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『英国王のスピーチ』(映画メモ)

『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)

最近見た3本の映画がイマイチだった中で、抜群に面白かったのが本作。

ヨーク公アルバート王子(コリン・ファース)は吃音のため、演説が大の苦手。さまざまな医師に頼むが効果なし。そんなとき、奥さんが新聞の広告で見つけたのが、オーストラリア出身の言語療法士ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)。

治療のためには対等な関係が必要と主張するライオネルに反発していたアルバート王子だが、英国王・ジョージ6世となってしまい、ライオネルに頼らざるをえなくなる。

どんな人間でも、苦手なものがあるが、それを乗り越えていくには、支援してくれる人が必要となる。それがライオネルであり王妃だ。そして、ライオネルを支えているのが奥さんや子供である。

平民であろうと王様であろうと、人間はいろいろな人に支えられながら生きていることがわかる映画である。

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