柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

比肩

2022-09-04 07:52:06 | Weblog

大谷の話題がメインですが、ダルビッシュも好成績です。マエケンとか菊池とかと比しても「基礎値が違う」感じですからね素人目にも。日米通算で3000奪三振だそうです。奪三振記録も金田です、400勝と4490三振。で、ググると、これがまた面白いことなのですが3000奪三振は史上5人しかいないのでした。こういう時には必ず出てくる二人、米田と小山の他にはあの野茂と近鉄の鈴木啓示。そうかぁ、記録って本当に面白いと思います。往年の大投手、稲尾は2574、杉浦は1756(意外でした、打たせて取る投手だったんでしょうねぇ)。私たちの世代の奪三振王江夏は2987、村山は2271、村田兆次は2363。西武の工藤が2859、これも意外だったのは現横浜の監督三浦が2481で上位にいます。昔ならいざ知らず日本の野球と大リーグと区別するほどのことではないのでしょうから日米通算記録の意味合いですが、張本(すっかり見なくなりました)に言わせると大リーグのバッターから三振獲るのは簡単だそうですが、それにしても大記録には違いないことです。何より長持ちしなければ到達できぬ記録ですからね、つまり長い間第一線で張ってる体力と技量、十分な価値です。鈴木啓示も大エースでした。今振り返るにこのタイプの、先発完投に拘ってどんどん勝つ投手はこの人が最後だったんじゃないでしょうか。分業化の現代には出てこない投手でした。その人たちに肩を並べる。偉業です。

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