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大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

kagari(フレンチ/福島区鷺洲)

2009年01月11日 10時26分26秒 | フレンチ
 今回は、多人数で行ったこともあってコース料理(4,000円)をオーダーしました。前菜は生牡蠣、パテ、野菜マリネなどの盛り合わせ系。スープは、オニオンスープ。若干の酸味があって、食欲をかき立ててくれます。
 
 魚料理は、鯛の脂包みバターソテー。メンソールは、魚の皮部分も全部食べちゃうんですけど、苦手な人もいるのでと言うことで、皮を外して網脂で巻いて調理してあるそうです。なので、白身のプリプリ感と味と、網脂からの脂分が不思議なハーモニーを見せてくれます。
 
 ここまではカジュアルで軽い目のフレンチと言った感じだったんですけど、メインの牛ホホ肉の赤ワイン煮込みは、フレンチの面目が如実と言うか、ここまでと比べてヘビーな一皿で、しかもホホ肉が軟らかい。ナイフ不要です。
 
 デザートはマンゴーシャーベット、アップルパイ、オレンジ風味のブリュレの三種盛り。デザートも軽やか系です。メンソールはアップルパイが気に入りましたけど…。ラストはコーヒーか紅茶。
 
 ワインは白一本、カバ一本、赤一本の計三本。更にグラスワインを追加オーダー。ちょいとワインが余ってしまったので、おつまみ系(アンチョビ、オリーブ、ドライトマト)を追加オーダー。
 
 
 カジュアルなフレンチですけど、料理については手抜き無しの一皿入魂。CPは非常に高いです。喫茶店的レイアウトの店を、そのままフレンチの店にしたようではあるんですけど、ちらり暗い目の照明とBGMのジャズが落ち着いた大人の雰囲気を醸してくれてます。ご夫婦でされてるようで、店名のkagariは奥さんのお名前のようです。ちらりムラはあるんですけど、アウエアネスはよく、テーブルの状況はしっかり把握してくれています。
 
 ワインの取りそろえはリーズナブルな物を絞り込んであるようで、5,000円未満の物がほとんどです。なので、グビグビ系で楽しめます。レストランに行くと、料理のそれなりですけどワインのそれなりの値段がしてしまって、しっかり飲んでいると料理代よりも飲み代が高く付いてしまう場合がよくあるんですけど、ワインをボトルで頼んで、アラカルトでオーダーするのが楽しいと思います。メインが4種類くらい、前菜が12種類くらい用意されてることからも、コースとか食べる順番とか考えずに、好きな物をオーダーして複数名でつつくという使い方が最適じゃないかと思ってます。


(店  名) kagari(かがり)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市福島区鷺洲2-15-32
(電  話) 06-6940-7868
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 木曜日
(料  理) コース4,000円。
      ムール貝ワイン蒸し:900円、牛ホホ肉赤ワイン煮込み:1,950円
(席  数) テーブル16席、カウンター4席。
(予  約) ベター
(カ ー ド) 不可


HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON(西区)

2008年11月29日 01時49分56秒 | フレンチ
 2008年を締めくくるにはここしかないと言うことで、行ってきました。以前は、コース料理が二種類合ったらしいんですけど、現在は一種類に統一されてます。メンソールは6名で行ったので、奥の個室に案内されたんですけど、ちらり6名で使うには狭いような気がします。他にも、料理の進み具合を入り口扉のの小窓からチラチラ確認されるんですけど、これはどうも落ち着かなかったりします。これならいっそ、テレビカメラで監視してもらってる方が気が楽かも知れません。実際そんな店にも行ったことはありますが…。あと、キッチンの扉が自動ドアになっていて、メンソールは個室の一番入り口付近の席(=幹事席)に座ったんですけど、その自動ドアの音が気になったりはしましたね。これなら、個室でないテーブル席の方がよかったです。
 
 
 2008年秋のコースは、『自然と対話』をテーマにしたもので、雨の滴が大地を濡らし、ミネラルを吸収しつつ海に注ぐと言ったイメージらしいです。
 
 さて、アミューズの一品目は、あこうのカルパチョなんですけど、どう見てのカルパッチョには見えません。確かに、中の肴だけだとカルパッチョの味なんですけど、その形状と色が…。このあたりから器の奇抜さ、調理法の奇抜さに目と心を奪われたりします。

 前菜の一品目はホタテ、二品目は野菜なんですけど、30種類くらいの野菜が使われていて、最初はこれは蓮根、これは枝豆とか楽しいんですけど、10種類目を超えたあたりから、何だっていいかもと言う気になっちゃいますね。これだけの盛りつけはすごいと思うんですけど、途中で飽きちゃいます。これは男性だからかもしれませんが…。

 魚料理は鯖。対馬海域で獲れる鯖で、脂肪分を融解させる程度の温度(=低温)で調理されてるようです。これに黒オリーブ、トマトと黒糖が合わせてあります。別器には、オリーブのゼリーとオリーブの泡が添えてあります。ソースを皿にではなく別器で出してくるあたりのおもしろさはあるんですけど、単なる味の引き立て役としてのソースではなくて、メインの鯖とゼリーとの食感の対比と言うところにもポイントを置いているようです。
 
 フォアグラは塩のみの味付けなんだそうですが、とすればこの旨みはフォアグラ本来のものなんだろうかと再発見させてくれる味です。フォアグラって、表面をかりっと焼いて、内側との食感の対比とかで楽しませてくれるところは多いんですけど、この旨さはうなりましたね。かといって、しつこくもないです。こちらも低温で調理したらしいです。スロー・キュイッソンと言えば『パリ・オランジュ』が思い出されたりはしますが…。この料理に合わせては、クッキー生地のサブレ、水分を抜いたヨーグルト。白ワインビネガー、ノイリーの煮詰め。白胡椒が一粒添えてあるんですけど、これが1/4にカットされてるそうです。これがこだわりらしいんですけど、1/2とか1/3とかでも味わってみないと、1/4である必然性には納得がいかなかったりはします。
 
 この料理をスープと言っていいのかどうかはわかりませんが、トリュフのアイスにカボチャのアイスを合わせ、香りを逃がさないようにノワゼットの泡で蓋をしたものが出されました。メンソール的には、ちょっと中途半端な温度になっているような気がしないではなかったです。
 
 メインは鴨料理。皮目はしっかり焼いて脂を抜いた後、内部は赤外線で火を入れているようです。合わせてあるのは、イチジクのコンフィと煮詰めた赤ワインビネガー。蕪とタンポポですが、タンポポは苦みをポイントにしてるらしいです。

 富士リンゴのソルベとショウガのジュレ。ソルベって、本来はもう少し前半で出す料理のような気もするんですけど、デザートのスタートとして、口直し的に持ってきたんでしょうかね。次がクロワッサンのアイス、でカカオバターのムース。

 チーズもいろいろあって、プティ・フィールまでしっかり楽しめました。スタートから終了まで、4時間に及ぶ食事だったんですけど、正直なところ疲れました。全体を通して、ウキウキ、ワクワク、ドキドキじゃないですね。もちろん、料理は斬新ですし、器もカトラリも凝ってますし、サービスも良いんですけど、15,000万円強の金子を払う価値はあるかと言えば十分にあるんですけど、リピートするかと言われたらしないですね。一回で、お腹いっぱいです。
 
 ドレスコードがあり、男性はジャケット必須です。ネクタイは必須ではないですが…。
 
 
(店  名) HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON
      ハジメ・レストラン・ガストロノミーク・オオサカ・ジャポン
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市西区江戸堀1-9-11 アイプラス江戸堀 一階
(電  話) 06-6447-6688
(営業時間) 18:00-20:30(火)、12:00-13:30、18:00-20:30(木~日)
(定 休 日) 月曜日
(料  理) お任せコース(15,750円)のみ。
(ウ ェ ブ) http://www.hajime-artistes.com/



KEZAKO(京都祇園)

2008年10月07日 22時15分34秒 | フレンチ
 「フレンチの素材を使うことがフレンチなんじゃなくて、フレンチの技法で勝負することがフレンチなんだよ」と、山岡史郎もいってたような言ってなかったような…。まさしくハイブリッドというか、地元の素材をフレンチの技法で仕上げてくれている。それも、フレンチにしては使いにくそうな素材が上手く使われていて感激したりする。
 
 
 まず出されたのが、フォアグラのコンフィ。フォアグラと言えばフレンチの定番なんだけど、奈良漬けにした大根が巻かれている。これが不思議と会う。フォアグラのねっとり感と旨みと甘み、同時に大根のしゃっきり感。最後に、奈良漬けの味と香が残る。泡で合わせてたんだけど日本酒の方が合いそうな味がする。聞いてみると、日本酒も用意はできるらしい。ただ、どこまで日本酒で合わせられるかが判らなかったので、ワインで通したが、メインの羊肉以外は日本酒でも行けたかもしれない。
 
 二皿目がスープのような温前菜。蓮根のすり下ろし、温泉玉子が添えられていて、へしこが乗せられている。減し個もフレンチでは使いにくいと思うが、シェフによると、生ハムと同じような感覚で使ってるとのこと。確かに、塩味の強さは生ハムに共通するところがあるかもしれないが…。へしこは、単なる飾りとしてだけではなく、へしこの骨から取ったダシも効かせてあるらしい。
 
 三皿目がは、二種類に調理したホロホロ鳥をカリカリベーコンを効かせたトリュフソースで仕上げたもの。
 
 四皿目が、子持ち鮎。なんだ鮎か…、と思ったさ。食べるまでは…。魚を焼くと言うことは、フレンチではあまりしないはずだ。(魚料理)=(ムニエル)くらいの固定観念があったりもする。卵巣は、いったん取り出して、パンなどと合わせて臭みを取ってから戻したそうだ。日本人としては、川魚の独特の臭みがまた旨みだったりもするんだけど、そうした臭みを嫌う人もいるので、逆に万人向けに仕上がっているような気がする。骨センベイの方は、頭の部分も残さず食べきることができる。ソースは、二種類の野菜と松の実などを使ったもの。抹茶ソースかと思うくらいに鮮やかな緑色。
 
 五皿目がメイン。羊の背肉。このあたりはしっかりフレンチで、しっかり赤ワインが合う。ドライフルーツを春巻き風にしたものが添えられている。
 
 チーズのサジェストがあったので、遠慮なく。ハード、白カビ、青カビ、シェーブルの4種類。ハードはコンテ、白カビはカマンベールだけど、たぶんカマンベール・ド・ノルマンディだと思う。原産地呼称統制があって、ノルマンディ地方で、伝統的な製法を厳密に踏襲しないとカマンベール・土・ノルマンディは名乗れないし、その味わいの深さと言えば、遠く及ぶもんじゃない。
 
 デザートのテーマはたぶんイチジクなんだろうと思う。ミルフィーユ仕立てにしたものと、ソースとして使ったもの。甘さは控えめだと思う。

 最後は、プティ・フールと共に、コーヒー、紅茶、エスプレッソが楽しめる。
 
 最初に書いたけど、和の素材を使ってフレンチの技法を駆使して作り出される料理は、なかなかに面白くて、興奮する。素材とか料理法とかの効いたときの驚きと、それを口の端根で味わったときの驚きのダブルパンチが襲いかかってくる。若いギャルソンのたどたどたどしさがちょっときになったりはするけど、そのあたりはこちらが誘導すればいいんだろうと思う。で、大阪からは遠いけど、行ってみる価値はある。そして、行くならカウンターに座るべし。なので、大人数で行く店ではないような気がする。カウンターに座って、シェフの説明を聞きながら料理と酒とを楽しむ店だと思う。
 
 

(店  名) KEZAKO(ケザコ)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 京都市東山区祇園町570-261
(電  話)  075-533-6801
(営業時間) 12:00-13:30、18:00-21:30
(定 休 日) 水曜日




Le Pignon(天満)

2008年08月24日 23時45分10秒 | フレンチ
 淡路島のホテル出身のシェフが提供してくれるフランス田舎料理と自然派ワインの店で、グランド・オープンは2008年の春。

 メンソールはメインから決めていくので、まずはシャラン産の鴨、胸肉のロティ。前菜にはパテを選んで、アミューズにキッシュをオーダーした。ワインは、マキコレを見つけたのでそれをオーダーした。このあたりはシェフの面目如実と言うところかも…。
 
 まずアミューズは、ベーコンと淡路島産の玉葱を使ったキッシュ。玉葱が甘い。そして柔らかく優しい味わい。
 
 二皿目がパテ。添えてあるのが野菜のピクルス。黄ピーマン、赤ピーマン、ブロッコリー、茗荷など。
 
 メインは、シャラン産の鴨胸肉のロティ。皮に包丁が入れられていて、パリパリに仕上げられていて、いい感じ。フレンチでラストを飾るのはやっぱりチーズなんで盛り合わせをお願いした。
 
 
 料理はカップルで行って前菜、魚料理、肉料理の三皿くらいが適当なボリュームになると思う。ただ、メンソールが思うに4人くらいで行って、ワインをグビグビ、メインの魚料理&肉料理をガッツリという幹事で行った方がいいような気がする。たとえば、岩手産の短角牛とか良さそうな気がする。


(店  名) Le Pigno(ル・ピニョン)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区天満4-17-17 双園マンション一階
(電  話)  06-6351-3353
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 日曜日
(そ の 他) 禁煙席なし。6席くらい(カウンター)、10席くらい(テーブル)


キュイジーニ・ラ・シュエット(北新地)

2008年08月03日 13時18分31秒 | フレンチ
 清田シェフのプロフィールはウェブ(http://www.c-l-chouette.com/)に書かれているのでそちらを参照してください。
 
 
 メンソールはこのところ、素材をあまりいじらずにシンプルな料理法で、盛りつけも大皿で出すフレンチやイタリアンが多いと感じていて、しっかりと一皿一皿盛りつけられたフレンチが食べたくなって行ってみたのが、北新地にある『キュイジーニ・ラ・シュエット』。カウンター席が6席、テーブルが8席のサイズなんだけど、天然石が上手く使われていて、北新地にふさわしい雰囲気を醸していたりする。
 
 さて一皿目。冷製コーンスープなんですけど、添えられているのが玉葱のピューレと温玉。かけられている黄色の粉状の物がコーンのアイスクリームだそう。味は濃厚で、好みによって玉葱のピューレや温玉で調節できるようになってる。この皿だけで満足してしまいそうな一品でした。
 
 二皿目が、見た目も鮮やかなあさり、なす&枝豆を使ったガスパッチョ。かけてあるのはバジル風味のオリーブオイル。セロリの風味が効いていて、セクシーな一品でした。皿が大きく深いので、食事中のカトラリの置き場所に困ったりすると言うところがあったりするので、このあたりはちらり難しいところかも…。
 
 三皿目がフォアグラ。コンソメの中でゆっくりと加熱したとのこと、ソースは三種類。下から、ビーツ、洋なし、木イチゴ。ソースをいろいろと試すのも楽しいんだけど、フォアグラが旨い。フォアグラのねっとり感もしっかり味わえるんだけど、口の中で溢れてくるコンソメの味わいで思わずにやけてきてしまう。
 
 四皿目が、黒鯛。シシトウをペースト状にしてアンチョビと合わせたもの。生食用カボチャのペースト。西洋蕪のペースト。フォアグラの時と同様な盛りつけで、複数のソースを好みで試せるようになっているのは楽しいところ。
 
 五皿目がホロホロ鳥。こちらはシンプルにフォントワインのソース。添えられているのは丸なすとヤングコーン。
 
 デザートは四種類の中からセレクトできるけど、梅干しを使ってパイ仕立てにした物が楽しかった。
 
 
 ちょっとした変化球が仕込んであったり、複数のソースを好みで試せたりという感じで、料理は良かったです。
 
 

(店  名) キュイジーニ・ラ・シュエット
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎新地1-1-43 第二大川ビル二階
(電  話)  06-6345-7472
(営業時間) 17:30-25:00。-23:00(土)
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www.c-l-chouette.com/


ブラッスリー・プティ・ポー(炭火焼きフレンチバール/天満)

2008年07月27日 14時39分03秒 | フレンチ
 フレンチで使う食材を炭火焼きで楽しむ店。カウンター6席、4人は無理だろうと思われる小さな丸テーブルが3席。あと、テラス席も2席あったりする。
 
 ポーションを少なめにして価格も安い目に設定されている。一番安かったのがたぶんサルシッチャで315円。その他も500~800円くらいの値段。いろいろなメニューを食べまくるという趣向には最適だと思う。肉類は、ある程度の大きなブロックで調理した方が旨いとは思うので、このあたりのバランスは微妙なところなんだろうとは思う。メンソールが今回食べたもの以外には、仔羊のスペアリブ、仔羊の背肉、豚足、フォアグラなど。流行の豚肉な、スペアリブとベーコンが日南もち豚、肩肉が白金豚と三元豚なんかが食べ比べできる。
 
 メンソールが思うに、ちょっと微妙。フレンチの素材を使うからフレンチなのではなくて、フレンチの技法を使うからフレンチなんだと思う。素材が良ければシンプルに炭火焼き、調味料は塩のみで十分に美味しいと思うけど、良い素材を仕入れるルートを持つのも大事なんだと思うけど、シェフには、もっとフレンチの技法を駆使した料理も提供してほしかったりする。でないと、飽きる。串カツなんかは、素材を変え、組み合わせを変え、いろいろ工夫しても結局は衣と脂の味がして食傷するのと同じ。このままなのか、次の天界を見せてくれるのかは期待したいところ。
 
 ポーションの設定とか価格設定とかは上手いと思う。なお、マダムと呼ぶより、ねえさんと呼んであげた方が喜んでくれる。
 


(店  名) プティ・ポー
(ジャンル) ブラッスリー(炭火焼きバール)
(所 在 地) 大阪市北区池田町10-10-105
(電  話) 06-6881-2399
(営業時間) 18:00-24:00
(定 休 日) 日曜日

パリ・オランジュ(谷四)

2008年07月06日 12時14分32秒 | フレンチ
 以前にも行ったんですけど(http://blog.goo.ne.jp/mint_menthol/e/512463cf15ccf956560c384a97272dbc)、再度行ってきました。今回オーダーしたのはおまかせコース(6,000円)です。
 
 まずは、冷製人参のスープ。二皿目がフォアグラのテリーヌ。二層になっていて、下段にフォアグラのテリーヌ、上段には星イチジクやプルーンなどのドライフルーツを赤ワインを使ってコンポートにした物が乗せられている。手前には酸味にあるキャラメルソースと英国産の塩が添えられている。最初に見たときは、ドライフルーツの甘みでフォアグラの味が吹っ飛ぶんじゃないと思ったんだけど、食べてみるとそうじゃなかった。確かに、ドライフルーツの甘みとか、イチジクの種の食感とかが先に来るんだけど、フォアグラのまったり感、しっとり感、ねっとり感が後から追いかけてきて、これが最後まで楽しめる。決してストレートじゃないんだけど、テクニックに走って暴騰してるわけでもない。ちゃんとストライクなんだ。
 
 三皿目が豚足、塩漬け豚、フォアグラをガレットにしたもの。ガレットは、メンソールの知ってるクレープ状の物とは違ってて、しっかりボリュームもあるし、塩漬け豚からの塩分も豚足の味もフォアグラからの油分も濃厚で、メインにしても良いんじゃないかと思えるようなセクシーな一品だった。
 
 四品目が、スロー・キュイッソンしたサーモンのマリネ。スロー・キュイッソンというのは、加熱(火入れ)の技法の一つで、オーブン等を使わず、フライパンを使って弱火で20分以上ゆっくりと加熱すると言うもの。かなり神経的に辛い物があると思うし、満席になったときにの、料理の提供タイミングが遅れることにもなるだろうとは思う。20席弱をシェフが一人で見るのは辛いだろう。
 
 最後が小鴨のポワレとこだわり野菜のココット蒸し。見た目はレアなんだけど、しっかりと火は通ってる。最初に強火で表面だけをカリカリに焼いて、あとは弱火で中心部まで火を通したんだろうと思う。なので、鴨の味はもちろんなんだけど、血の味がしっかりと出てきている。これもなかなかセクシーな一品だった。
 
 最後が、ピスタチオのクリーム・ブリュレとチャイのアイスクリーム。どちらも、ピスタチオとチャイの味がしっかりと主張してる。
 
 
 満席時に、サービングがスローダウンするという問題はあるんですけど、料理はどれもセクシーな物ばかりでした。
 


(店  名) パリ・オランジュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市中央区谷町3-2-15 マツモトビル一階
(電  話) 06-4793-0266
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:30
(定 休 日) 月曜日


ブザンソン(福島)

2008年06月16日 16時50分41秒 | フレンチ
 何かと話題の多い福島に、新しくフレンチが誕生した。すでに伝説となっている神戸の『ジャン・ムーラン』で修行した後に、『ペルージュ』でスー・シェフを務めたシェフ。新町の『ブレ・ド・ブレ』でサービス担当だった。藤田朋子似のマダム。

 で、早速予約の電話を入れてみる。メンソールが思うに、レストランでの食事というのは、予約の電話をかけた瞬間から始まるんだ。なので、電話応対がへたくそだったり、何回か電話をかける中で、担当者によって対応がまちまちだったりすると思わずキャンセルしたくなったり、行きたくなくなったりすることがある。その点に於いては、『ブザンソン』は秀逸だと思う。的確な応対、丁寧な言葉遣い、目的や苦手食材などのさりげないヒアリング。そして、何度電話をかけても全くブレがない。

 メンソールが入ったのは18:30で、メンソール以外には一組しかいなかったんだけど、1時間くらいの間に満席になってしまった。予約は必須なんだろうな。

 一皿目は、冷製コーンスープ。かなりあっさり目。時たま歯に当たる堅いものがあって、最初は、粒胡椒かと思ったんだけど、噛み砕いたときの刺激がないので、ずっと考えてた。食べ終わる頃になって、カリカリにしたベーコンだろうなと判った。

 二皿目が、賀茂なすとエビのアメリケーヌソース。エビ料理にアメリケーヌソースは定番なんだけど、最初の冷製コーンスープと同じで、あっさりで軽やか。フレンチと言えば、バターたっぷり、クリームこってりがメンソールは好きなんだけど、軽やかなフレンチが好まれるようになって、それは避けられないのかなとも思ったりしたんだけど、決して軽い訳じゃなくて、あくまでも軽やかな感じ。ソースからは、ほんのりと八角(スターアニス)の香りがして、濃厚なアメリケーヌソースにさわやかさを加えているという感じかな。

 三皿目が、ハモとホタテ。ホタテにはウニを乗せ、ハモにはフランス産のアスパラガスを乗せたもの。付け合わせは下に敷かれたリゾット。ハモが旨かったです。和食のハモって、梅肉か酢みそで食べないと食べられないようなものが多かったりするけど、ハモってやっぱりおいしい魚だと言うことが確認できる一品。骨は感じなかったので、骨切りとかしたんじゃなくて、骨抜きをしたのかもしれない。

 メインがシャラン産カモの胸肉。ソースはやっぱり軽やか。八角のアクセントもお約束の様な感じ。もも肉よりも味の淡泊な胸肉なら、ソースも軽く仕上げることができると考えたのかな。あと、もも肉と胸肉は火の通り具外が異なるので、鴨肉料理でもも肉と胸肉が同時に出されると、どちらかの日の入れ具合に不満が残る場合があるんだけど、大胆に胸肉のみの料理にしたところはすごいかも。で、もも肉はどこに行ったんだという疑問が…。

 メンソールは、デセールの前にチーズ盛り合わせをオーダーし、コーヒーのあとで、食後酒としてミラベルと、ヴァン・ド・ナチュレをオーダーした。ミラベルというのはプラムから作るブランデー。ヴァン・ド・ナチュレはシェリーやポートと同じく酒精強化ワインね。

 食後のコーヒーカップは、やっぱりアメリカンスタイルで置かれた。メンソールは、コーヒーはほとんどブラックで飲むけど、エスプレッソは砂糖をたくさん入れるので、ヨーロッパスタイルで置いてもらった方がうれしいんだが…。

 ワインのラインナップを見てると、意外と南フランスものが多いような気がする。お勧めしてもらったヴァン・ド・ナチュレもフランス南部のラングドック&ルーションで作られていたりする。


 メンソールとしては、ケチの付け所がない店。突出してすばらしいポイントがなくても、あえて欠点を探すと見つからないという店の方がいい店だし…。予約の電話対応はほぼ完璧だと思う。だいたい、予約を入れたら、店から直前に確認の電話をくれるかどうかだけでもかなり評価が変わる。フロアがちょっとあわただしく感じたりするのは、店が細長い構成なので仕方ないかもしれない。メンソール的には、もう少しチーズの種類が豊富だった方がうれしかった。


(店  名) ブザンソン
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区大淀南2-6-4 福井ビル一階
(電  話) 06-6451-1811
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 月曜日(祝日の場合は火曜日が休み)




パリ・オランジュ(谷四)

2008年06月08日 21時58分00秒 | フレンチ
 う~ん。やっぱり肉料理を食べるべきだったか…、とあとで後悔したが、それは置いといて…。

 アミューズは新玉葱の冷製スープ。メンソールが前菜として選んだのが、季節野菜。魚料理は真鯛にした。肉料理を食べてみたかったんだけど、メインは2人前のボリュームがありそうだったので、こいつはスキップした。菅野美穂を一回り小柄にしたような、可愛いウェイトレスは、かなりいい目をしてる。料理だけど、ソースは軽め。軽い分、素材の味が生きてるというか、よく判る。で、その中で素材が活かされているというか泳いでいるというか自由自在というか、そんな感じ。

 店は、カウンター6席のテーブル12席。フロアもテーブルも気を意識させてくれるけど、壁がピンクというか赤土っぽいというか、このあたりもパリの雰囲気を出してるんじゃないかと思う。

 詳細については改めて…。


(店  名) パリ・オランジュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市中央区谷町3-2-15 マツモトビル一階
(電  話) 06-4793-0266
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:30
(定 休 日) 月曜日

GAGNE-PAIN(ガニュ・パン/中津)

2008年05月11日 19時19分49秒 | フレンチ
 やっぱりランチじゃよく判らん、というのが正直な感想。ランチは1,000円なんだけど、前菜をつけるとプラス600円となる。店自体はコンパクトにまとまっていて、全16席。レストランというよりは、可愛いビストロと言った感じ。

 メインは、スズキだったんだけど、ビネガーが効いたソースで、同時に照り焼きソースのような焦げた醤油の薫り、そしてかすかにスパイスの味が追いかける。
うむ、よく判らん。


(店  名) GAGNE-PAIN(ガニュ・パン)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区中津1-9-3 ヨークビル一階
(電  話) 06-6377-5767
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-23:00。
(定 休 日) 水曜日&土曜日はランチ休み



Y's(鷺洲)

2008年04月13日 00時32分06秒 | フレンチ
 福島といえば、台風の目になると思われたのがフレンチの『ブザンソン』なんだけど、隠れた台風の目が『Y's』というフレンチで、こちらは聖天通りの奥深くにある。吉田康洋は名店『ラ・ベカス』の出身。で、コースが税込み4,000円。ということは、『ラ・ベカス』の料理が、超ハイコスト・パフォーマンスで食べられるかもしれないと言うことなんで、スケジュールの谷間を埋めるように行ってみた。

 4,000円のコースは、前菜、メイン、デザート、コーヒー(紅茶)の構成で、前菜からこれでもか的ながっつり系ハイボリューム。まず、アミューズとしてハモンセラーノにトルティージャ。前菜が盛り合わせで、パテ・ド・カンパーニュにスモークサーモンなどの前菜。これが結構ヘビー。メインの方は、フランスの伝統的な料理であるブータン・ノワールとバスク。デザートも三種盛とてんこ盛り状態。コーヒーのあとは、ポール・ジローを見つけたので、久々の食後酒はブランデーになった。

 奥に4人掛くらいのテーブル席があるけど、カウンターがメイン。これをシェフ1人で捌くので、オーダーが重なると料理の出が遅くなる。これは仕方ないところか…。なので、ワインとかはボトルでオーダーしておいて、これをチビチビ飲みながら料理を待つといった感じの居酒屋的使い方が良いような気がする。『ラ・ベカス』をイメージして行くと、ちょっと違うように感じると思う。流行のがっつり系のカジュアルなフレンチだと思った方が良いんだけど、やはり伝統的なフレンチにはこだわりがあるように思う。

 あと、ワインにも結構こだわりがあるようで、セラーにはいろいろと隠してあるような感じがする。壁紙がワインのケースだし…。



(店  名) Y's
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市福島区鷺洲2-7-14
(電  話) 06-6453-1177
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-24:00
(定 休 日) 水曜日




eternite(靱本町)

2008年03月09日 15時50分17秒 | フレンチ
 大阪のフレンチを挙げろと言われたら、間違いなく名前が挙がるであろう『カランドリエ』出身の永野良太シェフの店。テーブル間はゆったりとしていて、隣のテーブルの会話が聞こえてくることもない。揺れるウェイトレスと音もなく近づいてくるウェイターも楽しめるんだけど、それは置いといて…。

 まずはアミューズは、フォアグラのピューレとスモークされた鴨。砕いた黒胡椒が添えられていて、これは好みで使えばいい。フォアグラもスモーク鴨も非常に軽やかに仕上げられている。

 二品目がホワイトアスパラのフロマージュブランソース。フロマージュブランの酸味がうまく活かされていて、メンソール好みのソースと、オブジェのように配されたホワイトアスパラが、舌でも目でも楽しませてくれる。

 魚料理は、金目鯛とホタテ貝柱の泡ソース。メインは、小鳩、仔羊、鴨からセレクトできるが、ジビエ系が苦手な場合は牛肉もセレクトできる。メンソールは小鳩をセレクトした。

 ここまでは比較的まとまった軽い目の味付けだったんだけど、小鳩は内臓もソースに使ってあって、ちらりヘビーな一皿にまとまってる。部位も胸肉ともも肉の二種類のコントラストが楽しめたりする。

 その後、紅玉を使った口直しがあって、デザート。最後のコーヒーと共にプティフールが楽しめる。


 トータルとしてものすごく上手くまとまっているという感じがする。何かに突出してるわけではないけど、あえてアラを探すと見つからないという感じ。驚きとかパフォーマンスのある店も楽しいんだけど、オーソドックスで当たり前なことをそつなくやってくれる店の方が飽きが来なくて、結果的に何年も使い続けることになるんだな。



(店  名) eternite eには二つともアクサン・テギュが付いてます。
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市西区靱本町2-5-12 靱公園プライマリーワン一階
(電  話) 06-6443-0706
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-21:00
(定 休 日) 月曜日



Bistro Panda(ビストロ/天王寺)

2008年03月01日 13時57分14秒 | フレンチ
 ビストロとなってるけど、天王寺から少し離れたところにあって、しかもファッションホテル街を横目で見ながら店にたどり着いたらメンソールには洋食屋のように思えた。カウンター9席のみで、満席時には禁煙になったりする。

 まず赤ワインをグラスでをオーダーして、例によってメニューを吟味する。メニューは手書きの物で、一枚はドリンクメニュー、もう一枚はフードメニューとなっている。メンソールはメインから決めていくので、まずはメインを探すんだけど、決定できずで、軽くオードブルと言うことで、パテ。それから韓国風ホルモンのピリ辛炒め玉子添えと言うビストロではあまり見かけないメニューをオーダーしてみた。そのときに思ったのは、ビストロじゃなくて、韓国料理店でももちろんなくて、洋食屋ととらえるのがいいんだろうなと言うことだった。

 ワインの取りそろえはそれほどではないという話か聞いてたんだけど、ボトルでワインをオーダーしたら、「うちは一種類しか置いてないんですよ」と介意ながら、二種類のボトルが並べられた。イタリア産とスペイン産だったので、スペイン産をオーダーした。ちなみにワインはグラスが550円くらい。ボトルで2,200円くらいからでとってもリーズナブル。

 その後、ワインに合わせて自家製オイルサーディン、ミンチカツトマトソース等をオーダー。メインにはキャベツ&ベーコンの煮込み。とどめは、名物になっているパンダの焼き印の入ったパンをオーダーした。これは100円なんだけど、結構大きい。

 で、洋食屋だと思って使うのが良いような気がする。ビストロよりも更に敷居は低いと思うし、料理はリーズナブル。ワイン系が充実していればいうことなしだと思う。天王寺駅に帰るまでには、ファッション・ホテル群があるので、デートで使う際には何かと都合が良いような気もする。


(店  名) Bistro Panda(ビストロ・パンダ)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市阿倍野区茶臼山1-19 ヨネダビル一階
(電  話) 06-6773-3372
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-21:00
(定 休 日) 火曜日
(補  足) 満席時は禁煙




Bistro Nid d'Oiseau(心斎橋)

2008年02月17日 13時37分19秒 | フレンチ
 心斎橋にある。隠れ家風の可愛いフレンチの店。テーブル8席、カウンター4席のスモールサイズの店で、カウンター席からは調理の様子が間近に見れて迫力満点。フランス産のひな鳥や小鴨などを使った料理が供される。

 まずアミューズは、チーズシュー、マッシュルームのポタージュ、オムレツの三種盛り。マッシュルームのスープが旨かったです。

 前菜は、青森産ホタテ貝柱とリンゴのサラダ。野菜は、箕面などから直送されているらしい。ホタテは、心まで火を通さずに見切ってあり、野菜達の苦みがさわやかな一皿。

 続いてはフォアグラとコンフィの二種類からセレクトできたので、メンソールはフォアグラの大根添えをオーダー。

 魚料理が的鯛のポワレ、生ウニのソース。こちらも良い感じでした。

 メインの肉料理は、ジビエ料理、羊料理、牛肉料理の三種からセレクトできるんですけど、メンソールはジビエ料理。この日は窒息鴨。さすがにジビエが得意なだけあって良い感じに仕上がってます。皿には羽が添えられていてワイルドなんですけど、メンソールはもう少しワイルドさを出しても良いかと思ったりしています。ジビエを食べ慣れていない人がいることを考えると、これで良いのかもしれません。和牛ホホ肉のプレゼ、カシス風味も少しいただいたんですけど、こちらも柔らかく仕上がっており、カシスの甘みが十分にしみていて、口の中でうまさ爆裂と言った感じ。

 最後は、デザートの盛り合わせと、コーヒーと紅茶からセレクトできて、プティ・フィールがつきます。



 コースは3,900円、5,500円、8,000円のコースがあります。今回は5,500円のコース。ディナータイムは要予約らしいです。それぞれの料理には、それほどのインパクトはないんですけど、トータルでのパフォーマンスはすばらしいと思います。あと、ジビエが良いです。



(店  名) Bistro Nid d'Oiseau(ビストロ・ニ・ド・ワゾー)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市中央区東心斎橋1-13-33
(電  話) 06-625-0771
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 月曜日
(ウ ェ ブ) http://niddo.sakura.ne.jp/index.html

マルミット(マルミット鍋/天満)

2008年01月27日 13時48分35秒 | フレンチ
 オリジナルのマルミットな鍋の店。(ポトフ)→(スープパスタ)→(チーズフォンデュ風)→(リゾット)と四段階に変化していく鍋で、薬味もマスタード、バジル、ガーリックソテー、チリ、トマトソースと五種類用意されていて、好みに応じて試して行けたりします。

 チーズは、薬味ではなくて、第三段階のフォンデュの時に使うので、薬味と間違えて使ってしまわないようにしましょう。でも、チーズの追加はしてほしかったですね。

 キャラメルアイスクリームは絶品でした。


(店  名) マルミット
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区天満1-8-12 青柳ビル一階
(電  話) 06-6352-8111
(営業時間) 17:00-22:00、-21:00(日祝)
(定 休 日) 不定休
(ウ ェ ブ)  http://homepage2.nifty.com/marmite/