陸自訓練 英豪初参加
4カ国で 市民・共産党が抗議
千葉・習志野
千葉県の陸上自衛隊第一空挺(くうてい)団主催の「降下訓練始め」が8日、習志野演習場(船橋、八千代両市)で行われ、3年ぶりに一般公開されました。
2017年以降参加している米軍に加え、今年は初めて英、豪軍が参加しました。6日には日本国内で初の日米英豪4カ国の国際空挺指揮官会議が習志野駐屯地内で開催され、連携強化が議論されています。
自衛隊は陸海空がすべて参加し、米海兵隊、横田基地(東京都福生市など)の米空軍に加え、厚木基地(神奈川県綾瀬市など)の米海軍も初参加しました。
陸自第一空挺団によると、各国軍の参加隊員数は米約70人、英約30人、豪約10人。自衛隊員と合わせて100人近くがパラシュート降下しました。またCH47輸送ヘリコプターが車両や機材をつり下げて飛来したり、米英両軍と合同での地上戦訓練、AH1S(通称コブラ)ヘリからのミサイル射撃など爆音が鳴り響きました。
日本共産党の斉藤和子衆院千葉5区補選予定候補、金沢和子船橋市議、かなみつ理恵市議予定候補らが視察。その後船橋市内で「安保関連法に反対するママの会@ちば」「どこの空にもオスプレイはいらない@フナバシ」とともに「他国軍との共同軍事訓練を許さない」と抗議宣伝をしました。