松尾睦のブログです。個人や組織の学習、書籍、映画ならびに聖書の言葉などについて書いています。
ラーニング・ラボ
カレンダー
2024年8月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | ||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | ||
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | ||
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | ||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
過去の記事
カテゴリ
最新の投稿
『菊と刀』(読書メモ) |
あなたのまことにわたしを導いて下さい |
『ザ・コントラクター』(映画メモ) |
いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい |
『道草』(読書メモ) |
主よ、あなたは我々の中におられます |
『アンデス、ふたりぼっち』(映画メモ) |
自分の体で神の栄光を現しなさい |
『ファウスト』(読書メモ) |
あなたたちの神、主が命じられた道をひたすら歩みなさい |
最新のコメント
最新のトラックバック
ブックマーク
プロフィール
goo ID | |
mmatu1964 | |
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
大学で経営学を教えています。 |
検索
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
俳諧修行の旅、俳諧指導の旅
「五月雨をあつめて早し最上川」という歌が詠まれた場所、大石田を芭蕉が訪れたときのこと。この地方には、古くから俳諧の種が蒔かれ、愛好者がたくさんいたらしい。芭蕉は次のように書いている。
「この人たちから「自分らは俳諧の道を、手さぐり足さぐりでたどたどしく歩んでいますが、新しい句風に進むべきか、古い句風を守るべきか、迷っています。ところが、適当な指導者がいなくて困っています。どうかひとつ」と、頼まれたので、断りきれず、連句一巻を作って残すことになった。こんどの俳諧修行の旅も、こうして俳諧指導の旅にまで発展してしまったのである」(p.136)
「おくのほそ道」を読むと、こうした場面がよく出てくる。「自分の修行」と「他者への指導」が一体となったとき、人の成長が加速するのかもしれない、と思った。
出所:松尾芭蕉(角川書店編)『おくのほそ道(全)』角川ソフィア文庫
「この人たちから「自分らは俳諧の道を、手さぐり足さぐりでたどたどしく歩んでいますが、新しい句風に進むべきか、古い句風を守るべきか、迷っています。ところが、適当な指導者がいなくて困っています。どうかひとつ」と、頼まれたので、断りきれず、連句一巻を作って残すことになった。こんどの俳諧修行の旅も、こうして俳諧指導の旅にまで発展してしまったのである」(p.136)
「おくのほそ道」を読むと、こうした場面がよく出てくる。「自分の修行」と「他者への指導」が一体となったとき、人の成長が加速するのかもしれない、と思った。
出所:松尾芭蕉(角川書店編)『おくのほそ道(全)』角川ソフィア文庫
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 『おくのほそ... | あなたがたに... » |