みどりの野原

野原の便り

5月18日 吉野山 ?赤みの強いスイカズラ・ウツギ・マルバウツギ・ヤブウツギ・ヤブウツギの虫こぶ・オカタツナミソウ

2024年05月18日 | Weblog

久しぶりの吉野山 同じ県内だけれど遠い。
吉野駅から温泉谷を通る。

いい香りがする。山裾の斜面を見ると・・やっぱりスイカズラ




でも・・スイカズラには違いないが、花弁の外側が赤い。
葉はスイカズラに違いない。こんな種類もあるのか?? 初めて見た。
調べたが不明。 ご存じの方、教えてくださ~い。


コジキイチゴ 茎の赤い腺毛はエビガライチゴに似る。


マユミ 小さいが花が満開


斜面の草木のところでユラユラ‥グルグル・・
ユウレイガガンボの仲間と思う。
体が細いうえに動き続けて私は全く写真に撮れず・・
この写真は同行のIさん撮影のもの。止まった瞬間が撮れてる。すごい!
グルグルと何をしているんだろう。

今日は”ウツギ”の名のつく植物をいくつか見た。
”ウツギ”は茎が中空(空洞)であることに因む名だが、いろんな科・属のものがあり、必ずしも茎は中空(空洞)ではない。
(以下は以前に普通の太さのものを実際に切って調べたものです。
「節」の状態は調べていません)


マルバウツギ(アジサイ科 ウツギ属)茎は空洞


ガクウツギ(アジサイ科)茎は中実(髄が詰まっている)


ウツギ(アジサイ科 ウツギ属)茎は空洞


ヤブウツギ(スイカズラ科 タニウツギ属)(同行のIさん撮影)
茎は中実(髄が詰まっている)
葉は毛が多くふわふわしている。
枝に「虫こぶ」があった。(上の写真の上部に写っている)
調べたところ、ウツギメタマバエによる「ウツギメタマフシ」


虫こぶを切ってみると、ウツギメタマバエの蛹らしいものがいた。


吉野温泉 元湯 
2017年の6月、このグループで1泊したことがある。
(メンバーは少し入れ替わりあり)
あれから6年もたったのか。
次の日、何か他の予定があって、1人先に帰ったなあ。(いつもせからしい)


オオセンチコガネ(ルリセンチコガネ)

如意輪寺
南朝 後醍醐天皇の勅願寺


後醍醐天皇お手植えの木斛(モッコク)


ジオウの仲間のようだ。植栽かな?
調べると、レーマニア エラータ という栽培種(ハマウツボ科ジオウ属)のようだ。
庭でないところに植えられるとややこしい。


オドリコソウ
桜井・天理・奈良・吉野あたりでは見たが、橿原・明日香あたりでは見かけない。


オカタツナミソウのようだ。

吉野駅へ降りて電車に乗る。

コメント (2)
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