みどりの野原

野原の便り

7月26日 長居公園・植物園

2014年07月26日 | Weblog
クマゼミの声が響き渡る。
時々木から飛び立つセミ 抜け殻はいたるところに付いている。

 
アキニレを好むのか偶然なのか特にたくさん付いていた。匂いのあるユーカリにもついていた。             抜け殻が団子状に

 
サルスベリが満開 いろんな色がある。     ハマナツメ まだ若い果実

 
       エンジュ 満開 木の下一面に花が散っていた。
こんなに散ってもまだまだ樹上には山盛り?の花がついている。
ハナバチが来ると簡単に花を落としてハチを他の木に行かせるんではないかみたいな話も出ていた。落とすぐらいならもう少し花を減らせばエネルギーの節約になるのではと思うが、木は答えを言ってはくれない。

 
エンジュの1品種 シダレエンジュも満開だった。エンジュは香りがないがシダレエンジュはよい香りがした。ハキリバチの仲間が訪花していた。 ネジロハキリバチ

ネジロハキリバチ
腹の上部が白い。
ハキリバチというが葉は切らない。
枯れ枝や竹筒に巣を作り、マツの樹脂(ヤニ)などを巣材に使う。
幼虫の餌として花粉団子を中に入れそこに卵を産むらしい。

カシノナガキクイムシの被害木もあった。
木の根元に木屑が落ちていた。
木の太い部分に雄が少し穴を掘り、雌が来ると交尾産卵し穴を掘り広げていく。
雌が背中につけてきた菌を穴の中で培養してできた酵母を食べるそうだ。
菌が繁殖すると水が吸い上げられなくなり枯死するのがナラ枯れの原因とか。
穴を掘る時に出る木屑を外に出す時、キクイムシの頭が見えることがあるらしい。
ちょっと見てみたいがそんな根気はないなあ。
ビニールを巻いて防除したり閉じ込めたり焼却したりいろんな方法が試されているようだ。


サンゴジュが真っ赤な実をつけていた。花序に網を張るマエアカスカシバが今年は少なく、果実も葉もきれいだ。


シラカシに双子のどんぐりがいくつが見つかった。
なぜ双子ができたのか? ちゃんと成長するのだろうか?
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