柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

選挙

2019-02-24 08:22:25 | Weblog
今日沖縄の県民投票です。もう何十年も国会議員や首長の選挙の度に分断されてきた土地柄です、今更にという感想もあるでしょう silent majority には。辺野古はどんどん埋め立てが進んでいるようです映像見るに。どれも法的手続きに沿っているとの強弁は効きます。反対派の訴訟には(翁長さんが頻りに噛みついてましたが)一つ一つ反論が宛がわれて仮処分の解除のが繰り返されてきた経緯です。住民投票の結果こそが民意である、民意に沿う政治こそが民主主義だという論理・思考なのですが、それは直接民主主義という亜型の一つでしかない、今の日本は間接民主主義、議会民主主義制度を採っているのですから無理筋です。が、やる。それしかないとの「猫を噛む」案、実は安直な選択。自分を窮鼠に喩えて悦に入る。デニーさんはイケメンなだけに押しが弱い。これといった強さを出せない。だから自分を窮鼠に喩えて同情を買う、悲劇のヒーロー役に就く。そこまで言わずともいいのでしょうが、直接民主主義はポピュリズムの最たるものです。ポピュリズムが即ち悪とは言い切れぬにしても、個人の権利意識がこれだけ昂じている現在(全ては教育内容に起因することですが)においては雑多な集団での単純な多数決の危険は極めて大きいとすべきです。議員たちが優れているのではないです、これは国会中継観ていて歴然です、が、それでも責任の所在をはっきりさせておく意義は大きいわけです。それでなくとも「国の責任は誰の責任でもない」のですから。賛成・反対・どちらでもない。きっとどちらでもないが多くなりましょうよ常識的には。そう思われませんか。それとも分断選挙に慣れた県民は違った結果を出しましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする