みどりの野原

野原の便り

11月14日 ムベ

2011年11月14日 | Weblog
私がお隣さんにあげたムベの苗が友達のところで育ち6個も実がなったらしい。

「食べてみたけどゼリーみたいやね。食べるところないね」「アケビは白っぽかったとおもうけど」と。
「確かに種の周りを舐めるぐらいやねえ・アケビと?同じように思うけど・・」
・・とはいったものの・・ムベって食べたことあったっけ?

 
    1つもらった「ムベ」長さ9センチ         前に食べた「アケビ」 


ムベを切った。実がいっぱいに詰まってなるほど種のまわりは透明っぽい。

スプーンですくって食べた。甘い。アケビよりおいしいように思う。


種を数えてみたら120個もあった。ひえ~~っ。 アケビも同じぐらいあったのかな?

なんとなく「アケビは口が開いて、ムベは口が開かない」ぐらいにしか思わなかったけど、食べ比べることが出来てよかった。
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11月13日 京都トレール⑨ 最終 鳥居本~嵐山~松尾山~苔寺バス停

2011年11月13日 | Weblog
京都トレイルもいよいよ最終回になった。
前回の続き、鳥居本から歩き始める。歩きやすいい季節だ。

 
前回9月18日に修理中だった茅葺き屋根。  右)きれいに完成していた。
全部葺き替えるのかと思ったが、傷んでいるところだけ修理されたようだ。
まだ苔の付いた所も残っていた。全部できないのは材料のカヤ集めの関係があるのかもしれない。

この辺は1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているところ。
しばらくは可愛い小物などの土産物屋を横目に歩く。


お庭のツワブキが満開だった。蜜を吸っているのは たぶんセスジハリバエ


紅葉の始まりかけた念仏寺を通り抜ける。

 
常寂光寺へ立ち寄る。紅葉には少し早いがモミジの大木・一面の苔は見物。
青いコケに色鮮やかなモミジが散り敷くとどんなにきれいだろう。

 
   美しい竹林

 
大河内山荘あたりの竹戸は感動的な美しさ。小枝の使い方などがこの縮小写真ではわからないのが残念。 右)さっき通った落柿舎近くにあった竹のゴミ箱カバーも素敵
食べるだけではなく、素材として竹製品に叉建築の中にも取り入れ、日本人ってすごいと思う。

嵐山公園(亀山公園)を通り抜けて下ると桂川。
どこからともなく笛の音が・・京都らしいなあ。どこから聞こえるのかと思ったら・・

 
もみじ祭の催しだった。王朝舟遊びの再現 平安管弦船 太秦映画村の船には黄門さまが見えた。

ここまで来ると観光地まっただ中の感じ。渡月橋の歩道も人でいっぱい。車もいっぱい。
対岸の山の紅葉はもう少し先のよう。

「大堰川」の表示があった。あまり聞きなれない。友達は確か渡月橋を挟んで上と下で川の名が違ったように思うけど・・という。
帰って地図を見たら上流は保津峡になっていて下流は桂川。大堰川は??
調べてみると「渡月橋の上流が大堰川で下流が桂川」となっているものもあるが、それらは通称で、行政状の表記は「桂川」で統一されているらしい。
下流で木津川・宇治川と合流し淀川となり大阪湾に流れ込む。淀川水系。

中之島でお弁当を食べ、阪急嵐山駅近くから「苔寺への抜け道」という小道に入る。

 
「苔寺への抜け道」 整備された竹林から松尾山を超える山道となる。



登りが続きやっと見晴らしのいいところにきた。真下に桂川・渡月橋が見えた。

 
四つ辻からさらに登って松尾山頂上(276.1m) 
右手に双ヶ岡を望むむ見晴らしを楽しみ、ここからは下りかと思うと・・

何回か登り下りがあり・・
 
       コシダの覆う山道             タカノツメの実
常緑樹の多い山道をさらに進み2つ目のピーク(図根点ピーク)25mに到着。
もう登りは無いはず。ツツジの尾根 京都タワーを遠くに見る見晴らし・・下り道。


竹林の中の急な階段を下りて苔寺谷のリンドウへと下りてきた。 谷の紅葉


苔寺の門の紅葉を愛でつつ苔寺バス停へ。
地図には阪急上桂駅で終点になっていたが、交通の便から私たちはここで終点とする。

京都駅までバスに乗り、苦労話を思い出しつつ祝杯をあげた。「頑張ったねえ」

3月1日伏見は雨のスタート。東山コース~北山東部コース~北山西部コース~西山コースへ・・毎月1回のペースで暑い夏も休まず、マイペースで9回。
言いだしっぺは私だったがいつの間にか友達に頼ってしまっていた。友達様様だ。

残りの「京北コース」はすごく不便なところらしい。
年が明けて、季節のよい時に挑戦することにした。
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10月12日 金剛山麓

2011年11月12日 | Weblog
秋も終盤の金剛山麓 

いつも迷う黄色いキクの仲間 白い菊の仲間 これをはっきり出来たらいいな。

ほとんどの花は咲き終わり、残り花が咲いている程度。

 
        ウリハダカエデ            シラキ の 紅葉

 
        ヒヨドリジョウゴ            ヤマホロシ 

 
        ハダカホオズキ           ムラサキシキブ


   マメガキ
 
アキチョウジツボミフクレフシ(虫こぶ)     ヤマトフキバッタ

 
      アワコガネギク?               シマカンギク?

イナカギク・シロヨメナも毛の具合でみるしかないのかな。
交雑もあるらしい。結局はよくわからないということがわかった。
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11月10日 うれしい自然 リンドウ・センブリ・ミズオオバコ・・

2011年11月10日 | Weblog
今日観察会で行った場所はそう遠くないところ。(場所は非公開)
木立ちも残る野道を案内していただいた。

前にも行ったことはあるが、この季節は初めてで、希少な秋の草花が残っていて幸せな気分になった。
 
      ツリガネニンジン群生    色素のない白花も1本混じる

 
リンドウ 3,40年前までは家の田んぼの斜面に生えていたのだが、今は田んぼも無くなり最近では近くでは見かけなくなった懐かしい花。(葛城山上で見た)
     右)センブリ これも先日葛城山上で見たが、近くで見れるのはうれしい。

「あれ何?」と聞かれ、2mぐらい下の田んぼの溝を見るとピンクがかった白い3弁の花が見えた。「イボクサ?」と思ったが、ひょっとして・・斜面をそろそろと田んぼに下りた。

 
ミズオオバコだった。久しぶりの対面。オオバコのような葉が水中に沈んでいた。 10数年前、近くの住宅地の溝の中で見つけたのはとっくに無くなっている。近くで見つけられてうれしい。奈良県でも少なくなっているようだ。準絶滅危惧種  
   右)そばにはミズワラビがたくさんあった。水中に生えるシダ類だ。これも奈良県では準絶滅危惧種 家の近くの田んぼに群生していたこともあるが、見つけた翌々年には消えた。あまりに急激になくなってびっくりしたものだ。農薬に弱いらしい。


ノアザミの白化した花(白花)

花が終わりがけのサワヒヨドリ。叉、1本だけだったがオミナエシもあった。

自然豊かなところがいいとはいえ、草ぼうぼうでは今日見たような植物は育たない。
適度に草刈りもされ日を受けることが必要で、人間の農耕生活とうまく合わせて生きている。

この環境がいつまでも続くといいな。

他の所も行ったが省略。
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11月9日 チャンチンモドキを食べてみた

2011年11月09日 | Weblog
先日、万博公園で1つ拾ったチャンチンモドキ。
食べられると聞いていて、一度試してみたかった。

チャンチンモドキ(ウルシ科)雌雄異株


チャンチンモドキの果実

皮を剥いて見た。


ナイフで皮に切れ目を入れて皮を引くと、す~っと剥け、黄色がかった透明の実が出てきた。おいしそう・・

かじってみた。ちょっと酸っぱいが南方系の感じ。


果肉は噛み切れない。種にしっかり付いた繊維に果肉が付いている。
ワタ(綿)の繊維が種にくっついているように。マンゴーの種のまわりのように。

だから食べるといってもしゃぶるぐらいしかできない。

生食でない食べ方があるのかも。
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11月8日 K大インスト講座 秋③

2011年11月08日 | Weblog
3回目の講座は晴天に恵まれ、里山に入る。


リョウブ・コナラ・ヒサカキ・・など暖かく感じる木、冷たく感じる木。手触りも違う。
その木の進化の中で全く違う樹皮を持つ。

フジの大木は横たわりよじ登り垂れさがり叉登り・・高木の上へぬきんでて太陽の光を浴びるために、生きるために上へ上へと懸命に登る。
自在な伸び方の秘密は茎にあった。


利用されなくなった里山ではクヌギも大木になっている。

講師のお話に学生さんたちは今までなんとなく見てきた木の不思議に気づき、新鮮な驚きを覚えたようだった。
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11月7日 琵琶湖1周 ⑨ 近江高島~近江舞子

2011年11月07日 | Weblog
今日は天気は大丈夫・・と思っていたのに、駅を降りたらしょぼしょぼと雨。
さっそく雨具のお世話になりつつ琵琶湖に向かう。萩の浜からほぼ307号線を歩く。

 
      白髭浜 波は荒い  旧道に入り 地図に載っている石仏群を目指す

 
鵜川48体石仏群 後ろは墓地 『室町時代に観音寺城の城主が亡き母の菩提を弔うために観音寺の対岸の鵜川に建立した』という。こんな形の石仏は初めて見た。
48体の内13体は大津市坂本慈眼大師廟に移され、2体は盗難、ここにあるのは33体。数えてみたら33体あった。
307号線にでてしばらく行くと湖の中に赤い鳥居が見えた。

 
近江最古の大社 白髭神社は長寿延命の神 もちろんおさい銭をあげて一応「長寿」をお願いしておいた。ただし「元気で」を付けくわえて。
平日にも関わらず、私たちがいる間にも何組かがお参りに来られていた。

  
海の中にある白髭神社の鳥居 海上からも拝めるのかな? それとも対岸の慈眼大師廟から?
 右)湖にも水鳥が増えてきた。カイツブリ・キンクロハジロらしいもの・ヒドリガモが見えた。

 
        コマユミ              センニンソウの種

大津市に入る。(今までは高島市)


小雨が降ったりやんだりで傘をさしたりすぼめたり、行けると思ったら行けなくて引き返したりしつつ、近江舞子駅に到着
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11月6日 万博公園 & めでたい?誕生日

2011年11月06日 | Weblog
万博での観察会は降水確率が高くて中止になった。
でも担当の二人は一応集合場所で待ち、来た人がいれば回ることに。

結局私たち含め12人が集まり、雨も止んでいたので回ることになった。
よく知っているメンバーの助言もありコースも少し変える。
 
ヒマラヤスギとメタセコイアを観察


ナンキンハゼの木の下に実の付いた小枝がたくさん落ちていた。この木にもチョッキリがいるの?と思ったが、これは知恵者のカラスの仕業なのだという。
まだ枝先でははぜていない実を枝ごと切り落とし、実がはぜたところを食べるのだとか。
切り取られ落ちた実は枝の上でより早くはぜるらしい。何とかしこい!

学習館を見学し食事をした後ソラードへ。
  
ソラード入り口。階段を登り木道を歩く。いつもは下から見上げる高い木も樹冠が見える。目の前にアキハゼの木 実をたくさんつけている。

 
今紅葉真っ盛りのモミジバフウ(アメリカフウ)   タイワンフウ


  
イロハモミジも樹冠は少し色づいて    クロガネモチの実も目の下に   

 
       タラヨウの赤い実        展望台から見た万博公園の森

万博後に植えられた木が大きく育ち、日が入らないところもあり、落葉樹が枯れた所もあるらしい。多様な森を作るために高木を間伐してギャップを作り、新たに木を植えたり、茨木の表土を播き出したり試みがなされている。

ソラードを降りた後、移動。

 
途中でチューリップ植え体験に参加できたのも少人数なればこそ。穴の中にチュウリップの球根を埋めて土をかける。それだけのことだが自分が植えたチュウリップがどんなに咲くかきっと見にくることだろう。           右)ついでに穴開けも体験
そして、お土産に自分で篩にかけた堆肥とチューリップ球根3個をいただいた。


キチジョウソウが咲いているというので見にいった。

そこで解散し、雨が降ってきたが私と友達は広場でやっているイベントに参加。
昨日今日とやっているらしいが両日ともお天気が悪く人も少ない。イベントはお天気が一番。

エコイベントのスタンプラリーでブースを回りスタンプをもらう。

バイオ燃料のお話を聞くブース。水環境の展示を見てクイズに答える。などの他、竹トンボゴルフで竹トンボに興じたり、どんぐりの殻斗に木の実を飾り付けて場スケットを作ったり、試食したり、アルミ缶に穴を開けて炊飯器で卵茹でるものを作り茹で卵をもらい。などなど・・各ブースは参加無料でお土産もある。花炭をくれたりティッシュやインスタントラーメン5個入りをくれた所もあった。保全協会のブースでは「あなたの写真が載ってるのがあったよ」と冊子をいただいた。
あれやこれやいただいて帰りのリュックは重かった~。

さて、今日はめでたい誕生日。先日は娘と買い物とお昼とカラオケに。
何年ぶりかのカラオケは5時間で30曲ほど歌ったが・・半分は途中で忘れたりなどイマイチの出来。昔はもう少し歌えたんだけどなあ。練習する時間もなし・・
脳細胞の減少を感じたが楽しいひと時を過ごした。
今日は帰りに大阪の娘と落ち合ってお茶を。プレゼントは後日とか。
夜は下の娘の旦那さんが食事に誘ってくれ、ケーキもいただき・・友達にもプレゼントをいただき・・誕生日はいいなあ。

でも叉明日から歳は忘れることにする。
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11月5日 ハスイモ

2011年11月05日 | Weblog
先日平群で教えてもらったハスイモを畑で作っているという同期のYさんがくれた。


   平群の畑で見たハスイモ
葉の雰囲気がちょっと違うが見かけはほぼサトイモと同じ。
なのにこれの芋は食べないそうで、そのずいきを生食するという。

「ずいき」といえばアクが強そうなのに生食というのが不思議な気がして、早速サラダにして生を味わってみた。 

 
      ハスイモのズイキ       切り口はスボンジのよう
いつかどこかで食べた料理に上品に添えられた薄切りはこれだったらしい。


昨日買ったシカクマメとブロッコリーと共に皮をむいて薄切りにしたハスイモをサラダで食べた。
「味」と言うほどのものはないがアクもなく癖もなく、見た眼のおもしろさと食感で楽しくいただいた。
明日の弁当に入れて友達にも食べさせてやろう。

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11月4日 錦織公園 

2011年11月04日 | Weblog
同期生5人で錦織公園へ。

 
心地よい山道はここが公園と忘れそう。ハゼやウルシの紅葉がきれい

 
     びっしりとウメモドキの実         コウヤボウキも満開

 
    ツワブキの黄色が暖かい    カワラケツメイはだいぶ実になっていた

 
池にはヒドリガモの群れ 冬鳥もこれから増えてくる。 記念撮影はこの木の前に決定

 
      オオカマキリ           ハラビロカミキリ
どちらも大きいお腹。卵を産んで冬支度にかかるようだ。

静かな里山公園で過ごした秋晴れの一日。
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