みどりの野原

野原の便り

9月7日 葛城山

2008年09月07日 | Weblog
一応担当なので、早めに集合場所に到着したら、三重県からのIさん
が同着。早~! いつも1時間前に着くように来るそうだ。

もう少しして着いた生駒のKさんは、「ホテイアオイの”咲くところを”
見たかったから、早く家を出て元薬師寺のホテイアオイのところで
じっと咲く姿を見て来た」という。信じられない!

30人余りのメンバーで葛城山へ。

ロープウェイの山上駅を降りたところの気温は22度 涼しい。

Kさんの案内でブナやミズナラ・イヌシデ・イヌブナなど見る。

ササの繁った林床は木の実が発芽しにくく、木の根も広がりにくいか
ら、見かけの美しさとは違って、心配があると説明された。
地下でササの根と木の根が生存をかけて戦っている様子を想像してみ
る。


 
      カシワバハグマ           ヤマニガナ

アキチョウジ・アキギリも今からだ。
頂上付近ではワレモコウやツリガネニンジンなど秋の草花が咲いていた。



虫食いだらけのウリハダカエデ よっぽどおいしいらしい。

売店裏の展望台からの景色はかすんでいたが、下に赤い実をいっぱい
付けたヤマボウシ。おいしそう! 手が届いたら食べるのに・・
木にからみついたツルニンジンの花やつぼみも見えた。

頂上付近は穂を出したススキが赤くてきれいだ。

 
      頂上のススキ          金剛山を望む

 
      ワレモコウ         ツリガネニンジン

 
      コオニユリ           ヌルデのツボミ


オオバコの花もよく見ればかわいい

帰りはタクシーを乗り合わせた。意外と安かった。

それから私は夜の部の薬師寺での「Mujic Tree Live」財津和夫コン
サートへ。
照明をあてられ表情の変わる金堂をバックに歌われた。
涼しい風が吹いて気持ちよかった。 
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