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やりたいことをやり続ける

アゴタ・クリストフ著『文盲』(堀茂樹訳、白水ブックス)の中に「人はどのようにして作家になるか?」という章がある。以下はその冒頭部分。

「まず、当たり前のことだが、ものを書かなければならない。それから、ものを書き続けなければならない。たとえ、自分の書いたものに興味を持ってくれる人が一人もいなくても。たとえ、自分の書いたものに興味を持ってくれるひとなどこの先一人も現れないだとうという気がしても」(p.75)

他人がどう思おうが、自分の書きたいものを書き続けること。それが作家になるための第一歩である。

これは作家に限らず、あらゆることに共通している。他人がどう評価しようが、やりたいことをやり続ける。これが「何かになる」ために必要なことである。



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