柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

過剰

2010-06-26 08:17:41 | Weblog
小沢さん、それでもきちっと全国行脚していますそして存在感を示します、消費税は上げないと言ったはずだがと。まず山梨に入り(やはり輿石さんが大事なんでしょうし、危機感があるんでしょうね)、谷垣さんも第一声はここだったそうで、今次選挙の象徴はこのドンですか。前回の参院選では岡山で自民党のドン(片山さん)が落ちました、先の衆院選では小泉チルドレンは全員返り討ち、町村、中川(北海道も広島も)といった領袖までもバタバタと落ちて、それは小沢さんの狙い射ちではあったわけでしたが、今度はその逆がなるかです。でも、当地の状況(盛り上がり具合)を見るに、さてどちらもどちらという感です。話題に上がる時はいつも自民王国と冠がつく山口県選挙区ですが、特に当地山口二区は民主党から衆院議席を奪回できていません、王国でも何でもないのです、そこへ持ってきてもっと尻に火がついたようにしゃかりきにやってもよさそうなもんですが、いつものように悠然たることです。もっとも、民主党も俳優の知名度にきっと安心しているところがあるんでしょうか、私が見る範囲では静かなもんです。私は保守(自民党)支持派ですから、民主党の情報は知らないし入ってこないのです、ですからこの評価も決して客観的なものではありますまい。でも静かです。きっと日本中、日本の田舎はどこでもこうなんでしょうね。組織が動かなくなってる、そう括れるんじゃないんでしょうか(労組を除いて、と注が要りますか)。小沢さんです。ビールケースやミカン箱に立って20人30人相手に演説する姿を新聞やTVが切り取ります。まだ死んでないぞ。そう言いたいんでしょうね。選挙が終わってからが本当の勝負なんでしょう。消費税上げるって言ってないよ。このつぶやきが隠した牙を透かせて見せます。代表選で勝てばいいわけですね。なるほど。衆院には余るほどの陣笠が唸ってるんですから。
 産経抄が、日本が勝ったことを指して、日本人の美徳とまで持ち上げます。あらら、そこまで言う?耐えて勝つ。日露戦争まで持ち出しての賛辞です。なんだか感覚として一日遅れの新聞読むような今日の朝刊各紙です、賞讃の嵐。個人技の差をチーム力で補う。守備を固めて果敢に攻める。耐えて勝つは日本人の十八番であり、美徳であるというわけです。昨日も書きましたが、もうこれで十分なわけです。次に負ける用意ができました。よくぞあのデンマークに勝った!それで十分だ。日本のサッカーは何歩も前進した!はいはい。それはよろしうございました。過剰報道にはすぐに飽きが来ます。いかがですか。
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