柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

言葉

2024-09-08 11:15:47 | Weblog

40‐40が45‐45に増えて、大谷フィーバーは俄然盛り上がります。前にも書きましたが、どの局のニュース番組のスポーツコーナーも大谷話題がトップです。パラ五輪が開催中です、日本勢は多くの金メダルを獲得してます、こちらは報道しないわけにはいかないので、という申し訳程度さが観て撮れます。それは日本のプロ野球も同じ扱いです。寄って集って大谷一人に敵わない図です。ま、それは措いて、今回の45‐45達成記事です、ネタ元はロサンゼルス共同と最後に記名されてます、どの新聞も同じ内容、同じ文言文章言葉遣いです。意訳や端折りは許されないのでしょうね記事を買っているのでしょうから契約上。その中の打たれたピッチャーのコメントで「失投を投げた私が悪い」というくだりです。そうか、これをおかしい、間違っているとは思わないのだろうか。あるいは気づいても修正できないのか。失投を投げるなんて、そもそも字面からおかしいですよね。一つ文章に同じ単語を複数使うとみっともない、これは作文の原則その一と思うのですが、もっと単純な重複は避けないと。馬から落ちて落馬したとか、頭痛が痛いとかです。ただ毎日だけはここの所「失投した代償」と載せてました。こちらが日本語として正しい。英文ではなくて日本語で送って来るのでしょうね、それをノーチェックで載せる、そうでなければどの紙も同じ文章にはなりませんわね。一言一句元原稿を変えてはならぬなんて決まりなのかとも思いましたが、毎日の文章見るとそうでもないのでした。ならば、買い記事の安直なノーチェック掲載の露呈というわけです。もっとも、テオニハなどのそんな些末にいちいち目くじら立てるなよということなのでしょうか、言葉で生きてる新聞記者の、あるいはクオリティーペイパーとしての矜持を脇に避けて。

 以前に日経記者がストーカー行為で逮捕されたという記事を採り上げて、男と思ったでしょう?実は女でした、これも男女の認識バイアスって奴ですなんて茶化したことでしたが、実は実は相手の男記者がもっとワルだったと週刊誌に叩かれてます。妻子持ちで弄んだという絵だそうです。そうであっても特段珍しいことではないのですが、何とも気の毒なことで。悪い男に(女もでしょうが)ひっかからぬように、とこれまた陳腐なまとめしかないのですが。

コメント
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