柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

印度

2024-06-11 08:27:34 | Weblog

NHKニュースでインドの話題を連日採り上げてます。50年前の日本、その後の韓国、その後の中国の大台頭、それに続いてインドです。資本主義が回り出すと、製品を作れば売れるの循環が出来上がると、言う所の右肩上がりの経済発展です。私の世代が幼少時のこと思い出せばいいのです、世界が驚いた経済発展です。それは国中の貧乏、品物の欠乏、そして目くるめくアメリカのあの豊かな生活との彼我の差、憧れるしかない圧倒的な差という環境があればこそなのです。上記の各国全てにあてはまります。TVが白物家電が出始めて誰もがそれを欲しがる(これが一番の動機です)、初めは高価だったものが日本人得意の品質改良でどんどん安くなる、買える!すればどんどん作る。作れば売れるの好循環。すれば給料も上がって来る、また買い込める。これぞ一億総中流の背景ですね。中国もインドも同じ道を通って来てるわけです。NHKではインドの各家にクーラーがつき始めたとやってましたが、これも日本が通った道ですね。日本からの輸出品から国産の廉価ものに移ってるそうです売れ筋が。これでまた国内でカネが回るというわけです。日本が沈んだのはなぜか。というより、これが資本主義の宿命なのでしょう。モノが行き渡れば停滞するわけです。各人に行き渡るまでの繫栄。欲しいモノがなくなれば金は使わない。マルクスの説明ではこの後に社会主義が共産主義が選ばれるということでしたが、全体主義という意味では現況きな臭いのです。14億人口のインドが今後の中心なのでしょうね。

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