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日本もよく似た体質:・・・65カ省庁と機関に公文で保管されていた指針、上記の内容通りに削除・修正・施行するようにした。

2018-03-31 | 彼女:クリーンではない。

ベール脱いだ「セウォル号7時間」…チェ・スンシル、当日大統領府で対策会議

検察、朴槿恵大統領府「セウォル号報告の組織的操作」を確認

1.最初の書面報告20分繰り上げ 
これまで知られた午前10時ではなく10時19~20分  
船内の最後のカカオトーク時間意識して操作した模様 
 
2.リアルタイムの書面報告なかった 
最初の報告当時、官邸に滞在していたが、安保室長の電話に出ず 
状況報告11回ではなく午後と夕方の2回のみ 
 
3.惨事当日、チェ・スンシルとドアノブ3人衆が会議 
チェ氏、イ・ヨンソン元行政官の車で官邸訪問 
チョン・ホソン、イ・ジェマン、アン・ボングンなど5人が対策論議 

朴槿恵前大統領が、セウォル号惨事当日の2014年4月16日午後5時半、ソウル世宗路の政府ソウル庁舎中央災難安全対策本部を訪問し、全羅南道珍島沖で発生した旅客船沈没事故と関連した状況報告を聞いている=大統領府提供//ハンギョレ新聞社

 朴槿恵(パク・クネ)大統領府が2014年4月16日に起きたセウォル号事故の責任から逃れるために、朴前大統領が事故の報告を受けた時間を20分繰り上げた午前10時と発表したことが、28日に明らかになった。また、朴前大統領が事故当日の午後、官邸を訪問したチェ・スンシル氏とセウォル号事故について議論した事実も、新たに分かった。大統領府が国会だけでなく、弾劾審判など憲法裁にも操作された内容の証拠を提出したのだ。

 ソウル中央地検特殊1部(部長シン・ジヨン)は同日、朴前大統領のセウォル号の報告および指示時間を操作し、国会答弁書などの公文書を虚偽に提出した疑い(偽りの公文書の作成)で、金淇春(キム・ギチュン)元秘書室長とキム・ジャンス元国家安保室長を在宅起訴したと明らかにした。また、「国家危機管理基本指針」で「国家安保室ではなく、安全行政部が災害状況のコントロールタワー」という内容を無断で変更した疑い(共用書類の損傷など)で、キム・グァンジン元国家安保室長を在宅起訴し、海外に逃避したキム・ギュヒョン元国家安保室1次長をインターポールに手配した。現職軍人のシン・イノ元危機管理センター長は、軍検察に移送した。また、憲法裁判所でセウォル号事故当日、朴前大統領の行動を虚偽証言したユン・ジョンチュ元行政官も、偽証容疑で在宅起訴した。

                                                         
                                                                      朴槿恵大統領府側の主張と検察の捜査結果の比較//ハンギョレ新聞社

■朴前大統領、官邸で午前10時20分に最初の報告受けた

 同日、検察の捜査結果でこれまでベールに包まれてきた朴前大統領の7時間の行動がほとんど明らかになった。朴前大統領は、セウォル号惨事当日、官邸にとどまっており、初の書面報告を受けた時間は午前10時19~20分であることがわかった。これまで朴槿恵(パク・クネ)政権時代の大統領府は事故当日の午前10時に国家安保室から最初の書面報告を受けて事故内容を把握したと主張してきた。検察は、当時の大統領府がセウォル号船内の最後のカカオトークが10時17分だった点を根拠に、自主的にこれを「ゴールデンタイム」と見なし、非難を免れるために報告時間を繰り上げたと判断した。朴前統領に対する最初の報告が遅れた理由はキム・ジャンス当時安保室長が、2回も朴前大統領の携帯電話に電話をかけたが、(朴前大統領が)電話に出なかったためと把握された。結果的に朴前大統領はこのゴールデンタイムを超えた10時22分になってようやくキム・ジャンス元室長に電話をかけ、人命救助を指示する状況になったのだ。

 また、大統領秘書室が“リアルタイムで”11回の書面報告を受けたという主張とは異なり、朴前大統領はチョン・ホソン元秘書官から午後と夕方にそれぞれ1回ずつ状況報告書を受け取った事実も明らかになった。それ以降も、大統領府は責任逃れのため、大統領訓令改正の手続きを経ず、「国家安保室が災難状況のコントロールタワー」と規定された「国家危機管理基本指針」をボールペンの二重線で削除し、「安行部がコントロールタワー」だと修正した。その後、65カ省庁と機関に公文で保管されていた指針、上記の内容通りに削除・修正・施行するようにした。

■惨事当日午後、チェ・スンシル氏とセウォル号事故について協議

 朴前大統領のセウォル号惨事当日の動きにもチェ・スンシル氏は欠かさず登場する。チェ氏がセウォル号惨事当日の午後2時15分、イ・ヨンソン元行政官が運転する業務用乗用車に乗り、保安検査が必要ないいわゆる「A級セキュリティ客」として官邸を訪問した事実が新たに確認された。以後、朴前大統領はチェ氏とチョン・ホソン、(イ・ジェマン、アン・ボングン元秘書官など4人と共に、セウォル号事故に関する会議を行ったことが調査で明らかになった。検察は、調査過程で同会議を通じて、朴前大統領の中央災害対策本部の訪問が決定されたことも確認した。朴前大統領は憲法裁判所の弾劾審判及び国政壟断事件の捜査過程で「セウォル号事故当日、看護将校と美容担当者以外、部外者の官邸訪問はなかった」と主張してきた。検察関係者は「朴前大統領が中央対策本部で状況報告を受けた後、その時まで船から脱出できなかった学生や乗客らを救助するのに総力をつくすよう指示する発言をしており、中央対策本部の訪問を終え、午後6時に大統領府官邸に復帰した後も、引き続き官邸にとどまった」と明らかにした。当時、セウォル号には修学旅行中だった檀園高校の生徒325人を含め、計476人が乗ってあり、そのうち304人が死亡した。

ソ・ヨンジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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