議案第41号
平成20年度向日市一般会計歳入歳出決算の認定について
文教常任委員会(所管分)についての審査経過と結果についてご報告致します。
最初に江口教育部長から議案内容について説明を受け審議に入りました。
主な質疑の内容と致しましては
一委員より、学力の向上について、前年度と比べどう言うところに力を入れて指導 してきたか と質疑があり、
これに対し、基礎教育に力を入れながら、応用問題、生活習慣では挨拶運動、国語 力を付けるための読書・学校図書の充実、小学校・中学校の連携など、向日市の子 供の総合的な学力がつくよう努力している。と答弁がありました。
一委員より、学力テストの結果から見ると、北欧の子供に比べ、幼児期における本 の読み聞かせが少ないのではないかと思うが、今後は幼稚園などと連携して指導す ることが大切だと思うが、どうかという質疑があり、
これに対し、幼稚園の中のことはあまり掌握できていない、大切なことなので研究 したいと答弁がありました。
一委員より、解放同盟山城地区協議会参加費は削除すべきだ。市長の平和市長 会議加盟にも関連して、8月6日の登校日や、広島への修学旅行など平和教育の大 切さを学ぶことや、子供の貧困は社会問題であり修学旅行などの補助金カットをや めて、元に戻すべきだと質疑があり、
これに対し、修学旅行で沖縄や長崎に行っている学校もある。補助金は3年でカッ トすることが決められており今変更の考えはない、平和教育に力を入れているが、 さらに工夫したい。山城関係は、意義があると考えていると答弁がありました。
一委員より、幼稚園での障がい児の受け入れと、その内容についての質疑があり
これに対し、市内三つの幼稚園で、6人・5人・8人の子供がいるが、具体的な対 応をどのようにしておられるかまでは、把握できていませんと、答弁がありました。
一委員より、小学校給食費値上げ問題・給食業務民間委託問題に関して向日市が責 任を持つためには、全てを民間委託にせず一校は残すことについてと、市の教育委 員が、ある小学校のPTA会長に、あすの入学式で「君が代斉唱」の時に、座って いるのかと電話があった。内心の自由に関わる重大問題である。ご存知か、そんな 指導をしているのか、と質疑があり
これに対し、給食の民間委託は今後の職員の退職状況を踏まえ検討する。君が代に ついてそ の様なことは聞いていない、内心の自由は守らなければならない。
入学式は、学習指導要領に従って行っている。と答弁がありました。
一委員より、扇風機の設置問題で、今後の予定と、AEDに設置に伴う使用できる人 の講習についてと新型インフルエンザ対策について質疑があり
これに対し、扇風機については中学校67教室700万円程度必要と考えており予 算を見ながら決めたい。AEDについては教師・PTAなど講習会を持ったが、体育 系クラブの生徒は講習が必要かどうか検討したい。新型インフルエンザについて学 校開放との関係では特に制限していない。今後の推移を見ながら適切に対応したい と答弁がありました。
一委員より、小学校駅伝について、第二外環工事に伴うコース変更についてと、予 算はどうなっているのかとと質疑があり
これに対し、特に聞いていない、駅伝の予算は特に組んでいないが、出走者の心臓 検診料と、主催する小学校体育連盟への負担金だけであると答弁がありました。
一委員より、今後の生徒数と教室の数と、学校耐震工事の関係についてと、一次診 断二次診断について、無駄な予算を使わないように、しっかり議論が行われている かとのと質疑があり
これに対し、その点は、適切な予算執行となるよう充分論議している。一次診断を 省略するのはむつかしいが、十分勉強していきたいと答弁がありました。
一委員より、昭和56年以降の建物は対象外かと質疑があり
これに対し、その通りであると答弁がありました。
一委員より、予算額以内で入札されたときの差額は、残していないのかと質疑があ り
これに対し、さらに必要な施行箇所が生じたときや計画がくまれているときは、そ の工事に充当していると答弁がありました。
一委員より、向陽小学校体育館のトイレを初め、トイレの汚れ問題はたえず論議に なるが、どのように考えているか。第5小学校の雨漏り対策は?公共下水道への工 事が残っている勝山中学校は何時になるのかと質疑があり
これに対し、トイレは一年に二回業者に委託し、普段は生徒と教師が行っている。 個別問題は現場を調べ個別に対応したい。第5小体育館は補正予算でとゆなどの工 事したい。 勝中は、耐震工事と調整し計画したいと答弁がありました。
一委員より、いじめ、引きこもりの問題で、その内容と増減の傾向と対策・その効 果について質疑があり
これに対し、いじめについては昨年度、軽いものを含め小学校で17件中学校で数 件で内容によりいじめた方といじめられた方もふくめて、カウンセラーと相談しな がら対応している。不登校は、年に30日以上ということで、小学校は9人、中学 校は53人だった。家庭とも連絡を取り、一人ひとりに応じた指導をしているが、 復帰できる人も、新に不登校になる人もあり、人数としては減らせていない。今後 も努力したいと答弁がありました。
一委員より、教育委員会は、現場に足を運び、現場に見合った指導が出来ていると 思うかと質疑があり
これに対し、極力そうしなければならないと肝に命じている。と市の教育委員会の 方針が述べられ、今後一層現場を重視して時間の許す限り出向きたいと答弁があり ました。
一委員より、学校に共同アンテナが設置されているところの、地上デジタル放送化 に伴う対応について、質疑があり
これに対し、第3小38軒と1共同住宅、寺中310軒と4共同住宅、勝中2軒と 1共同住宅、があり1回目の調査は行ったので来週から町内会と打ち合わせをした 上で対象者にお知らせし、今後の対応を決めたいと答弁がありました。
一委員より、図書館の「図書廃棄」についてと資料館についての質疑があり
これに対し、雑誌3年、週刊誌1年を基準にし、他にも貸し出しできないものにつ いて廃棄している。資料館は常設展示について8月1日以降リニューアルしていま すと答弁がありました。
一委員より、ある地図会社の京都支店名で「向日市キッズセーフテイーマップ」作 成の広告願いの文書の中に「教育委員会を通して向日市立の全小・中学校児童様へ 配布させて頂く」と書かれているが、市教委は、了解しているのか、と質疑があり
これに対し、業者から問い合わせがあり、危険箇所は学校が把握しているというこ とを話したが、その他、約束も了解もしていない。文書が出ていることも知らない。 その文書を見せて頂き業者に指導なり抗議なりをしたい。と答弁がありました。
一委員より、朝堂院後工事について、来年度は、どこまで進めるのかと質疑があり
これに対し、3113万7千円ほどの予算で、休憩所と若干の整備をしたいと、答 弁がありました。
一委員より、天文館の運営についての質疑があり
これに対し、7月22日の日食の時は40人の募集で300人以上の応募があった。 これなかった人の中では生徒が多かったので、別に、学校の方で対応してもらった。 夜空を見ようと言う取り組みでも例年に比べ参加者は増えている。さらに工夫して いきたいと答弁がありました。
その他若干の質疑がありましたが
採決を前に一委員より、耐震対策、現場に入る努力、埋蔵文化財行政など評価しているが、一方で解同山城地協への負担金・給食民間委託・日の丸、君が代の押しつけなどは、認められない。採決にあたっては、反対したい。と意見が述べられました。
挙手による採決の結果、挙手多数により、本委員会所管分については、認定することに決しました。なおよく本会議でご審議頂きますよう ご報告申し上げます。
議案第55号 平成21年度向日市一般会計補正予算(第2号)
文教常任委員会所管分について
その審査経過と結果についてご報告申し上げます。
江口教育部長から議案の詳しい説明をうけ審議に入りました。
主な質疑と致しましては
一委員より、ICT機器を導入してどのような教育効果を期待しているの かとの質疑に対し
基礎・基本を活用する力に弱いところがあることから、その能力を ICT機器を使って効果を上げたい。と答弁がありました。
一委員より、機器導入による教職員の研修は、どうするのかとの質疑に 対し
現在、教職員は私用のパソコンを職場で使用しており一定の熟練した 技術はあるが、先進校の視察や文科省の研修を活用したいとの答弁が ありました。
一委員より 学校情報通信技術環境整備事業国庫補助金により、学校 ITC環境を一度に更新しようというものであるが、むしろ遅い気がし ている。杭州市の天長小学校では五年前に実施されていた。と言う感 想もありました。
一委員より、民主党政権に変わっても、今内示を受けている補正予算関 係の内容に変わりがないのか、と質疑が出され、理事者は、国の方で 補正予算の見直しが行われており、確認を取っているが詳細がわから ず心配している。府を通じて国に働きかけて戴き、間違いの無いよう にしたいと答弁がありました。
その他若干の質疑があり挙手による採決の結果、挙手全員で本委員会所管分については、原案通り可決すべきものと決しました。
なおよく本会議でご審議頂きますよう ご報告致します。
平成20年度向日市一般会計歳入歳出決算の認定について
文教常任委員会(所管分)についての審査経過と結果についてご報告致します。
最初に江口教育部長から議案内容について説明を受け審議に入りました。
主な質疑の内容と致しましては
一委員より、学力の向上について、前年度と比べどう言うところに力を入れて指導 してきたか と質疑があり、
これに対し、基礎教育に力を入れながら、応用問題、生活習慣では挨拶運動、国語 力を付けるための読書・学校図書の充実、小学校・中学校の連携など、向日市の子 供の総合的な学力がつくよう努力している。と答弁がありました。
一委員より、学力テストの結果から見ると、北欧の子供に比べ、幼児期における本 の読み聞かせが少ないのではないかと思うが、今後は幼稚園などと連携して指導す ることが大切だと思うが、どうかという質疑があり、
これに対し、幼稚園の中のことはあまり掌握できていない、大切なことなので研究 したいと答弁がありました。
一委員より、解放同盟山城地区協議会参加費は削除すべきだ。市長の平和市長 会議加盟にも関連して、8月6日の登校日や、広島への修学旅行など平和教育の大 切さを学ぶことや、子供の貧困は社会問題であり修学旅行などの補助金カットをや めて、元に戻すべきだと質疑があり、
これに対し、修学旅行で沖縄や長崎に行っている学校もある。補助金は3年でカッ トすることが決められており今変更の考えはない、平和教育に力を入れているが、 さらに工夫したい。山城関係は、意義があると考えていると答弁がありました。
一委員より、幼稚園での障がい児の受け入れと、その内容についての質疑があり
これに対し、市内三つの幼稚園で、6人・5人・8人の子供がいるが、具体的な対 応をどのようにしておられるかまでは、把握できていませんと、答弁がありました。
一委員より、小学校給食費値上げ問題・給食業務民間委託問題に関して向日市が責 任を持つためには、全てを民間委託にせず一校は残すことについてと、市の教育委 員が、ある小学校のPTA会長に、あすの入学式で「君が代斉唱」の時に、座って いるのかと電話があった。内心の自由に関わる重大問題である。ご存知か、そんな 指導をしているのか、と質疑があり
これに対し、給食の民間委託は今後の職員の退職状況を踏まえ検討する。君が代に ついてそ の様なことは聞いていない、内心の自由は守らなければならない。
入学式は、学習指導要領に従って行っている。と答弁がありました。
一委員より、扇風機の設置問題で、今後の予定と、AEDに設置に伴う使用できる人 の講習についてと新型インフルエンザ対策について質疑があり
これに対し、扇風機については中学校67教室700万円程度必要と考えており予 算を見ながら決めたい。AEDについては教師・PTAなど講習会を持ったが、体育 系クラブの生徒は講習が必要かどうか検討したい。新型インフルエンザについて学 校開放との関係では特に制限していない。今後の推移を見ながら適切に対応したい と答弁がありました。
一委員より、小学校駅伝について、第二外環工事に伴うコース変更についてと、予 算はどうなっているのかとと質疑があり
これに対し、特に聞いていない、駅伝の予算は特に組んでいないが、出走者の心臓 検診料と、主催する小学校体育連盟への負担金だけであると答弁がありました。
一委員より、今後の生徒数と教室の数と、学校耐震工事の関係についてと、一次診 断二次診断について、無駄な予算を使わないように、しっかり議論が行われている かとのと質疑があり
これに対し、その点は、適切な予算執行となるよう充分論議している。一次診断を 省略するのはむつかしいが、十分勉強していきたいと答弁がありました。
一委員より、昭和56年以降の建物は対象外かと質疑があり
これに対し、その通りであると答弁がありました。
一委員より、予算額以内で入札されたときの差額は、残していないのかと質疑があ り
これに対し、さらに必要な施行箇所が生じたときや計画がくまれているときは、そ の工事に充当していると答弁がありました。
一委員より、向陽小学校体育館のトイレを初め、トイレの汚れ問題はたえず論議に なるが、どのように考えているか。第5小学校の雨漏り対策は?公共下水道への工 事が残っている勝山中学校は何時になるのかと質疑があり
これに対し、トイレは一年に二回業者に委託し、普段は生徒と教師が行っている。 個別問題は現場を調べ個別に対応したい。第5小体育館は補正予算でとゆなどの工 事したい。 勝中は、耐震工事と調整し計画したいと答弁がありました。
一委員より、いじめ、引きこもりの問題で、その内容と増減の傾向と対策・その効 果について質疑があり
これに対し、いじめについては昨年度、軽いものを含め小学校で17件中学校で数 件で内容によりいじめた方といじめられた方もふくめて、カウンセラーと相談しな がら対応している。不登校は、年に30日以上ということで、小学校は9人、中学 校は53人だった。家庭とも連絡を取り、一人ひとりに応じた指導をしているが、 復帰できる人も、新に不登校になる人もあり、人数としては減らせていない。今後 も努力したいと答弁がありました。
一委員より、教育委員会は、現場に足を運び、現場に見合った指導が出来ていると 思うかと質疑があり
これに対し、極力そうしなければならないと肝に命じている。と市の教育委員会の 方針が述べられ、今後一層現場を重視して時間の許す限り出向きたいと答弁があり ました。
一委員より、学校に共同アンテナが設置されているところの、地上デジタル放送化 に伴う対応について、質疑があり
これに対し、第3小38軒と1共同住宅、寺中310軒と4共同住宅、勝中2軒と 1共同住宅、があり1回目の調査は行ったので来週から町内会と打ち合わせをした 上で対象者にお知らせし、今後の対応を決めたいと答弁がありました。
一委員より、図書館の「図書廃棄」についてと資料館についての質疑があり
これに対し、雑誌3年、週刊誌1年を基準にし、他にも貸し出しできないものにつ いて廃棄している。資料館は常設展示について8月1日以降リニューアルしていま すと答弁がありました。
一委員より、ある地図会社の京都支店名で「向日市キッズセーフテイーマップ」作 成の広告願いの文書の中に「教育委員会を通して向日市立の全小・中学校児童様へ 配布させて頂く」と書かれているが、市教委は、了解しているのか、と質疑があり
これに対し、業者から問い合わせがあり、危険箇所は学校が把握しているというこ とを話したが、その他、約束も了解もしていない。文書が出ていることも知らない。 その文書を見せて頂き業者に指導なり抗議なりをしたい。と答弁がありました。
一委員より、朝堂院後工事について、来年度は、どこまで進めるのかと質疑があり
これに対し、3113万7千円ほどの予算で、休憩所と若干の整備をしたいと、答 弁がありました。
一委員より、天文館の運営についての質疑があり
これに対し、7月22日の日食の時は40人の募集で300人以上の応募があった。 これなかった人の中では生徒が多かったので、別に、学校の方で対応してもらった。 夜空を見ようと言う取り組みでも例年に比べ参加者は増えている。さらに工夫して いきたいと答弁がありました。
その他若干の質疑がありましたが
採決を前に一委員より、耐震対策、現場に入る努力、埋蔵文化財行政など評価しているが、一方で解同山城地協への負担金・給食民間委託・日の丸、君が代の押しつけなどは、認められない。採決にあたっては、反対したい。と意見が述べられました。
挙手による採決の結果、挙手多数により、本委員会所管分については、認定することに決しました。なおよく本会議でご審議頂きますよう ご報告申し上げます。
議案第55号 平成21年度向日市一般会計補正予算(第2号)
文教常任委員会所管分について
その審査経過と結果についてご報告申し上げます。
江口教育部長から議案の詳しい説明をうけ審議に入りました。
主な質疑と致しましては
一委員より、ICT機器を導入してどのような教育効果を期待しているの かとの質疑に対し
基礎・基本を活用する力に弱いところがあることから、その能力を ICT機器を使って効果を上げたい。と答弁がありました。
一委員より、機器導入による教職員の研修は、どうするのかとの質疑に 対し
現在、教職員は私用のパソコンを職場で使用しており一定の熟練した 技術はあるが、先進校の視察や文科省の研修を活用したいとの答弁が ありました。
一委員より 学校情報通信技術環境整備事業国庫補助金により、学校 ITC環境を一度に更新しようというものであるが、むしろ遅い気がし ている。杭州市の天長小学校では五年前に実施されていた。と言う感 想もありました。
一委員より、民主党政権に変わっても、今内示を受けている補正予算関 係の内容に変わりがないのか、と質疑が出され、理事者は、国の方で 補正予算の見直しが行われており、確認を取っているが詳細がわから ず心配している。府を通じて国に働きかけて戴き、間違いの無いよう にしたいと答弁がありました。
その他若干の質疑があり挙手による採決の結果、挙手全員で本委員会所管分については、原案通り可決すべきものと決しました。
なおよく本会議でご審議頂きますよう ご報告致します。
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