宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

ひとりごと

2014年08月24日 22時35分03秒 | 日記
今日は高校の同窓会に出席してまいりました。

友人たちが、みんなそれぞれに違った場所で、違った経験をし、別々の長い時を過ごしていたのですが。
こうして一堂に会すると、不思議なものであっという間に昔の関係を取り戻せるのです。
しかし同時に。
高校時代の昔話をしていながら、とても奇妙な気持ちになりました。

それは。

あの時期に自分が強く感じていたことや、見えていたことが、他の友人には全く別の印象でとらえられていたことが少なくないこと。

それが、人間が未熟であったとか、思春期特有の強い思い込みとかなのでしょうか。
高校時代、同じ体験をしていたはずのことを、その思い出を語り合う時、実は必ずしも同じ感想を持っていなかったことが、今になってわかったこともあり。
これは、ちょっとした驚きでした。
同窓会に行って過去を語り合わなければ、私の高校の思い出は私の中ですでに確定した過去の記憶のままだったわけです。
でも、友人の持っている思い出の話を聞いているうちに、私の高校時代の印象の色合いがよりその色調を深く濃くしていくような、不思議な感情を持ちました。

まるで、タイムマシーンで過去に戻って、その時期には見えなかったさまざまなものを見直したような新鮮さです

・・・・・という面白い同窓会でした。

夜、家に帰る途中、秋の虫が鳴いていました。
昨日は、夜もセミが鳴いていたので、秋は確実にそこまできているな・・・と感じました

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