柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

快挙

2022-04-12 08:22:45 | Weblog

どのニュース番組の映像ももの足らぬもので、新記録づくめ!という振りばかりが空回りします。やはりこういう時は「読み物」です、朝刊です。どの全国紙も多く紙幅をとって報道します。ロッテ佐々木朗希投手の完全試合です。新記録はこうです、最年少の達成(20歳)、13連続奪三振、一試合19奪三振。もう一つ驚くのは球数が105ということです。100球というのが一つ目安になってますね今の時代。開幕戦でダルビッシュは好投してたのに80球で止めましたね、こういう流れです。もっとも一般に完封試合ってのは球数も少ないことが多いんでしょうが。で。新記録ということは前の記録があるわけですね、これを見るのも楽しいことで、こういうのも新聞のものです。連続三振の従来の記録は9だそうです、ホルダーは梶本(昨日ここで紹介しました、阪急の三本柱の一人)、東映の土橋。東映ですよ、遥か昔の話です、張本がここでした。そして有名なのは江夏のオールスターでの快挙。オールスターは一人3回しか投げられませんから、アウト全部三振で獲ったということです。これは映像でよく見ます、パリーグの選手がブンブン振り回してくるのを仕留めて行く胸のすく場面です。松坂デビュー戦の日ハム片岡のように。一試合奪三振記録はオリックスの野田。この人も選手生命長くなかったですが、速球投手でした。高校野球は現在楽天の松井でしたね、21でしたか。こういう結果を見ると、高校時代から騒がれていた人ですが、準決勝に長く投げて、決勝は投げささずに甲子園に出られなかったというドラマをもつ人でもあります、あの時も賛否両論噴出しましたね、監督さんは今ここでこんな逸材を潰すわけにはいかんと言うてました。慧眼との評価でしょうか。となると対照的なのは今春の近江高校の主戦投手です、一人で投げて投げて。監督さんの思いやいかにです。全ては結果論だとは言え、です。

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