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連載19、発言すること、演説すること、原稿を書くことが大好きになろう!

2019-11-22 | 科学的社会主義の発展のために

    世直しご一緒に 調査九分に発言は一分。

            議員の発言は議事録に残る公文書

 議員活動で一番苦労し、時間を要するのは、各種の発言原稿を書く時ではありませんか?

①   宣伝カーでの赤旗宣伝、定時定点宣伝、選挙前の宣伝、

②   選挙本番宣伝。公約実現、前半、中盤、後半、最終版、演説個所の特殊事情を考えて…

③   他の町へ行っての応援演説、候補者紹介演説、

④   演説会での弁士演説、推薦、政策

⑤   議会内での発言、委員会発言、本会議一般質問。

発言原稿を早く正確に  演説で難しいのは3分演説 言うは易し、行うは難し、恥ずかしがらずなれることです。

 早く正確に作るコツ

 日本共産党議員の発言は、綱領路線の具体化であり正確さが要求されます。一般質問や委員会での発言・討論は、議事録として永久に残るものです。間違った発言をすると他党に攻撃材料を与えることになります。議案や予算の内容をよく調べて何が議論になっているのか正確に把握し、自分は何を主張するのか、よく準備しなければなりません、そのためには、まず資料をきちっとそろえることが必要です。ぜひ工夫してください。

常任委員会の進行は、臨機応変に、他の議員の話もよく聞いて・・・

 委員会の質疑は自分が思っているように進むものではなく、他党派の議員もそれぞれ発言しますから、予期せぬところに行く場合もあります。臨機応変に素早く対応しなければなりません。よく聞きながらも、うまくかみ合うように発言しなければなりません。話題になっているときに関連して発言しないと、その話はすんじゃったよと、嫌みの一つも言われてしまいます。何を言っても法律違反にはなりませんが、・・。そういう時は先ほど話題になってましたが・・と前置きをして発言するように気を付けた方が、常識のある人だと思ってくれます。

 支持者の方に傍聴に来てもらいましょう!

 本会議も委員会にも傍聴できるところは、傍聴小組をつくって参加してもらえば最高です。自分の発言について率直に意見を聞いて、次はもっと上手になればよいのです。

 議会関係の専門用語が良く出てきますので、その意味をよく知っておきましょう。たちまち、本会議・常任委員会・臨時会・監査委員・特別委員会・組合会議員・・・議案書の中にも・・・歳入・歳出・遡及・売掛・繰り越し明許・・条例・規則・内規・慣例・申し合わせ などなど、そうして土木や環境、福祉、教育分野にも専門用語があります。その場所によっていろんな言葉があり、早く理解できるようにしましょう。

 ホームページの十分な活用、灯台下暗し 議会議事録も・・

 さて発言原稿の書き方ですが、街頭宣伝、応援演説、から一般質問意見書案、決議文案といろいろありますが、原則は同じです。

 私は、、発言要旨をつくります。次に党中央委員会のホームページ「政策」から必要なものを探します。

、分野別政策から探すのが一番早いし、自分が言いたいことが必ずあります。直近の出来事は赤旗や一般新聞記事が参考になるし、関連する古いものもさかのぼって出てくるので必要なものをパソコンにコピーします。

次に意見書なり決議の形式にそって「日本共産党の○○です。」からはじめて、起承転結を考えて順序よく整理。その時期や具体例などよく考えて、向日市版にし、全体の体裁を整えれば出来上がりです。

、一般質問は、具体的な事例をよく調べ、なぜそのような事態になっているのか、行政の間違いの根本原因はここにある。だからこの要求を実現するには行政のここを直さなければ実現しないというように、論建てをしてその実現を迫ります。例えば、ここの田んぼの水はけが悪いという要求を実現するために、市の農政、県の農政、国の農政を語り大型農業ばかり進めるから、ここの田んぼの水はけが悪くなっている、根本を改めなければならないと追及することが大切です。一つの例です。                   

、他の自治体の先進的な実例を調べて知っておくことも大切です。 議会事務局に資料があるので貸してもらいましょう。また、図書室がある事務局もあり職員の知恵を借りることも大切です。事務局職員とは適切な関係を保ち、いつも応援してくれるようになっておくことが大切です。他の要求でも同じようにしていけば、あらすじはすぐ出来ます。いっそう早くするためには何よりも普段から党の決定文書をよく理解しておく必要があると思います。

 あとは、各省庁のホームページを参照します。案外、灯台下暗しなのは、わが町・市のホームページや議事録です。自分はよくわかっていると思うのは大間違いで、行政は毎年継続し繰り返しているのですから、よくチェックしておきましょう。

 私は、意見書に対する賛成・反対討論原稿などは、こうして二時間ぐらいを目安に書き上げていました。

          

街頭宣伝や応援弁士の原稿は、本会議原稿の応用編です

 短い持ち時間の演説ほどよく練り上げた原稿作りが大切です。3分あれば随分喋れます。原稿を書かずだらだらしゃべっていると聞いている人は、何が言いたいのかよくわからないと言われます。

 言うは易し、行うは難し、恥ずかしがらずなれることです。頑張りましょう。


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