宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

今朝のひとりごと

2014年01月24日 08時00分40秒 | 日記
朝の情報番組を見ていて、すごく腑に落ちたことがあったので、お伝えします

おおっ!!
と感じたことが、二つあったのです。

一つは。
木造の校舎と鉄筋の校舎で、木造の校舎の方がインフルエンザに感染しにくいということ。
感染症の専門家が話されていました。
やっぱりね。
私は以前から、コンクリート校舎で暖房を装備してポカポカにしていることが、インフルエンザの増加につながっているとお話ししてきました。
湿度が危機的に下がるからです
インフルエンザウィルスは、湿度が50パーセントを超えると死滅してきます。
ですから、最近の暖房環境の部屋は、湿度が30パーセント以下になるので、インフルエンザが蔓延するのです。
木造のすきま風も、ウイルスが外へ逃げるので良いそうです。
やっぱり、ちょっと昔に戻るのは、良いことなんですよね。

もう一つは、あの「今でしょ!!」の林修先生のお話。
今年のセンター試験の国語の平均点が、ものすごく低かったんだそうです
林先生のよれば、今年の問題はそれほど難しくなく、こんなに平均点が低いことは問題だとおっしゃっていました。
それは、なぜか。
最近の若者に、物語を理解する能力が低下しているとおっしゃいます。
この物語を理解する能力は、そのままコミニュケーション能力につながると言われまして
あらゆる物事を理解し、頭の中で構築しなおし、それを他者にわかるように伝える能力。
これが、危機的に低下しているとおっしゃるのです。

林先生は、この原因を推測されていました。
原因には二つあると。
一つは、小さい頃から本を読んでいるか。
もう一つは、自然に関わっているかということだと。

ひとつめの、本を読む・・・・・これは当然のように理解できました。
もう一つの、自然との関わり。
ん??
どういうことか?。
林先生に言わせると
「自然というものは、ばらばらな現象が存在していて、それを経験して、自分の中でつなげていくことが必要だ。」
ということなんだそうです。
なるほどね。
確かに、自然は身の回りにさまざまとばらばらに存在していて、予測無く現れたり、急変したりしますね。
そういうものを経験して知識を身体で会得していくことが、必要なんですね。
納得です

最近の子供は、冬、部屋中暖房でポカポカに暖められて、その中で薄着でじ~っとゲームやパソコンなどをして過ごしますね。
お正月、屋外でたこ揚げやはねつきをする・・・なんて昭和を思い出すような過ごし方をする子供は減り、子供は風の子という言葉ももはや死語です。

やっぱり、ちょっと昔に戻る勇気も必要なんだな・・・・と朝の情報番組を見ながら、ふと感じました

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