柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

拠所

2016-01-30 08:19:48 | Weblog
マイナス金利。素人にはわかりにくいのです。大体に金利という単語からして壁です。いつも利息利子と置き換えてイメージしてますが、マイナス?利子がマイナス?金利が下がるということは銀行から金を借りて返す時の利息が少なくなることですね。同時に銀行への預金につく利息も減る。たんまり預金しておいて利息で暮らすなんて話も今は昔です。ゼロ金利なんて言いますしね。利息要りませんから金を借りて下さい。どうやって銀行は儲けるんだ?と思いますが、それは私が知らぬだけで他に資金運用しているということですが。マイナス金利です。プラス0.1%からマイナス0.1%へ。プラスということは少ないながらも借金返すのに元金に利息を上乗せするということですが(高利貸しの象徴のように言われるトイチ、十日に一割の利息、あれです)、マイナスということは例えば10万円借りたら9万円しか返さなくてもいいということ?新聞読むと、これは日銀と民間銀行の間にだけの決まりで、民間銀行が日銀に当座預金するときに手数料とるという実際だそうです。私達の預金には関係のないことだそうですが、理屈は、民間銀行に日銀に返すんじゃなくてもっと民間に回してくれという狙いですね。色んな手があるもんですな。素人は感心するばかりです。
 天皇皇后両陛下のフィリピン慰霊の旅、報道されます。さすがに天皇陛下は足元が覚束ぬことですが、行かれます。いつも胸打たれるのはそこで待ちうける元兵士や遺族達の態度です。90歳を越えた「生き残り」さん達、80歳前後の遺族達。マイクの前という特殊さもありましょうが、皆が言われます、ありがたい、皆喜んでいるだろう、もったいない、かたじけない。大きく頭を垂れ、手を合わせて拝む人もいます。見ていて涙が出ます。この皆さんの心根、天皇皇后陛下の存在の意味、日本人の精神構造。天皇陛下が心の拠り所にいつもおられる、意識していようがいまいが、です。天皇陛下を見ながら思いながら日本人は生きてきた、日本人は歴史を重ねてきたんだと心底気づかされます。遠く見ているだけの者にも同じ気持ちが湧くのが何よりの証拠でしょう。私は確かにこちらにバイアスのかかった者ですが、あの場に居合わせる人々の言葉態度に日本人を見るのです。有難い。まさにこれです。
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