goo

『マルコヴィッチの穴』(映画メモ)

『マルコヴィッチの穴』(1999年、スパイク・ジョーンズ監督)

売れない人形使いのクレイグ(ジョン・キューザック)が、転職先のオフィスで、不思議な穴を見つける。

その穴に入ると、有名俳優ジョン・マルコヴィッチ(ジョン・マルコヴィッチ)の脳の中に入れるのだ(15分だけ)。

クレイグは、この穴を使って、会社の同僚マキシン(キャサリン・キーナー)とビジネスを始めるのだが、そこに妻のロッテ(キャメロン・ディアス)やマルコヴィッチ当人が絡みながら進む不思議な物語。

ストーリー展開が予想できないシュールな作品である。

本作を観終わった後、「自分の身体を操っている人形使い」になった感覚があった。ちょうどマジンガーZを操る兜甲児(=ガンダムを操るアムロ)になった気分である。

生きるということは、「自分をどう操るか」という問題かもしれない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )