入口

県北三次で集団発生があって、中国五県の中で感染者数が突出している（人口が違うんですから仕方ないことですが）広島ですが、昨日初の死亡例が出たとのこと、知事が沈痛な面持ちで発表してました。詳細の公表はないそうですが、クラスター感染者だったとのことです。が、80代の婆様だったそうで、ふむ。いつも言うことですが、70歳以上であれば死は進むべき道のその一です。80歳の老人が肺炎で亡くなっても何の不思議もないことです、異様でも何でもないことです。知事とすればカメラの前ではああ言うしかなかったのでしょう、そこは理解しますが、コロナだから大変！ではないです。ここですね。こここそが正しく怖れよの勘所でしょう。30歳40歳の若い衆が多く死んでいくなら、毒性が強いとか相応の構えがいるのでしょうが、です。年寄りが死ぬのはいいんだ、という意味でもないですが、ここは冷静にです。別のブログに書きましたが、感染による死亡者が最近増えてきたというデータがあるそうです、PCR検査について今後対策が変わってくるかもしれません。が、最初の所は変わりません。うつるな・うつすな。うつりに行くな・持って帰るな・よそに運ぶな。皆で注意せねばなりません。

方針

週刊誌に叩かれて一時干されていた感染症専門家の岡田女史ですが、ここ何週間かサンモニに呼ばれてます。ひるおびに出始めた頃は眼鏡姿のいかにも学者おばさん風体で言葉遣いも強い（政策に批判的）ものでしたが、その後の変化はご覧の通り。そして出る釘は打たれるの諺通り、またどなたも叩けば埃が舞い上がるわけで、暫くどの局も呼ばなくなって、再びTBSに復活してます。この人が言うてました、死亡者が増えていると。増え方が急になってきたと。NYの二の舞だと。うむ、ここは重要なことなのです。ここでも何度か言うてきましたが、PCR検査を増やさないのは医療崩壊を未然に防ぐためであり、この方策の正当さの根拠は外国と比べての死亡者数の少なさです。重症例を見逃さずに対応するという基本姿勢の根拠でした。が、ここが崩れると、PCR検査を増やして、感染者数とベッド数のミスマッチ（これが医療崩壊ですが）は起こるけれど、一番の感染源になる無症状の感染者を早く捕まろ説が勢いを得ます。マスメディアは早く検査を増やせの大合唱ですから、ドライブスルーやら発熱外来やらが作られていきますかねぇ。東京都医師会が独自に検査施設を作ってますが、他道府県の医師会も倣いましょうか。増えた感染者全員を隔離管理できないとなると自宅でじっとしておけとなります、家族内の感染を覚悟のうえです、それなら今安倍さんもどの自治体も繰り返し要請している外出自粛、他人と会うな指示と結果的に最終形として見た目は変わらないことになります。感染者数や感染様態の、疫学的により正確なデータを得られる利点はありましょうが、いわゆる「出口」は同じになります。厚労省は方針変更しましょうか。
　今朝の中国新聞に現在の陽性者入院数と指定病院での確保病床の全国一覧が載ってます。興味深く見ました。東京は2500人と2000床。大阪は765人で700床。確保病床の方が少ないのは兵庫と併せて３都府県。他の自治体は余裕の程度はそれそれですが、今のところ病床の方が多いです。確保病床に大きな差のあることに驚きます。当県山口は40床です。全国最小は香川の24床、青森が29床、岩手が38床と続いて、山口です。ああそうかぁ。もっと驚くのは鳥取、島根の確保病床の多さです。それぞれ293床、200床です。広島が119床です、人口から考えればその逆であるべき数字です。日頃の備えと断じましょうか。今そんなこと咎めても・・ですが、この差は大きいですね。鳥取島根では今東京でドタバタしている軽症者の収容先探しの要はないのです。人口差によることです、それはわかっていますが、この数字ですね。とまれ、感染拡大の趨勢はわれわれ一人ひとりの行動に依存していることには違いないです。うつるな・うつすな。うつりに行くな・持って帰るな・よそに運ぶな。諸姉諸兄におかれましては、それぞれの自治体コミュニティーにおいてよろしく御啓発をお願いしたく思います。

転覆

プロ野球の梨田さんがコロナ肺炎の重症から回復したと報道です。志村さんと対照させます。この順でよかったのでしょうね。大相撲、豊ノ島が引退して井筒親方になるとの記事です。相撲好きでなければこの名をご存知ないでしょうし、井筒部屋なんても？？と思いますが、ここは元鶴ヶ峰をオヤジに持つ逆鉾と寺尾がいた部屋でした。兄貴の逆鉾が継いでた（横綱鶴竜がいました）のですが早逝して空いた名跡でした。どうして弟の寺尾が襲名せぬかな、と単純に思います。錣山親方としてもう長く過ぎているからでしょうかね。
　コロナ不況への対応として一時金の配布をするのですが、30万円の限定配布からから10万円の一斉配布に急展開でした。安倍さん、昨夜の会見では自分の判断ミスだったと陳謝してましたが、よく考えれば一番恥かいたのは岸田さんでしたね。少し前に岸田さんが久しぶりにカメラに囲まれて、若干高揚しながらそれでもいつものぶつりぶつりの喋り口で、我が手柄としては発表してたでしょう、30万円を急ぎ拠出することに総理と合意したと。総理と合意した、なんて表現がいかにもでしたが、それが簡単にひっくり返って。二階さんに覆された形で。ああ、また沈んでしまいました、総理レースから。

属人

BSのニュース番組を毎日はしごしてるのですが、昨夜はTBSに本庶さんが出てました。コロナ対策への批判でした。別のところで提言をしてたそうで、その解説風でしたが、耳に残ったのは今の政府お抱えの感染症専門家集団は疫学学者に偏っている、クラスター対策に固執しすぎているとの発言でした。うむ。でも、きっと反論もあるのです、全く門外漢とは言えないとはいえ（感染と免疫ですからね、関係大ありですが）基礎学問系の研究者にそこまで言われたくないわと。日本人（だけではないのでしょうが）の悪い癖です、彼のようにノーベル賞とか大層な賞を獲った人は全人格的に優れているとの前提で扱います。人格だけではなく、あらゆる分野についても学識があり常識があり造詣が深いだろうとの前提です。そうではないですよねきっと。彼が経済の話しても、素人の感想を越えられないはずですが、キャスターは休業補償の話まで問う。本庶さんがどうこうではないですが、こんな例は多いことで、例えば青学駅伝監督とかおねぇ言葉の教育評論家とか。専門家が正しい判断できるとも限らないのと少なくとも同じくらいの程度で門外漢の有名人の言葉もあてにならぬでしょうにね。しかし世の中はこうです。本庶さんはノーベル賞獲った人です。でもだからと言って、です。そう思いながら観てました。

行動

有名人著名人がコロナに罹って報道されてます。志村けんが亡くなって、報道ステーションの富川キャスターが番組から抜けてます、隣にいた女キャスターも消えました。阪神藤浪は退院できたようですが、梨田さんはググるとまだ呼吸器下にある状態、元阪神の片岡は酸素チューブに繋がれた姿を晒してます。石田純一も。ま、誰が罹ってもおかしくないわけですから「ああそうかい」なんですけれど、歓送迎会やら飲み会で感染したと分かれば叩かれるし、有名税とは言えこんな時は面倒なことでしょうねさぞ。いちいちコメント出さねばならぬし、優等生発言を強いられるし。今はとにかく外出せぬことです。わざわざ感染地に行ってはなりません。感染地におられる方々、いまこそ大事ですよ、人に会ってはなりませぬ。
　トランプさんが自分への非難の目先変えるためかどうかは措いての、WHO批判してます。もう金出さぬと。確かにあのエチオピアンの中国寄りは目に余りますが、それにしても今はまずくない？国連からもさっそく咎められてますが、でも確かにその国連と言いWHOやWTOやらの国際機関の機能不全さよ、ですね。特にWHOは台湾を中国の意向で締め出してるなんては、world の名が泣きます。チャイナマネーに絡めとられて、五大国とやらはわがまま言うばかりだし。さてどうなりますやら。

本音

さいたま市の保健所長が、陽性例を徒らに増やしたら医療崩壊につながるからPCR検査を制限してるのだと口滑らせて（か、確信犯的行動だったかは知りません）、市長が慌てて釈明してましたね。あれが本音なんですけれどね。しかしニュース番組に出てくる識者や専門家たちは皆してもっとPCR検査やれ！の大合唱ですから、行政とすればここは失言にしておかねばなりませぬ。でも、本音ですあれが。正式なものかどうかは別にしてあれが方針ですよね。もうここまで引っ張ったんです、今更変えられますまい。無症状の感染者が無症状のまま経過してくれて、抗体を多くの人が持ってくれれば感染の終息ですから。死亡者が外国と比べて少ないことを現行の施策の正しさの理由に挙げてますが、あの数字は本当なんでしょうかという話です。と考えると、どうしてアメリカやイタリアであんなに死ぬんだ？です。どちらが正しいんでしょうか。死亡数を多くごまかすなんてはあり得ませんし、こんな数字を盛ってもしかたないので、こちらは隠さないぞという意思も込めて正確な数字でしょう。ならば日本の数字が嘘？きちんと数えてない？医療体制の差とか、重症例にちゃんと対応しているとか、果てはBCGを皆が接種しているからとかあれこれ説を見ますが、元の集計が違っていたらどうにもなりません。そこを海外は疑っているとも聞きます。日本中で毎日毎日何らかの理由で死んでいくのですが、コロナをわざと見逃してるんじゃないのかとか。そんなことしないでしょうけれど、PCR検査しないんですからわからないでしょう？という理屈ではあります。ここはわからぬですよ。
　訂正です。先に28例の陽性例を発表後、その大半が間違えだったとそ訂正発表した自治体を愛媛と書きましたが、愛知の間違いでした。よくやることとは言え、懲りずに続けるは無能の証です。反省します。

裏意

確か当初は social distancing でしたよね。それが今は誰もが social distance と言うてます。こんなことに引っかからずともいい事なんですが、この辺りのニュアンスですね、ネイティブがどうして distancing と言うのか。日ごろ使う言葉や単語はだんだん短くなります、日本人の略語好きの傾向も相俟ってです。ましてや外国語のニュアンスなんて全然考慮しませんから短くなるは必然なのですが、却って ing の表現するところを感じることです。距離をとるという動作なんですね。そうしなさいという意。かたや distance は２ｍという距離だけの意。なるほど、と素人が自分勝手に感心してます。
　安倍さんのツイッターが叩かれてます。実際に見たのではないですが、ありゃ叩かれますねぇ。わからないんですかねそうなるであろうことが。天然なのか、確信犯なのか。あんなことを今わざとやる方がどうかしてますからね、となると無邪気にやっちゃった？夫人伴々にこちらには疎いって？それを官房長官が釈明するというおかしな顛末です、あれは公式モノ？犬を抱いてセレブ感を醸したいのなら、どうか給食マスクをやめて頂戴。あれは見てる方が悲しく情けなくなるから。

行動

コロナ一色です。北海道が再度緊急事態宣言出してます。第二波との認識だそうです。初回は中国からの客、今次は首都圏からの避難者（帰郷者）でしょうかね。いったん収まったように見えたのが再びとなると、くすぶっていたのが制限緩めることで再び燃え出したというケースもありましょうが。愛媛では28人と発表したけれど23人は間違いだったと何ともマヌケなことやってます。その逆だったら大変でしたがねと、そういう納め方でチョンなのですが、その検査場大丈夫？ではあります。東京が大阪が収まりません。ここで何度も言うてますがPCR検査数に限界があるのですから、東京で220、大阪で150を越えるかどうかです。この辺で頭打ちになったら、ここ辺りが一日検査数の限界だという解釈もできます。当地でも感染地からの帰郷者が増えているそうです。帰って来るなとは言いにくいことですから仕方ないのですが、彼らを安静隔離する（もちろん家庭内で、です）との対応をとってもらいたいことです。少なくとも出歩くなと。誰彼が悪いとか、お上の初動が悪いとか批判している時期ではないです、今あなたが私が町を守るために注意する時です。うつらない・うつさない。そのためにはどうしたらいいのか。銘々が考え行動する時です。

辛抱

今日の感染者数は二週間前の感染状況の反映だと専門家が言うもんですから（素人にも分かり易い理屈ですから）、TVは遡っての犯人探しを面白おかしくやります。だからあの時気をつけろと言うただろう？！のニュアンスです。3月彼岸の三連休の人出を咎める流れでしたね。が、各知事が自粛を要請しても、安倍さんが宣言出しても、ここ何日か東京の数字はどんどん増えていきます。今はPCR検査能力が向上してましょうか、いつか東京は220、大阪は150が一日検査件数の限界だと言うてました。安倍さんが2万のキャパシティーを確保してると言うてもダメです、実働数じゃないからです、単に（検査機器の個体数）X（計算上可能な一日検査数）の全国集計ですから意味ありません。さらにはPCR検査の前に検体採取の手間が大変なのです、聞けば一日それだけにかかっても４例が限界だということでした、未だに帰国者・接触者外来という名称を変えないでいる各自治体に一つはある検査機関の話です（ちなみに帰国者・接触者相談センターというのは地元の保健所のことです。そう言えばいいのに）。もはや全国でPCR検査の需要が高まってますから東京や大阪での不足を引き受ける余裕もないでしょう、となると200に迫りつつある数字もこれ以上は増えないということになりますか、検査できないんですから。これが実態ですよ。だからと言って民間の検査機関が「はい、それではうちで引き受けましょう」とはなりません。だから検査態勢を早く整えろとか咎め立てしても仕方ないのです。各自治体各地方の現場でやれることをするしかない。もちろんどこもそうしてるのです、これが足りないあれが足りないと行政や国をせめて不平鳴らしても何にもならぬと知っているのです。が、マスコミに問われるとどの専門家もどの高名な臨床家も概論理想論を述べるしかないのでいつもああいう論議になる。それを聞きながら現場の医者たちはないない尽くしの中で、あれこれ工夫をして対応しているという現状です。ならば最前線の話になります。罹ったら、ではなくてその前。罹るな、うつすな。マスク着用せよ、手洗いを励行せよ、外出控えろ、３密場所を避けろ等々は全てこの目的のためです。あなたがウイルスを運ぶなということです。都会に出ていた学生や若い衆が次々に田舎に帰ってきているそうです。帰るなと言うのはさすがに忍びないことですが、帰ったら動くな。外に出るな。親御さんたち、ぜひそう伝えてください。皆がそういう意識でいるしか拡大は防げないことでしょう。感染はやがて必ず終息します。その時まで我慢です。皆で辛抱せねばなりませぬ。諸兄諸姉におかれましてはよろしくお伝えください。

鞘当

緊急事態宣言を受けての具体策を巡って国と都との鞘当てを面白おかしく報道します。散髪屋をどうする、パチンコ屋は、簡易宿泊施設は、居酒屋の営業時間は。パチンコ屋の話はへぇと思ったことでした、東京で禁止したら周辺自治体に流れるだけなんだそうです。ああそうかぁ。交通網の発達具合こそが都鄙の差ですからね。例えば当地のような田舎で電車乗って一時間というのと、都会での一時間はきっと距離感が違いましょう。パチンコしに他県に行くという「わざわざ感」がないのでしょう。映画観に、美味しいもの食べに、買い物に行くはあっても、パチンコしに広島や福岡へは行きませんから。漫画喫茶やの簡易宿泊所も閉鎖されて、難民が出てます。これも都会ならでは。居酒屋も午前5時から午後8時までの縛りに遭うそうです。朝から居酒屋には行かないですわね。何かガツンと制限かけると不都合が必ず出るわけで、そこは一つ一つ対応するしかないですが、こういう時に正義の味方然として鼻の孔膨らませて咎めだてする輩の多い事。制限と手当は表裏一体のものです、そここそ政治行政の仕事なのですが、対象（住民）にどう納得させるかを二番においてはならぬことでしょう。
　日経平均株価が19498円です。どんどん下がるのかと思えば下がりません。ここを経済評論家はどう解説するのでしょう。OPECとロシアが原油の減産を決めたんだそうです。ああ、ガソリン料金が上がりますよ。映画監督の大林宣彦さんが亡くなったそうです、余命何年と言われて長かったですね。尾道には功労者だった人です。広島と言えば河合議員夫妻、いよいよアウトですかね。あれだけ金ばら撒いてたのがバレたら逃げられぬでしょう。それともまだジタバタしましょうか。