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柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

惨劇

2025-07-21 09:41:08 | Weblog

参院選でした。大方の予想通り自民党惨敗、立憲が受け皿になり切れずに国民党参政党躍進、維新伸びず。昨夜の開票番組でのインタビューで石破さんはまだ続ける意向でした、比較第一党の責任だとか何とか。いろいろ言い訳はあるもんで、立憲の小川幹事長は他党の躍進には敬意を表するが野党第一党として粛々と対応していくとこれでもかとトーン落して静かに答えてました。こちらはこちらで勝った気でいます。自公の過半数割れ、確かに野田さんはこればかり言うてましたけれど。どのTV局も新聞も32ある一人区の帰趨が大事だと煽り、前回の岸田さん泉さんの時は28‐4で自民党の圧勝だったと、これ以上ないような極端例を示しながら今次、14‐18です。大負け。誰もこんな惨状(衆参ともにの少数与党)を引き受けようとしないだろうと読んでの石破さんの強気なのでしょうか、石破降ろしもきっと吹かぬのでしょうね。自民党も情けないことではあります、石破さん選んだのは自分達ですわ、そして今次落ち落ちて行った現職たちは写真で見るだけですけれど、絵に描いた如き陣笠然としたジジイたちばかり。自ら招いた惨劇。TVが頻りに写しますから観ている方もその気になって来るのですが、鹿児島宮崎が象徴ですか。鹿児島は自民党重鎮尾辻さんの娘さん(この人の能力は全く知りません)の公認申請を蹴って現職(爺さん)を選んで、本人がならばと無所属(立憲の推薦)で立ってボロ勝ちです。これといった落ち度のない現職を切るのは確かにできぬことでしょうし、右を見ても左を見ても同じようなジジイばかり、今までのしがらみに身も心も漬かっているジジイばかりの組織で新しいことができるはずもないこと、衆院地元選出の森山幹事長爺さんも同じこと言うたのでしょう。宮崎はあの江藤さんの失言の所為にしてます。初めからわかっていたことだろう?これに盡きます。東京選挙区は武見の爺さんが落ちました、バリバリの厚労族でした、厚労相やった人です、オヤジ(その昔に日本医師会長として国民皆保険制度を作り上げ絶大なる政治力を有した御仁)の威光を背に、これでもかの上から目線のエラそうなオヤジでした。山尾女史も落ちました。同じくらいの知名度をもつ蓮舫さんは政党の後ろ盾あらばの悠々の比例当選。山尾さん、国民党公認比例候補だったら通ってましたでしょうにね一番に。比例は所詮は人気投票ですから。でも、国民党はそうは言わないでしょう、彼女を切ったからこれだけの結果だったんだと。どれも推測ですけれど。維新の音喜多さんも衆院選に続いて落ちました。小池さんについて東京都議になり、希望の党とか都民ファーストとかの中心にいた人ですが、維新に移って衆院議員になって、党代表してTVによく露出して早口で喋り倒してた人です。先の衆院選で落ち、今次もダメ。次は参政党にでも移りますか。和歌山は衆院選に続き再びに世耕さんが二階さんに勝ち、いよいよ和歌山を手中に収めましたね、二階王国の落日。これも写真や映像見るだけですが、あの息子じゃぁねぇ。大分は元社会党党首で、福島さんと袂を分かち今は立憲の元職という立場の吉田さんが、先の補選負けのリベンジ果たしました。田舎でも、というか若いのが少ない田舎こそが風吹いたら怖いという結果ですか。元々左の強い大分です(ゲジ眉の村山富市さんの大分です)が、前回は落下傘(今次敗けた現職)を選んだんですからね。そしてすっかり埋もれてメディアが相手にもしなかった石丸新党、こう言うても誰もが忘れてましょうが、ゼロです。石丸さん、勘違いだったんですねぇ。あの都知事選の成功体験を誇る(縋る)気持ちは十分に理解しますが、あれを自分の力、自分の人気と勘違いしたんですねぇ。あれだけメディアが騒げばそう思いますわねぇ気の毒に。ああ、世良公則もいましたね大阪で。さすがは大阪!で、結構票を集めてました。タレントではラサール石井が社民党でダメ。バサロスタートの鈴木大地は東京でトップ当選。今のスポーツ庁長官の室伏よりは頭よさそうに見えますけど、これも知名度の差。ひめゆり発言で大叩きされた京都の西田さんは残りました。悲喜こもごもなのですが、そんな感想よりも、今後の日本です。こんな結果にしたのは石破さんを選んだ自民党の所為です、その自民党が大負けして誰がどう責任をとるんでしょうね。麻生さんや菅さんはこう言う時だけ年寄り然として御簾の向こうです、菅さんは石破さん森山さんと並んでカメラに映ってましたが。派閥解消が効いた?岸田さんは笑ってるんでしょうかね、だからそうだったろう?って。石破さんを選んだ張本人はこの人(岸田派、宏池会)の筈ですけれど。で、また安倍ロス話ですか。死んだ者の年数えてなさいまし。

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