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学校経営に必要な生徒の確保が困難、悲しいけれどこれが現実なのだ!

2013-11-29 | 市民のくらしのなかで

松栄高(南相馬)今年度で廃校 原発事故影響で初

福島民報 11月29日(金)9時5分配信

 南相馬市原町区にある相双地方で唯一の全日制私立高の松栄(しょうえい)高が平成25年度で廃校となることが分かった。東京電力福島第一原発から30キ ロ圏内の旧緊急時避難準備区域にあり、原発事故発生直後から休校が続いていた。同校を運営する学校法人松韻(しょういん)学園(福島市)は今後の生徒確保 が困難と判断し廃校を決めた。原発事故の影響を受け、公立と私立合わせ県内の小中学校・高校が廃校になるのは初めて。 
 同学園は28日までに、県に松栄高を廃校とする申請を提出し、承認された。同校は平成24年春から3年連続で入学者募集を見送っている。 
 原発事故を受け、地元の南相馬市をはじめ、近隣の双葉郡に避難区域があり、同校は学校経営に必要な生徒の確保が困難とみている。同学園の佐々木一彦総務部長は「原発事故発生後の状況を考えると将来の見通しが立たない。残念だが、理事会で廃校を決議した」と話している。 
 学園は同校が原発事故の影響で廃校に追い込まれたとして東電への損害賠償を請求する。直接請求で折り合えない場合は、政府の原子力損害賠償紛争解決センターへの申し立てや裁判所への提訴も視野に入れている。 
 同校は昭和32年に原町工業高として開校。福島第一原発から北西約22キロの位置にあり、原発事故発生直後は緊急時避難準備区域(当時)に設定された。 原発事故当時、23年度も同校に通学する予定だった生徒は110人いた。そのうち、約40人は同学園が運営する兄弟校の学法福島高(福島市)に編入し、そ の他の生徒は県内外の高校に転校した。卒業生は約8千人に上る。教員は退職者を除き学法福島高に勤務している。 

福島民報社


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