柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

民度

2015-01-25 10:20:17 | Weblog
湯川さん殺害されたようで、政府としてもその情報を肯定しています。どうする?もう一人は。金を出さぬなら殺すけど。そういうメッセージですね当然。NHKの生放送で、安倍さんはじめ各党党首が憤り怒って見せてますが、どこまでもお定まりの枕詞です。外交チャンネル外交ルートってのが利かなかったわけでした。湯川さんと後藤さんでは出てくる映像量が圧倒的に後藤さんの方が多くて、母親がイスラム国の皆さんへなんてお願いの手紙読んだのも後藤さんでした、湯川さんの方は何も誰も出てきません。この差は何?と却って穿つことですが、これも情報操作なんでしょうか、後藤さんの方が活躍してるんだよ、大事な人なんだよとか。幼子を残しているなんてことまで晒してます。こんな仕事しているのに無責任(結婚すること、子をもうけること)というのが、私の周りの女性達の感想ですが。ここまで晒して、結局マスコミの好餌に過ぎぬというわけです。マスコミは最悪の事態を期待してそこに向かって煽ります。いつものことではありますが。
 岡田さんも江田さんも、そのNHK番組で岩盤規制改革が手ぬるいと批判してます。農協と医療です具体的には。農協の搾取体質、大きな組織にありがちなカビ臭さ、前例主義、四角四面さ、小回りの利きにくさが非難の的で、姑息的な変更、小手先だけの手続き緩和では新しい力が、新しい農業が育たない生まれないと言い募ります。現状に文句言うだけ、現状を変えることだけを叫ぶ向き、左巻きさん達、は対案を示しているように見せてますが、実は空理空論の類で、それこそ手続きを少し緩和すればできるようなことなのに、現状打破せよと話を大きくして叫ぶばかりです。大きな概論で言い続けているのが共産党、農協や国民皆保険制度のような日本固有の文化文明に根ざして長年機能してきた仕組み、トリクルダウン組織を既得権益の打破とかの謂いで攻撃するのが左巻き達。別の仕組みを作れば、そこでまた儲ける者と「搾取される者」が形成されるだけです。共産主義国が露わにしてくれた平等公平の大嘘を忘れてはなりません。安倍さんがやろうとしている改革を姑息的なことだと批判する江田さんの言う通りに変えたところで、別の農協に変わるだけです。日本人は相互扶助の団体行動が一番身に合った行動様式なのです。新自由主義とは相容れない国民性、それはつまり民度文化度の高さなのだと思いますが、いかがですか。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-01-25 12:08:53
どこの政府も自分たちのコネクションや交渉の手口など公開すりわきゃぁなくマスコミに流れる情報なんてほんの一部と与太くらいなに
まあ…好き勝手書いてる人の多いこと(笑)


フランスは金はらったから解放されたって話もそもそも状況的なことからの憶測であって、フランス政府などは交渉したことすら認めてないし

まあ必死になって総理の人格批判してまでたたいてるひとは、政権たたきできればそれでいいだけなんだろうけど

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Unknown様に (書翰子)
2015-01-28 03:24:45
ご意見有難うございます。向こうさんの要求がヨルダンに向けられて、こちらとすればヨルダンの判断が因果要素として加わった分言い訳ができた格好です。オスマントルコが滅んだ第一次大戦後の英仏の恣意的中東分割がそもそもの原因という解説を聞くにつけ、確かに遠く8500kmも離れた日本がノコノコ出て行く場所じゃないのかもしれません。ご指摘の通り我々に知らされる経過なり結果なりは上澄み、どころか全くの創りモノであるのでしょうし、次々に出てくる中東の専門家とやら達の賢しらな概論、安っぽい推論にも聞き飽きてきた感です。帝国主義のツケが、キリスト教徒達の傲慢へのしっぺ返しが、欧米がさらなる搾取を目論んだグローバル社会によってもたらされた皮肉です。今後ともよろしくお付き合いください。
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