柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

贔屓

2022-04-18 08:27:11 | Weblog

昨朝のNHK討論番組でウクライナ難民受け入れの話をしてました。そこでどこかの女性の大学教授が言うてました、今はウクライナからの難民を受け入れることを正義、善のようにメディアも政治家も伝えているが、そもそも日本が難民受け入れに積極的ではないのは事実で、今回だけ特例のように対応するのはいかがなのものかと批判してました。シリア、アフガン、ロヒンギャ。アフガンでのアメリカ軍の引き上げ、タリバンの反攻に際しての日本大使館のあの為体は記憶に新しいです、日本人に協力してくれた現地人たちを置いてさっさと帰国(逃げて)いたという卑怯です。ロヒンギャにいたっては対岸の火事そのものです。昔ベトナムからのボートピープルってのがありましたね(今どうなってるかは知りません)、その待遇が「冷たい」のが日本なのです。確かにそうですね、欧州人だけ・・という差別に見えます。日本人の気質は考えねばなりますまい、労働力不足を移民で賄えという安直案への根強い反対論が示すが如く、外人排除気質です。イギリスやフランスみたいになった日には・・という怖れ。異文化との共存は無理でしょう、これはどこまでも理想論空論です。曽野綾子(すっかりその新しい文章を見ることがなくなりました)が言うように住み分けねば無理です、すれば区画化されて欧米諸国の現在抱えている問題そのものになります。ウクライナだけが特別扱い。PCの好餌です。朝刊にも記事を見ました、今後どんどん批判が湧いてくるのでしょうね。

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