goo

チャレンジと賭けの違い

松浦弥太郎さんは、「チャレンジ」と「賭け」の違いについて、次のように述べている。

「「自分の実力はこの程度で、目標の高さから言って、成功率は五分五分だ」という判断があったうえで、思い切って飛ぶのがチャレンジ。「よくわからないけど、運に任せてやってみよう!」と何ら現実を把握していないのにジャンプしてしまうのが賭け。チャレンジするには、飛ぼうとする自分の頼もしいジャンプ台となってくれる「学びと思索」が必要です。日頃からこつこつ勉強し、考え抜いてこそ、思い切った挑戦ができるのです。チャレンジとは、自分が主体となった一つの行動だと言えます。賭けにはそういったものが一切なく、責任放棄とする感じます」(p.154-155)

ジャンプ台があってはじめてチャレンジといえる、という考えに同感だ。成功の確率は状況によって違うだろうが、「何らかの土台」に立って挑戦するとき、その人の成長につながるように思った。

出所:松浦弥太郎『松浦弥太郎の仕事術』朝日新聞出版

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )