柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

幼稚

2022-09-18 10:49:31 | Weblog

小学校の若い女教員が、自分の希望通りに担任を持てなかったことを恨んで給食に漂白剤を入れたという事件。何とも幼稚と言うか浅薄と言うべきか・・。こんなのが学校の先生でいいのか?というごく真っ当な(従来ならば、という但し書きがいりますか。今時はこういう物言いすら差別になりますからね)感想ですが、採用の際には分かりませんからねこんな人だとは。で、ここで即馘首できない(されない)のが公務員の特権で。当の子供たちがさすがに気づいて食べなかったので惨事にならなかったそうですが、専門職の劣化は目を覆うばかりですね。仕事ぶりの劣化だけじゃなくて心の劣化、公共心の劣化。いえ、他人事ではありません、医者も十分に劣化してます、これは自戒を込めてのことですが、それにしても政治家は言わずもがな、資格や役職に守られている連中の傲慢専横不道徳そして「何じゃ?そら」。呆れて嗤ってるだけじゃ次は自分が被害に遭う番かもしれないですよ。

 小泉さんが訪朝して拉致問題を動かしてから20年だそうです。メディアが頻りに報道します、今まで何もしてなかったのに。あれはどうなった?20年間何も動いてないじゃないか!。この時とばかりに横田のお婆さんを登場させて国を非難させるのですが、この20年の内にどれだけ報道してきたというのか。ニュースバリューが失われればすぐに放ったらかしにして年に一度の記念日モノに扱ってきたのはメディアの方です。確かに安倍さんも結局何もできませんでした、マイク向けられれば必ず私が解決すると啖呵切ってましたがね。岸田さんに至っては同じセリフを繰り返すだけです、とてもこっちに気も手も回っているようには見えません。横田のお母さんの老いぶりもそうですが、同じ年月が弟たちや息子たちにも経っているのです、親世代に代わってマイクの前に立つことが多くなった彼らもオッサンになり髪が薄くなっています。20年の無為。そう言うときっと反論してきましょうが、結果は無為に違いありません。石原慎太郎がよく煽ってました、これがアメリカなら即軍機を飛ばして乗り込んで全員を救出するだろうと。それこそが国家主権だ、国民同胞を守るという国家の第一の使命なのだと。明らかに安倍さんに向けての唆しでしたが、それも聞かず(効かず)。今更感の強い報道を見聞きして思うことは多いのでした。

 

コメント
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