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『ガントレット』(映画メモ)

『ガントレット』(1977年、クリント・イーストウッド監督)

イーストウッドが若い(といっても47歳だが)。

アリゾナ州フェニックス市の刑事ベン・ショックリー(クリント・イーストウッド)は、警察長官のブレークロックから、ラスベガスの警察に留置されている女性ガス・マリー(ソンドラ・ロック)を裁判の証人として護送するように命じられる。

ところが、護送中に、警察やらギャングやらに命を狙われる二人。はたしてフェニックス市にたどりつけるのか?というストーリー。

とにかく、銃撃戦(というか一方的に撃ちまくられる展開)がすごい。

また、娼婦で口の悪いガスが、意外に頭が良く義理堅いのがわかってきて、徐々にベンとの関係が近くなるプロセスも自然で良かった。

特に、絶対絶命の状況の中、二人が将来の家庭について語るシーンは切なくてジンときた。

悪者(警察長官)と戦う二人のアクションだけでなく、職業を越えた人間の信頼性、警官同士の連帯というテーマも隠されており、意外に深い映画だった。







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