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大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

原水爆禁止世界大会国際会議発言通告内容

2009-08-03 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好
原水爆禁止世界大会国際会議   日朝協会代表理事 
                         大橋  満  

 日朝協会は、1955年に結成され 朝鮮問題の解決のために取り組んでいる日本で最も歴史の長い、日本国民の団体です。

 日本と韓国・朝鮮 両民族との友好を深め、核兵器の無い平和な社会をつくり、両国民の幸せとアジアの平和のために活動しています。
  かつて、日本が犯した朝鮮への侵略行為は、両国に大きな溝をつくりました。1945年広島・長崎での原爆被害は日本人だけではなく、韓国・朝鮮人が多く含まれ、同時に被爆国民となりました。

 いま、日本国民と韓国国民の間には、多くの問題を残しながらも、自由な往来が出来るようになり、交流が広がってきました。ワールドカップで青年が変わり、韓国のテレビドラマを見て、女性が変わりました。男性も変わってきました。
 韓国への旅行者は、年間約500万人になりました。韓国が軍事政権だった頃は、世界で一番遠い国でしたが、今、やっと「隣の国」と言えるようになってきました。

 しかし、北朝鮮は、世界で一番遠い国なのです。
日本は国連加盟国で北朝鮮とだけ国交を結んでいません。
日朝協会は本年も「日朝国交を正常化せよ」と署名運動に取り組み、政府に実現を迫っています。
国民の自由な往来が相手の国を知る最善の方策だからです。

 休戦している朝鮮戦争を早く終結させ、「南北朝鮮と日本を含めた北東アジアを、非核・平和の地帯」にしようと言うのが、私たちの考えです。

 ところが北朝鮮の核実験やロケットのうち上げは、「平和・友好」の努力に水を差す行為です。 日朝協会は、真の友人として、4月5日のロケット打ち上げに抗議の談話、5月25日の「北朝鮮の核実験に抗議する声明」を出しました。
 北朝鮮は、核兵器の開発をやめ、6ヶ国協議の場にもどり対話の中で解決を図れと呼びかけました。

  日本政府の対応はひどいものです。
ロケット発射や・核実験に表向きは抗議しながらも、軍備の増強に最大限利用して、日米共同演習を進め、国民保護法を作り、国民総動員態勢の準備をし憲法を変えようとしています。 

日本政府の「朝鮮」蔑視と、軍事対応一辺倒では、諸問題を解決することは出来ません。
日本政府の軍事優先政策にも抗議しています。

 政府は朝鮮問題と言えば、すぐ「拉致問題の解決」と言いますが、北朝鮮の核実験報道の時も、テレビに拉致被害家族を登場させ、「北朝鮮への制裁を強化せよ」と発言させ、軍事対応を正当化する宣伝に利用しています。
 制裁を強化しても拉致は解決しません。

 最近拉致家族会の元事務局長、蓮池透さんが、本を出版され、制裁より対話こそが拉致問題を解決できる唯一の方法だと主張され、共感が広がってきています。
  日朝協会は、蓮池さんの勇気を心から歓迎すると共に、日朝平壌宣言に基づいて対話を重ね、誠実に解決すべきだと主張します。

 また、日朝協会は、憲法9条を守る運動にも参加し、朝鮮侵略から1945年敗戦までの狂った時代を繰り返さないよう、学校の教科書にも、歴史の真実を記載せよと迫っています。
 日朝協会は、北東アジアの非核化を実現し、韓国・朝鮮が自主的・平和的に統一され、日朝友好の新しい歴史を切り開くことが出来るよう、全力で頑張りたいと思います。

 最後に、オバマ大統領の核兵器廃絶への努力や、朝鮮戦争の終結と米朝平和条約締結への動きが報道されていますが大歓迎です。
全面的に協力し、その実現のために頑張ります。

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縮小・撤退は、もっと早く・・・人殺しやめろ!は天の声

2009-08-03 | 世界の変化はすすむ

英軍、イラクから撤退


 【カイロ=松本眞志】

英国防省は29日、イラク駐留英軍を同国から撤退させたと発表しました。

 英政府は、7月31日の撤退期限を前に残留部隊の駐留延長をイラク政府に要請。6月6日に両政府は最大100人の英軍部隊の駐留延長に合意しまし た。しかし、イラク国民議会による駐留延長協定の承認が間に合わなかったことから、一時撤退を決定。イラク国民議会は9月の断食月(ラマダン)明けまで閉 会するため、再開まで残留英軍を隣国のクウェートで待機させるとしています。

 英政府は2003年のイラク侵略の際に約4万6千人の兵力を投入。昨年12月、多国籍軍駐留の根拠となる国連安保理決議が同月31日で切れることに伴い、約4千人の英軍とオーストラリア軍を今年7月末まで駐留させる協定をイラク側と結びました。

 今年4月には英軍部隊の大部分は撤退、新イラク海軍の訓練などを目的に少数の海軍部隊の兵員が残っていました。



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