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「自分の体は自分で決める」とプラカードを持っていたミレーナ・ハッセンさん(36)は「中絶を望む妊婦がいまだに犯罪者扱いされるのはおかしい。中絶の自由を憲法に書き込んだフランスにならい、

2024-03-10 | 市民のくらしのなかで

2024国際女性デー

私の体の自由保障して

世界でジェンダー平等訴え

ドイツ

写真

(写真)国際女性デーのパレードに参加する若者たち=8日、ベルリン(吉本博美撮影)

 国際女性デーの8日、ジェンダー平等や人工中絶の自由を求める輪が世界をめぐりました。韓国、タイ、トルコ、欧州、米国、中南米と集会やデモが行われ、パレスチナ自治区ガザの女性への連帯も訴えました。

 【ベルリン=吉本博美】8日、ドイツでは各地で労働組合や幅広い世代の市民が街頭に繰り出し、性暴力の根絶や性別に基づく経済格差の是正などを訴えました。

 首都ベルリンのパレードに参加した学生のターニャ・ファレンチクさん(23)は「女性が公然と差別されることは少なくなってきたけど、3分の1の女性が人生で性的暴力を経験しているのには耐えられない」と話しました。

 人工妊娠中絶をめぐっては、ドイツは妊娠12週目後の中絶は母体への危険など特別な事情がない限り違法とされています。

 「自分の体は自分で決める」とプラカードを持っていたミレーナ・ハッセンさん(36)は「中絶を望む妊婦がいまだに犯罪者扱いされるのはおかしい。中絶の自由を憲法に書き込んだフランスにならい、女性の体の自由を保障すべきだ」と訴えました。

 シンクタンクifo経済研究所の調査によると、ドイツの男女の賃金格差(2023年)は約18%、時給あたり約4・46ユーロ(約717円)あります。

 統一サービス産業労組(ベルディ)は国際女性デーにあたり、270万人の女性が40年間フルタイムで働いても老後に貧困に陥るリスクがあると指摘。「女性の自立した生活を保障する、公正な労働条件と適正な賃金を実現すべきだ」と政府に対策を求めました。


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