、叫びたかった。
冷池山荘に着いて、生ビール! ブロッケン現象に乾杯!

夕食後にも、ドラマがあった。
夕暮れの立山~剱岳。冷池山荘のテント場から。

2017年8月28日、18:38。
夕陽が剱岳に沈む。そして、雲が焼けてきた。
上から、青い空、赤く焼けた雲、立山~剱岳の黒いベルトが広がる。

「きれいな山だ! 」と眺め、
「槍ヶ岳」と名が付く山に登ってみたかった、鹿島槍ヶ岳は、
北峰から上り下りする南峰に、「槍」の険しがあった。
鹿島槍ヶ岳では、ブロッケン現象と出逢うことができた。

鹿島槍ヶ岳からは、360度の眺望があった。
そして、立山~剱岳のビューポイントだった。 
屏風のようにそそり立つ威容は、朝晩変化した。
昼は「氷河を見てくれ! 」と誇り、
夕暮れは、「焼ける雲を見てくれ!
と、ショーを演じてくれた。
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