愚直

稀勢の里、引退です。土俵際だの瀬戸際だのと寄って集って追いつめてやめろやめろと煽っていたのはマスコミ連中でしたが、いざこうなると手の平返して賞讃の嵐です。しらじらしいというのか偽善そのもので。唾吐きかけたい気分です。抑制の美（相撲と言えばこの人杉山さんの言ですが）とか、愚直、昭和の男だのと褒めあげますが、負けちゃいけない者（横綱）が負け続けるをひゃぁひゃぁ言いながら楽しんでいる大衆です。やんやと囃すがマスコミ。他人の不幸は蜜の味。ヒトの習性ですし、この手の平返しにしても予定調和でしかないことなのですが、厚顔にも・・の感です。弱い横綱だっただけです。横綱での通算勝ち星の少ない順に新聞に載ってました、一位がこの人、二位が三重ノ海、三位が若乃花（三代目、若貴の兄貴）、後は琴桜、旭富士の順。三重ノ海、琴桜はよく覚えてます、弱い横綱、やっと横綱に上がったけどそこまで、の印象。まさしく稀勢の里と同じでした。かたやで白鵬や大鵬の大横綱おり、かたやでこんなのがいて。判官贔屓、でいいんでしょうね、無責任な大衆とすれば。
　Brexit 大変です。国民投票の結果をひっくり返せるんですかね。規則がどうなっているかだけのことなのですが、覆せるならどうしてあんなことやったんだ？の話です。議会は何してる？大英帝国の誇りとかここでも書いたことでしたが、誇りだけでは国は回らない、たちまち明日の暮らしに影響するという現実です。メイさんが悪いんじゃないですよね、国民投票の後に首相になった人ですからねぇ。さてさて。