追風

知ったかぶりするつもりはないのですが、9月9日は何の日ですか？救急の日ってのはあります、週間、月間と定めて啓発運動してます、それで正しいのではあるのですが、この手の業界の語呂合わせ記念日ではなくて、です。何の日ですか？色々な人に偶々聞く機会があって気づいたのですが正答率がとても少ないことでした。重陽の節句、菊の節句ですね。六日の菖蒲、十日の菊、の菊。あ、十日の菊？でした。
　昭和39年の東京五輪の際の聖火最終ランナー、漢字表記は坂井義則さんでした。今朝の産経新聞に詳しく載ってました、先に体の不自由云々とあやふやな記憶のままに書き散らかしましたが、そういうことは書いてなくて、広島原爆投下日に誕生した人で atomic boy と内外で呼ばれていた、そうです。訂正しますと同時に、atomic boy とはよくぞ呼んだりですね。鉄腕アトムのイメージが強かったのでしょうか当時は。それで許されたとか。これも時代ですね。今ならとても使えませんから。
　次々回の五輪東京招致を受けて（昨日休刊日でしたから今朝の一面大見出しが何だか違和感ですが）あれこれ評価されます。アベノミクスに天恵（産経）だとか、汚染水解決を国際公約（毎日）だとか。七年先に大きな需要（大公共事業です）が設定されたわけです。いいかもしれない、と多くの人の心に明るさを呼んでます。アベノミクス第三の矢がなかなか見えないところに、もちろんこれが安倍さんの説明する第三の矢ではないのですが、経済、景気という大きな括り（としか素人は捉えられませんから）ではいい方向だろう、という明るさです。汚染水問題も現実は未だどうすりゃいいんだ?のレベルですが、安倍さんもああいう場でああ言い切ることで自らに気合いの入るでしょうし、何より日本に向けてのメッセージになっているわけです。五輪より先にやることがあるでしょう?反対意見はまずこれが枕になりますが、五輪が決まりましたから本気でやります（今までが本気じゃなかったんじゃなくて、ですが）という意思表示になりますね。増税を少し後送りにして、景気の回復をしっかり確認してから（具体的に給料が上がってから）という判断決定もしやすくなるんじゃないんでしょうか。凄い追い風です。天恵です。