柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

現実

2020-04-05 09:50:24 | Weblog
今朝厚労省からゆうパックで当院宛に布マスクが届きました。10枚です。全国医療機関に一律10枚なのか、スタッフの多い病院には多くなのかは知りませんが、「一世帯に2枚」に先駆けて、なのでしょう。配達品書きに布製マスクとはっきり記載されてます。そうかぁ。数日前には別途一医療機関に50枚のサージカルマスクが配布されました、県医師会を通じてです、これも厚労省からです。食料だけでなく、日用品や災害時に必要になる物品の自給率を改めて認識させられることでしたが、こちらは措いて。昨夜NHKが特集番組やってました。山中さんが分かり易く(素人目線で、素人言葉で)質問する、政府の対策会議のスポークスマン尾身さんが答える形、さらに現場の医師の生の声も伝えてました。東京大阪の話ではない、全国自治体の問題なのだ、それぞれの地域医療を守るべく早く動いてくれと言うてました。うむ、暢気に構えてましたが、スイッチが入った気がしました。折しも当県でも感染者が増えてきて、県東部にも広がりつつある様相です。不要不急の意味ですね。そして必ず裏表の関係にある、行動抑制による影響(被害)をもろに受ける業種業界への補償問題。専門家は(今朝のサンモニに久しぶりに岡田女史が出てました。週刊誌に叩かれてすっかり干されてた観でしたが)口を揃えます、ワクチンも治療薬もない現在は感染を広げないことしか手がない。つまりうつるな、他人にうつすなだ。外出するな、と。医療側の対応へも言うてました、感染外来を設置して熱発者を一括対応しろ、、基幹病院で院内感染起こすとそれだけで地域医療が潰れるからと。海外の事例に学べと言うことです。緊急事態宣言がどうのこうのじゃない、瀬戸際なら瀬戸際らしく厳しく対応しろと医者(日医)は言う。小池さんは国のマターだと言うて憚らない。まだだ、と安倍さんは言う。今起こっていること(感染者数の増加)は二週間前の感染様態の反映なのだ、今はもっともっと感染者が増えているということだと専門家は警告する。院内感染で医者や看護婦スタッフが抜かれていくと物理的に治療できなくなります。感染者が増える、医療従事者が減る(治療できなくなる)、これが医療崩壊です。うむ、非常事態です。鄙の当地も対岸の火事見物ではすまなくなってきました。あなたもそうですよ。うつらないように、他人にうつさないように。
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