宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

紫外線のお話

2011年04月22日 18時42分43秒 | 診断と治療
国立の桜はすっかり花が散り、かわりに深緑の葉っぱが勢いを増してきました。

でも、今の時期の主役は、木ではありません。
大学通り沿いに色とりどりの花が咲いていて、とても華やかです。

赤、ピンク、黄色のチューリップ。
黄色と紫のパンジー。
山桜の山吹色。
道路沿いが様々な色の帯となり、脇を自転車で走り抜けると、視界の中でたくさんの色が混じり合います。
癒されますね~
今日のような曇りのお天気の日は、かえって色が際だって見えるようです。

さて。

4月も後半になると、だんだん紫外線が強くなってきます。

シミの治療中の方や、シミを作りたくない方にとっては、紫外線は大敵ですね。
たとえ、今日のように曇っていても、紫外線予防は必要です
毎日、日焼け止めを塗って下さい。

お子様の日焼け予防についてよくご質問がありますが。
お子様の場合は、今頃はそれほど神経質になる必要は無いと思います。
赤ちゃんは帽子やベビーカーの屋根で十分です。
歩いている幼児やお子様は、長時間外にいて日焼けしそうな場合は、日焼け止めを塗ってあげると安心ですね。

ただ、ゴールデンウイークからはいきなり日差しが強くなります
屋外でスポーツや遠足などのレジャーの時は、顔や首や腕などの露出部に日焼け止めを塗ってあげると良いと思います。
でも。
よほど長時間でなければあまり神経質になりすぎる必要もないと思います。

皮膚の弱い方の日焼け止めは、SPF値が20~30位のもので十分だと思います。
あまりSPF値の高いものはかぶれやすい可能性もあります。
また、さらさらになるローションタイプは、皮膚がかさついてしまうことも多いので、ご注意ください。
無香料のクリームタイプのものが良いでしょう。

もうすぐ、ゴールデンウィークですね。
上手に日焼け止めを使い、日差しを楽しんで下さいね


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