柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

劣化

2011-12-11 11:25:17 | Weblog
舌禍の防衛大臣のブータン国王レセプション欠席事件がありましたね、情報誌によると自民党や公明党がぴたりと追及を止めたのは理由があるんだそうです。自民党政権時代に、この手のレセプションに自民党議員連中がよく欠席していたんだそうで、そのデータを幹事長が手に入れて脅しをかけたと言います。「これを公表してもいいけど、どうする?」黙りこんだそうです。まぁこの事件自体大したことじゃないと言えば大したことではなかったですが、その後にこの大臣が国王に宛てて個人的に謝罪の手紙を書くとか何とか与太を飛ばし、それに対して曽野綾子に「思い違いもはなはだしい、下郎!たかが一閣僚の分際で戯言を。分を弁えよ!」とやられてましたね(先にここで書きました通り)。あんたがそこにいようがいまいが何の問題も影響もないことで、言いがかりつけてやろうと網を張っている所にまんまと落ちただけのことだったのですが、自民党もなんともヘタレなことで。こんな裏情報は週刊誌や他の情報誌を読まねば知れぬこと事です。もっともこういうことに興味があればの話ではありますが。
 県立高の教諭の時間外労働が月100時間を越える者が多い、休日出勤が多いのだ!という新聞記事です。もちろんけしからん!という論調です。働き過ぎだ、だから精神に変調をきたす者が多いのだ、とでも言いたいのでしょう。嗚呼・・とがっかりします。嘆かわしいというか。この時間外労働には部活も含めているんだそうです。ええ?びっくりしますねぇ。もうずいぶん前に医者も労働者であるなんて裁判所の墨付きを与えられて、現場はえらい迷惑を受けたもんですが、これもその類ですね。もっとも医者の世界には日教組のような反体制反日組織はないのです、働き過ぎで死んだ(自裁した)若い医者の親が提訴して勝った裁判でした、現場の我々が一番鼻白んだことでした。医者は夜昼なく働いてやっと一人前になるんです、みんなみんなそうやって修行してきました、何でお前だけができない?それはあんたの資質の問題だろう?医者にならぬがよかったんじゃないの?そういう鼻白み方でした。あの裁判結果のおかげで医者も普通の労働者並みに時間労働が普通(強制)になってきました、救急医療の現場が不全状態にあるのもおわかりになるでしょう。もともと時間で決める労働体系になじまぬ職種なのです医療は。そして我々はそれが当然のこととして何の不自然も感じず言わずやってきました、それでよかったわけです。教員もそうでしょう?私も運動部にいました、日曜祝日のない練習でした、毎日毎日一年中走ってました、当然顧問の先生もそこにおられるわけです。部活というのはそういうもんであって、教員とはそういう覚悟でなるもんでしょうに。だから私達も先生の言うことを聞きましたよ、どんなにしんどいこともやりましたよ。私の近い先輩が中学校長されてますが、最近の教員は部活を持ちたがらない、泣いてまで拒否する、しかもそういうのに男が多いという話を聞いたことがあります。その先輩もかつては部活に熱心な先生であって、中国大会にチームを連れて行く名伯楽でしたから余計にはがゆいのでしょう。そういう熱心な先生には土日も祝日もないのです、人の子供(生徒)にはよく付き合ったが、自分の子を休日にどこかに連れて行ったことなんかない、おかげで俺の言うことを聞かない、なんて笑っておられますが、そういう先生に子はついていくし、色々学ぶわけです。それをこういう切り取り方をする。部活を押し付けられるから時間外労働が増える、それが教員の自由な時間を奪い、ひいては精神を蝕んでいくなんて屁理屈を捏ねてます。そんな奴が教員になってくれるな。こっちですね。教員の待遇改善ではなくてもっと人を選べということでしょう。モンスターペアレントがどうのこうのの前に、腰の引けた肚の据わってないへなちょこ教員ばかりしかいないという現実が大問題なのでしょうね。この記事を腹立たしく読みました。
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刻々

2011-12-10 08:22:24 | Weblog
最近はスポーツネタばかりですみません。中畑が横浜の監督になりました。監督になりたかった人ですから嬉しいでしょうね。状況見ていると本命巨人の監督の座は回ってきそうもないですから(原と江川で回っていくのでしょう)この選択は正解でしょう。でも、戦力に何の変化もない、補強も何もされてない現況です、監督が替わっても成績が上がるとは思えません。星野楽天のように。でもこの人がヤーヤー騒げばTVや新聞は写しにくるでしょうし、大地味尾花前監督との差は明らかになるでしょうねそういう意味では。当面は「面白い」でしょう。工藤が引退です。横浜の監督になり損ねて、最後にケチがついての発表でしたが。48歳。この人が名電工高校のあの紫のユニフォームで甲子園出てたこと覚えてます。イチローはずっと下の高校の後輩です。西武の黄金時代を支えた左のエース(右のエースは現監督の渡辺です)。あの頃の西武はV9時代の巨人を彷彿とさせるような9人野球でしたね。辻、平野、清原、秋山、デストラーデ、石毛、伊東、固定されたメンバー。その後にダイエーに出て城島を育てたというのは有名な話です。時間は経って行くのです。浅田真央、試合をキャンセルして急遽帰国、母親が死亡したという今朝のニュースです。日の丸を背負うより、ゲームに臨むより大事なことがあるわなぁと、彼女の決断を見て聞いての感想でしょう。3年ぶりの世界大会、今年は調子がいいとマスコミが大煽りしている最中のこの決断です。立派、なんでしょうね。そのまま出ていても気持ちが揺れていい結果が出なかったかもしれませんし。後でワーワー泣いたところで誰も守っちゃくれません、マスコミは知らん顔して見ているだけですから。親の死に目に会えぬは覚悟の上、なんてセリフをよく聞きますし、日の丸背負うという重さを自覚しろという無言の強制強要もあるでしょう。そこをパン!と切って帰ってきちゃう、まるで西洋人のように。仕事より家族。きっと今後あれこれ彼女のこの行動に対して意見が出てくる筈ですね。週刊誌を楽しみに待ちましょう。
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性向

2011-12-09 08:19:38 | Weblog
巨人が好きなんですねぇ野球小僧達は。本当にそう思います。私達の年代は否応なく巨人巨人だったのです、TV中継は全部巨人戦だし、新聞の見出しもまず巨人戦から外れません。セリーグの中でもそうですから、例えば阪神‐大洋戦なんて誰も興味を示さないし、いわんやパリーグをや(これは当地柳井での話です。広島戦を中継してたんでしょうか地元局は。それすら記憶にないです、それほどに巨人一色)。阪急の黄金時代でしたけど、オールスター戦と日本シリーズだけです彼らを見るのは。ですからあの時代であれば、あの時代を過ごした者であれば巨人指向は十分理解しますが、今になってねぇ。ダルビッシュやら田中、ハンカチ王子たちは全く巨人ブランドに頓着なしですからね。でも結果は巨人と横浜間での四番の交換です。巨人が今まであれだけ他のチームの四番をかき集めてみんな潰して捨ててきた「業績」を知りながら入っていく村田の度胸は評価しますが、この人も潰れるのかと思うともったいないですねぇ。一方捨てられたラミレス、使い物にならぬから捨てられたのです、巨人追い出されて活躍した元四番はいないでしょう?広沢、江藤、李、古い所で呂、もうすぐ谷。3億も貰って。今の横浜しか獲らないだろうなというラッキーでした。杉内も巨人に行くんでしょう。西武から左腕の先発帆足が替わりにソフトバンクに行きます。パリーグの上位チームの戦力変化がとっても激しいところ、オリックスや楽天にも目が出てきましたかねぇ。
 原発事故の調査委員会なるものが立ちあがって、委員長に医者の黒川清(名前だけは知ってます、あれこれ学会の会長によく見る名です)、委員にノーベル賞の田中耕一さんがいます。いくつこういう調査会を作れば気が済むんだ?という話ですね。前にもこんなのができてましたよね。失敗学の大将(畑村洋太郎)が頭になった会もありました、あれは一体どこ行ったんだ?有識者という無能者を集めてはそれで良しとするこの体質にはがっかりしますね。いかがですか。
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遡論

2011-12-08 08:20:41 | Weblog
12月8日、真珠湾攻撃の日、大東亜戦争の始まりの日です。昭和16年です。どの新聞もこぞってコラムはこの話題です。戦争はいけないこと、です。うむ、現時点でどこかに戦争仕掛けるというのは「いけない」ことなのでしょうが、現に世界では戦争中の所が沢山あるのです。先進国のリーダーを殆どうぬぼれながら自認しているアメリカが仕掛けた戦争はまだ終わりません、泥沼です、ベトナム戦争の二の舞です。北朝鮮や中国は陽に陰に日本侵略を狙ってます、これも明らかです。そしてその日本はと言えば、相変わらず先の戦争を反省しろばかりです。特に中国新聞はこっちにべったりの論調です。コラムで、社説で、おまけに歴史作家保坂正康に語らせます、日本は間違っていた、あんな無謀な戦争を仕掛けて多くの国民や多くのアジアの人々を殺しておいてきちんと補償賠償しろ。未だにこの論調です。コラムではよく耳にする開戦のラジオニュース原稿を引いて、あの暗い知らせと書きます。今の感覚で、今の時代常識で持って、あの時代を測る断罪するは大間違いです。本当に暗かったのか?結果としての話に過ぎません。負けたから、遡って遡って「れば、たら」で反省する。戦争しなかったらこんな悲惨なことにはならなかったって。戦争しなかったら、それはつまりアメリカのあの当時の無茶な要求を、もっと大きく言えば帝国主義国家間のせめぎ合いに負けるということです、そのまま唯々諾々と受け容れていたら日本はほかの東南アジアの国々と同じ運命をたどっていたかもしれません。日清日露戦争を戦った理由はロシアに侵略されぬように、ロシアから国を守るためだったのです、それと同じ理由だったに違いないのです。それを何もかもを侵略戦争という色で塗り潰すこと自体が、言う所の東京裁判史観、自虐史観なのです。あの時代にはあの時代の判断があった筈です。現代の感覚で断罪するは大間違いです。手順や制度システムの不備や非効率などの指摘はいくらでもできるでしょう。しかし、あの時日本がどういう立場に置かれていたか、そこを捨象しての論は間違いです。敗戦という結果からの遡り論だけでは不十分です。いつもそう思います。
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建前

2011-12-07 08:20:33 | Weblog
金メダル獲る前よりも獲った後の生活に気をつけろと言ってたのに、とは斎藤コーチ(この人も金メダリストですね)の話だそうです。戦績華々しい金メダリストにありがちなスキャンダルです。準強姦。ったく。だから脳みそまで筋肉だって言われるんです。パワハラ、アカハラの側面もあるとは昨夜の古館の番組の解説委員の話でした。パワーハラスメント、このパワーとは力づくという意味ではなく地位の高低を利用してという意味です、つまり権力。アカデミックハラスメントは学校での教員学生の関係を利用してのものです、パワハラの一種ですね。相手が金メダリストで教員でコーチとなれば部員は言うこと聞くばかりですわね、確かにパワハラ。でもそれより前にこの男の品性の問題(こんなことばかり最近書いてますが)です、単純なセクシュアルハラスメント、肉欲劣情の世界。泥酔いさせて云々なんてのはチンピラのやることじゃ!と怒ったところでこいつがチンピラなら「それでいいじゃん」ではありますが。熊本の県民栄誉賞貰ってるんだそうです。こら大変だわ熊本県。
 明治の粉ミルクから微量のセシウムが検出されたとまたまた大騒ぎです。ヒ素が検出されたわけでもあるまいし(あれは森永でしたか)。あの放射線が降り注いだ頃に作ったものならありがちじゃないの。そんなに目を三角にすることかい?企業責任?杜撰な製品管理?例によって数値の比較です、最大でミルク1kgあたり30ベクレル(Bq)検出されたそうです。国の暫定基準は400Bqで、そもそも検出限界が5Bqだそうです。粉ミルクですからお湯に溶きます、普通7倍希釈だそうです、薄まって安全、とは専門家の弁です。なら妙に煽りなさんなよ。これをチクったのがNPOの何某だそうで、ま、チクったという表現が良いかどうかは受け取り方次第ですが、飲むのは大人じゃないんだ赤ん坊だ!という怒りでしょう。一方で原発からはまた放射線汚染水が150L流れ出て、この放射能は260億Bqですって。東電言ってます、環境に直ちに影響はないって。おいおい。この差は何なの?直ちに健康被害はない。この言葉を未だに使う専門家達の鈍感さにも呆れます、あれだけ外部被曝と内部被曝の差や、赤ん坊や妊婦は逃げろとさんざ言いっ放してきておいてこれです。環境への影響はない?馬鹿な。どうなってるの日本の常識ってやつは。否、専門家達の常識ってのは本当に一般人の非常識なんですね。呆れるばかり。振り回されてばかり。
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約束

2011-12-06 08:20:27 | Weblog
沖縄舌禍、防衛相の罷免問題に進展して、首相否定しました。不適格なオッサンには違いないことでしょうから擁護する理由もないことなんですがこれは措いて。先に産経抄がこの記事をオフレコ約束違反と叱ってましたが、今朝は日経コラム(春秋)が賛同してます。オフレコという約束だから本音が聞けるんだという利を重視するんでしょうね。でも、聞き捨てならぬ重要なこと事は書く、なんてのも暗黙の了解事、というかブン屋達の言い訳ですわね、社会の為に!という大義が立ちますから。情報源の秘匿。守秘義務。難しく漢字で書いて葵の御紋にする。それに勝るは社会正義だ!俺たちは正義の味方だ!さんざ書いといて、やっぱり悪かったかなと言い訳してます。喉に引っかかった小骨、だそうです。何言ってやんでぃ!躁病大臣の時もそう、今回もそう、弱小地方紙がすっぱ抜いた後に安心して、目を三角にして、俺達も初めからそう思ってたんだと大声出して、袋叩きにしたのはあなた達大マスコミだったじゃないの。あれもまあ言えば酒の席の戯れ事の類ですよ。ああいう比喩をする、下ネタ系や野卑な物言いしかできぬは頭の良し悪しではなく社会人としての品性の問題です、あの男がそういう奴だった、立場を弁えぬ奴だったということなのですが、でもそれだけです。揚げ足取りですね。言葉狩り。基地問題がどうなるこうなるの微妙な真実でも何でもないことです。反対派の餌食になった。待ってましたと食いつかれた。先にゲリラと書きましたが、役人たるもの口には十分に気をつけなさいよということなのです、政治家だけじゃないのです。言葉狩り、密告社会は本当に息が詰まる閉塞感ですが、これも仕方ないことなのですかねぇ。
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定番

2011-12-05 08:23:22 | Weblog
冬の日曜日昼間の定番、マラソン、昨日見ました。福岡国際マラソン、オリンピック年ですからその選考会レースです。結果はまたまたケニア勢の oneーtwo finish でした、この力の差は歴然です。遥か後ろに置いていかれて、それでもトップは2時間7分台です。世界記録は3分台ですからねぇ。オリンピックにはもっともっと強い(速い)のが出てきます、勝てる筈もないことなのです。で、昨日のレース、日本人が3位争いします、TVはここばかり映します、トップは申し訳程度に「報告」するだけ。ケニアの選手も気の悪いことで。で、その日本選手。市民ランナーの星対元祖山の神です、TVはこればかり。今井もいい加減に辛いでしょうにね、いつまで経っても箱根箱根ですから。社会人になってマラソン出て何の実績もないところ、もっともそうだからここを言うしかないわけですが、きっちり客寄せパンダになり下がってる。山の神についてももう柏原に記録塗り替えられてるんです。恥ずかしいでしょうにね本人。もう放っておいてやればいのに。それだけ人材不足なんです、この業界も。箱根であれだけ騒がれても誰も出てこない現実です。駒沢の藤田だけでしょう、この人は一時日本記録持ってましたね、今はすっかり鳴かず飛ばずですけど。瀬古や宗兄弟がいかにレベル高かったのかと今更のように思いますが、それもこれもアフリカ勢が表舞台に出てきていない時代背景あればこそなんでしょう。アベベやマモ・ウオルデなんて単発で花火は上がってはいましたが、最近はごっそり集団ですから。どいつもこいつも速い速い。表彰台独占するばかりです。瀬古の呆れ台詞、この国にはこんなのがゴマンといるんでしょうね、のまんまなんでしょう。根性ドラマは日本人大好きですから昨日のレースは面白かったんですがつまり川内の根性がエリート今井の技術を上回ったという快哉、ルサンチマン。でも記録はやっとこさのサブテンの3位です。こんなことでオリンピックもクソもないでしょうに。素人目にも凋落著しいという絵です。実業団選手のレベルダウン。走ってばかりいればいい連中の為体。色々非難の仕方はあるんでしょうけど、どうなんでしょうかね。
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夢追

2011-12-04 10:12:41 | Weblog
横浜の村田もソフトバンクの杉内も巨人に行くんでしょうか、行くんでしょうね。広島の栗原も球団の態度が気に入らなかったらしく少し拗ねてましたが(中国新聞しか相手にしないネタでしたが)元鞘に収まってます、他の球団が興味示さなかっただけなんですが。広島には黒田が帰ってきましょうか、ドジャースをクビになったと新聞にありました、年俸9億円だそうですよ、広島が出せるの?こんな金出すとしたら・・阪神?伊良部や城島で懲りてる?どうですかねぇ。ダルビッシュが妙に黙ってます。向こうで通用するとしたらこの人だけでしょうにね、岩隈、和田、青木やら川崎やら中島じゃぁダメでしょう、この沈黙は何か。栗山新監督の引き留め策が奏功しているんでしょうか。年俸倍増?悲喜こもごもなんて表現ですが、決め手は給料です、待遇です。向こうに行きたい連中も去年の岩隈が見せたように money first です、記事見ていると川崎はイチローのそばにいたいだけみたいですが。張本がいつも怒気孕ませて言うように、日本のプロ野球で育ててもらったんだからその分恩返ししろ、イチロー並みになって初めて大きなことを言え、ですかね。大きなこと言って向こうに行って、大した活躍もできずにのこのこ、すごすごと帰って来て、こっちでも通用しなくなってる連中の多いこと、恥ずかしくて帰るに帰れない(だろう、本人がどう思っているかは知りません)井川や川上もいます。やってみなければわからない。人の背を押すフレーズですが、一か八かということですからね。現在の高給好待遇を捨てて新天地に挑戦する、小さい頃からの夢だったなんて、!付きで奮い立ってるんでしょうけど本人は、向こうを甘く見ちゃならぬは何人もが実例で示してくれているのにねぇ。国内での移籍はどうですか。金にあかせての戦力の不公平不均衡を是正する目的だったんだろうドラフト制も、田中マー君やダルビッシュのような潔い連中もいるんですが、グジグジ引きずるのも多い(巨人の長野やら古くは江川、元木、小池とか結構います)し逆指名なんてことを許してる全くの骨抜き。職場を自分で決められないのはそもそも憲法に背くのではないかなんて論も聞きますが、プロ野球という枠内で働けるので十分、普通の会社で言えばどの部署に配属されるかの違いでしかないという返しがありチョンです。で、それでも嫌な部署では辛かろうということでFA制度ができてます。これは昔からある制度です、国鉄の金田が巨人に移ったのはこの制度の前身に沿っての行為だったのです。一軍で長く活躍した選手の特権みたいに言われますが、そういう選手じゃないと売れませんからね、特権でも何でもなくて。義理人情に縛りつけるのではなく「部署」変更くらいは許してやれよという話ではあるのですが、横浜からどんどんいなくなって今の大低迷を見れば、出て行った連中の活躍を見れば(大魔神、谷繁、内川)村田の心境もわからぬでもない所。願うらくは巨人へなんて安易を選ばずに、なのですが、それこそ昔からの夢だった日には・・です。野球少年の夢を売るプロ野球。オッサンになっても十分に楽しめる貴重な「社会資源」なのです。どうか散漫にならずにと願うことです。
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火事

2011-12-03 08:21:08 | Weblog
沖縄防衛局長の舌禍、防衛相の辞任解任問題に進展します。もともと問題の多い大臣でしたからこの人がクビになるのは一向に構わないのですが、飛び火した先のほうが大火事になっている様相です。しかしこれだけつまらぬ舌禍が繰り返されると、反応する方も呆れるというか定型化するというか「またか」なのでしょうね。もちろんひとつひとつに強く反発せねばなりませぬ、敵失には踏み込まねばなりません。押しては押し戻されての繰り返し。石破さんら自民党の偉いさん達がよく言う表現、ガラス細工を少しずつ積み上げ組んで来た基地問題なのだ、何度も何度も足を運び何年もかけて議論した結果なのだというもの。それを鳩山さんが一気に崩しちゃったという憾みです。期待させといて結局回りまわって元の鞘に納めるしかない、そうしようとしている動きに噛みつくのは当然です。こういう事件をきっかけにまた勢いを増すのです。こっちはひたすらに謝るのみ。頭を下げるのみ。時間を待つばかり。見ている方も「またか」ではあります。産経抄がそのすっぱ抜き、オフレコ破りを叱ってます。産経新聞の記者がこの会から外れていたとも書いてありますから、その分罪の意識少なく非難できるのでしょうが、信義に悖るとの叩きです。オフレコという約束で真実を喋る。これもおかしなことではありますが、このルールを破ることが是か非か。産経抄はここを問わずに記者の行動を叱る調子で、うまくすり替えていますが、いえ、この地方紙がすっぱ抜いた後に大新聞が揃って大叩きしたのはご覧のとおりです。叱れないでしょうに。そう思いましたが。
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無茶

2011-12-02 08:19:51 | Weblog
以前にも一度噛みついたことでしたが、中国新聞のおそらく定期コラムでしょう「潮流」、平和メディアセンター編集部長さんが書いてます、仰々しい肩書です。この命名からして匂い立つわけですが。12月8日は真珠湾攻撃で干戈が開かれた日です(昭和16年)が、見出しが「12月8日と原爆投下」です、どんな話かと読めば何だか散漫で。この戦争の責任はどこにあるのか、(被害を与えたアジア諸国に対して)償いと真の和解はなされたのかと書き、原爆被害者への国の対応の不備を非難します。国は戦争責任や被爆者への国家補償を認めなかったと続きます。敗戦に対する国民総懺悔論、国民受忍論が桎梏となっているとも言い、おお、だから国民よ目を覚ませと来るのかと思いきや、被曝の実態を衆知して、過去と未来への認識をアジアとも共有しろと括ります。やっぱり文句を言うだけの後ろ向き論。先の戦争についても「アジア全域で二千万人を超す犠牲を強い、原爆投下で終結した」という認識です。原爆投下を是認するかのように。原爆が落ちたからやっと戦争が終わった、よかった、なのでしょう。だから、過ちは繰り返しません、の原爆碑文になるのですこの勢力にかかると。悪いのは日本だ。原爆落としてくれたからやっと終わったんだ。謝らねばならぬのはアメリカじゃなくて日本だ。そういう考えで凝り固まってるのでしょう。アジアを侵食する欧米列強の帝国主義に対抗したという事実をどうしてわざと無視するのか。原爆ほどの無差別大量殺戮兵器はないのです、国際法で一般住民への無差別攻撃は禁じられていたのです、それを二発も落したアメリカの「人道に対する罪」は一体どこにいったんだ?南京大虐殺事件をでっちあげて勝者の理屈だけで処したあの時代背景を丸無視するご都合主義は全く胸の悪いことです。これが広島なのでしょう、中国新聞なのでしょう、そう読まねばならぬということでしょうが。
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